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冬【詩or短文】

寒かろうと

作者: ふみわ

あんまり寒かったので、こんな感じになりました。

 いつだって朝になるのだ。

 朝になれば起きなくてはならない。

 温かい布団から出なくてはならなくて、更にもっと寒い外に出なくてはならなくなる。


 たとえ温かい格好でも、冬の外気は隙間を見つけて入ってくる。狡猾だ。


 ああ、ああ、今日も私は外へと行く。

 寒かろうと、寒かろうと──寒かろうと出ていかなくてはいけないのだ。


 惨い。あまりにも惨いと思う。

 それでも寒いのは惨いなんて愚痴る訳にもいかず、明日も明後日も、冬が明けるまで、耐え忍んで出掛けるのだ。


 たとえ、どんなに寒かろうと──。

早く暖かくなりませんかねぇ。

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