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朝、官庁に出勤する。本当はフィールとで遊んでいるはずだったのに・・・と思っても書類はなくなってくれない。目を通している書類は管理フィールドの陳情書を読んでいる。大半は調節を早く!!と言うものが多い。たまに、討伐隊の副隊長さんに告白するにはどうしたら?という恋の悩みも入っている・・・こいつ等大丈夫か?と思いながらそれら変な陳情書は外している。
「やっぱり、奥の方が多いな。ちょうどいい感じに天気が続くみたいだから馬車に乗って旅に行こうかな?適当に熟練者さんたちと弟子たち連れてピクニック行っていい?今の時期なら当主必要ないでしょ?」同じ部屋で書類整理している兄に聞いてみる
「どのくらいの日程だ」書類から目を離さないで聞いてくる。出来た書類は文官さんが持っていくから山はできないけど本当に優秀さんだな~
「移動期間を含めて1か月くらいかな?奥のフールに行って採取したい薬草なんかもあるし。あそこの森って楽しいから好きなんだよね」ウキウキして答える。移動なら討伐部隊を出せると奥に行くと害獣も多くなるからレベルアップになるだろうし・・・
「奥か。それなら新人を連れて行けばいい鍛錬になるだろう」横で話を聞いていた博昭さんが呟いている。部屋にいる文官が馬車を用意だ!!食料の準備だ!!など騒いでいるけど決定してないよ?
「そのくらいなら大丈夫だろ。フィールドをめぐる感じにしていけば調節が行き届くだろうだろ。中央はまあ、従来の者たちで回すようにすればいい。奥は危険だとか言って出張しないからな。ぐるっと回るから3か月ほどか。それくらいすれば本格的に乾季になるだろうし。奥は水源が豊富だから乾季になったら調節はいらないだろ?その代り中央は水分がなくなったりするから霧や小雨を用意しないといけない。出張から帰ってきたらそのくらい出来るようになるな。うん。許可する。ただ危ないから討伐部隊も新人と中堅を混ぜてな」と言いながら書類を発生させる兄。あれ?提案がかなりのスピードで現実化していませんか?
「そのくらいの期間があれば、新人も使えるようになるだろう。優希の息抜きにもちょうどいいだろう」そう言いながら鍛錬所に行く博昭さん。出張組の選抜をしに行くんだろうけど、息抜きって?まだ来たばかりだからそんなにイライラしてないよ?
「乾季になったら顔出しに行かないといけない人たちも帰ってくるだろうし。定期的に出張を出してガス抜きが必要だな。お前は顔出ししたらすぐにお役御免でいなくなるから良いけど、交渉事は本当に面倒だな」ため息をついている兄。大変だな交渉事は面倒だからなー
「そうだ。本家から交渉事の人をくれるって言ってたよ。他の分家でで使えるから好きに使えって言ってた。総一郎さんが。面倒事はすべて人に丸投げして言い?って聞いたの私」親族会議に決定したことを教えると
「そうか。それだと少し負担が減るな。そうだ、優希本家にいいものを回収して来てね」すぐに機嫌が直る。と言うか明らかに仕事をしすぎなんだよ兄は。分担できることはと言ってもスピードが遅すぎるから自分でやる方が良いというくらいだから、今回来るの人たちは分家の人たちだから兄がイライラしなくても良い人材だろう。文官たちも雑用の仕事が減って休暇もとれるだろう。利権がとかうるさいのは本家で対応してほしい。乾季は農家さんが動き出すから書類も討伐も多くなるから面倒事は本当に辞めて欲しい。そんなことは暇な雨季にしてほしいと言いたいが、国は雨季の方が大変だから乾季で利権とか言い出したいのだろ。
「利権関係はおじさんたちが処理してほしいな。本家とおじさんたちが手を組めば国王さんを黙らせることもできるだろうし。力あまり余っている第二王子とか出てくる前に止めたいなー。乾季で暇なら仕事しろって言いたい。乾季は民草は忙しいのに食止めしてやろうか?」書類を見ながら呟いていると
「余り危ないこと言うと」兄がよすように言うと同時に首筋に剣先がある。
「暗殺なんて面倒なことしなくても良いのにね。と言うかそんなに信用無いならやめさせればいい」脱水をしながら言うと
