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勇者の血  作者: 千客万来
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新たな旅

13年前…

それは悪夢の日であった。

魔王と魔王が引き連れた大勢の魔物が西の大陸に攻め込んできたのである。

抵抗したが、兵士の9割は死んでしまった。

もちろん、一般人も7割は死亡、8割は重症だった。


だが、4人の英雄のおかげで何とか西の大陸の崩壊は免れた。


その内の2人はまだ将軍では無かったブルリ将軍とドルッキ将軍の連携で魔王の当時の1番の側近を殺した。


将軍だったパテイは大勢の魔物を殺し、魔王にも少しの傷を付けた。だが、魔王との戦いにより大きな傷を受けた。


もう1人は名前、容姿、性別、その他諸々が不明の人物である。その人物は魔王に大きな傷を付けた。

噂では片耳を取った、腹を刺した、片足を取ったなどと言われている。


魔王達が去った後、魔王との戦いによりパテイは将軍を降りた。側近を倒したブルリ将軍とドルッキ将軍が将軍となった。


そして大勢の魔物を殺し被害を抑え、魔王とも戦ったパテイは伝説の将軍と呼ばれることとなった…


センカ王が語り終えた。

「これが伝説の将軍の誕生秘話だ。」


「やっぱり伝説の将軍は恥ずかしいです。」

パテイは顔を赤らめた。


「誇らしいことではないか!」

センカ王が笑いながら話した。


「ところでロラットよ、お主の両親はどこに住んでおる?お主の両親にも礼がしたい。」


「申し訳ありません。私は西の最西端の村の人間に拾われた者ですので、両親の居場所が分かりません。」


「そうであったか。失礼なことを聞いてしまった。すまない。それではその村に礼をしよう。」


「ありがとうございます。」

ロラットは深く礼をした。


ブルリ将軍が2人の話が終えるの感じ、口を開いた。


「センカ王、私はロラットとパテイ様の力になりたいのです。2人の旅に同行しても宜しいですか?」


この質問を聞いたセンカ王とパテイは同時に口を開いた。だが、僅かにパテイの方が速かった。

この1秒未満の差が世界の運命を変えた。


「気持ちは嬉しいが遠慮するよ。ドルッキがいない今、王を守るのはお前しかいないだろ。」


パテイはブルリ将軍の頼みを断った。

この決断がロラット達の旅が苦になるか喜になるか誰にも分からなかった。


「そうか、パテイが言うなら仕方あるまい。ブルリ、すまんが諦めてくれ。」


「こちらこそ、無理を言って申し訳ありませんでした。」


少しの時間が流れた後、センカ王は質問した。

「お主らよ、次はどこへ行くつもりだ?もし当てがないならここから南にある村に行くといい。その村は古の勇者の故郷らしい。それによく当たる占い師もいるらしい。」


ロラットとパテイは目を合わせ、頷いた。ロラット達の次の目的地が確定した。


「その様子じゃ決まったようだな。今、武器の手配をしよう。」


センカ王は兵士に命じ、武器を取らせた。

武器を手に取ったセンカ王は2人に武器を手渡した。


「その剣は代々、私の家系に伝わる剣だ。他の剣とは違い、良い素材を使っている剣だ。スマンが鎧は兵士ので勘弁してくれ。さて武器も渡したし、これでお別れだ。健闘を祈る。」


「色々ありがとうございました。」

ロラットとパテイは礼をし、城を後にした。

国も後にし、南へと歩き出した…


~ここは東の大陸のどこか~

魔王は苛立っている。なぜなら捜し物は見つからず、✕✕も帰ってこないからだ。


「何をしている、✕✕の奴は。さっさと帰ってくるよう手紙を送るか。」


魔王はペンを持ち、字を書く音が鳴り響いた…




読んでくれた方、ありがとうございます!

これからは気が向いた時に公開していきます!

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