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16.光音の告白

 今までの話を聞き終えた光音は急に立ち上がり、「ゴメンナサイ」と頭を下げてきた。

 賢人は光音の肩に手を置き、七治が失踪した手がかりを見つけてくれたことに感謝し、これからも協力して欲しいと懇願(こんがん)した。

 薫子もマキさんも頷き優しく光音を見つめる。

 光音は顔を上げ皆の顔を見ると、意を決したように話し始めた。


「そのアンガスの日常という本を書いていた人物、木村一高は僕の父です。父は今、ゲーム会社の研究員として働いています。父は好きなことに没頭すると周りが見えなくなることはよくあります。でも、犯罪を犯すような人間ではありません。父が何か関わっているなら、僕が話を付けて必ず橘先輩の弟さんや行方不明になった方々を見つけ出します。だからどうか、最後まで付き合わせてください。お願いします」


 光音がゲームの話をしたときから様子がおかしかったのは、父親の仕業(しわざ)かもしれないと思ったのか。当時のゲーム会社は廃業しているはずだ。何か繋がりがあるのだろうか。

 しかし光音からは父を尊敬している気持ちが強く感じられる。父の仕業だったらこの先父親を信じられなくなるだろう。

 それでも手を貸してくれるとは、何て肝の座った男だ。賢人は立ち上がり、光音の手を取り固く握手した。


「よろしくな、光音」


「ハイ、橘先輩」


 力強く握り返してきた光音。これで真実がわかる。本当に七治は異世界へ召喚されてしまったのだろうか。

次話から弟捜索編に入ります。



■プチっと業務連絡

2022年11月、VOICEVOX(音声合成ソフト)を使って音声化はじめました。ストーリーは変わりませんが、文脈をいじってます。整理できたら随時更新していきます。@siropan33_youで公開中。


▼朗読動画の再生リスト

https://www.youtube.com/playlist?list=PLqiwmhz1-5G0Fm2iWXSjXfi1nXqLHzi_p

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