「それが出来ないから困っているだろうね国は。民草は我々管理の者に信頼を寄せている。貴族たちは利権・利権とうるさい。直接統治したくてもそのすべがない」分析する兄
「それなりに修業したら血筋なんて関係ないでしょ調整なんて」不思議に聞いてみると
「従うものたちが居ない。このフィールドならうちの者じゃないと上手にできないんだよ。そういう風に契約を結んでいるんだ」
「誰と?」困った顔をしながら兄が教えてくれる
「大地とだな。フィールドを調節するためこの地に頑張った一族たちじゃないと大地がゆるさい。熟練たちもお前が雇っているからと言う名目があるから出来るのであって、流れ者がいきなり調節しようとすると逆に大地に飲み込まれる」驚くことを言う兄。
「そうか。だからここだと陣の発動が楽なんだ。いろんなところに出張することが多いでしょ水球師って。やっぱり知ら居なところだと案内役の人が居ないと殺気を感じる時があるけど、そういう場所なんだと思っていたんだよね」納得していると
「危ないところにはいかない方がいいよ。奥だって優希じゃないとできない所が多いだろうけど」
「奥は皆さんにフォローしてもらっているけどな。調節は私がしているけど?」いつもそうだから今回もそのようにする予定だけど
「そのほうがいい。奥に行くまで温存した方が良いよ。疲れると成功率も下がるだろうから」ニコニ話している兄。
出張をするために粗方中央の事を消化していく。今までいた人たちにやり方を教えろと言われたが何についてだろう?
「と言うわけで、何を教えて欲しいのか教えて欲しいんですけど?」リーダー格に聞いてみる。リーダー格は雄一さんと言うちょっと官僚様だ
「何をと言われればすべてだ。遠距離発動・多重発動が要望が多いな」テーブルについて話しているけど、気迫がすごいです。逃げちゃダメ?っと後ろに控えてくれている明華さんを見ると首を振られた
「えーっと。遠距離発動は比較的簡単ですよ」ビビりながら言うと何!!と言う感じで迫ってくる。
「説明しますから少し離れてください」お願いすると。すみませんねと引いてちゃんと座りなおしてくれる。
「陣を発動するときって調節が簡単に出来るように頭上か足元にしますよね?そうじゃなくて足元に出した陣を調節をしなくても良いようにきっちり作り上げて力を流すと遠距離でも可能です」説明しているとクエッションマーックが浮かんでいる顔がある。
「説明しただけでは解らないだろうから」紙に遠距離で主に使っている陣を書いて見せる。指定場所・水分・規模を細かくしている
「この水分・規模は畑によって違うので注意が必要です。規模は畑の大きさ・水分はわかりますよね?」聞くと頷く
「しかし。すぐに発動しないのはどういうことだ?」不思議に思うのは仕方がない普通は陣を書くとすぐに起動するものだから
「魔力なしで書いてますから」それを聞いてはあ?とした顔をしている。そうだろうね。普通はそうですよね?陣を書くにも発動するにも魔力が必要ですね。普通は、書きながら魔力を込めて発動するんです。慣れてくるとそれが一連の作業として無意識で出来る
「普通は魔力を込めながら書いて発動する。普通はね。でも、書くだけの魔力を込める。指定場所を足元から畑にすると勝手に移動するからそれをパスを通して魔力を込めると長距離発動になるんですよ。パスはわかりますよね。自分の陣とつながっている感じはわかりますよね?」聞くと頷くが納得していないようである。
「慣れていると感覚がわかりずらいと思うけど、ちょっとやってみてください」そう言うと魔力を込めながら書き始める官僚さん
「多すぎると勝手に発動するから少しでいいですよ。目標をコップにしますか」と水を入れたコップを出す。むむむと言いながら魔力をセーブしている。書き終わるぐらいに
「コップを指定して」と足元と書いてあるところを目の前のコップと書き直してもらっう
「で発動」コップの上に勝手に移動する陣を見て驚いているが足りない魔力を注ぎ込んでもらうとコップの水が無くなり水球になった
「簡単でしょ?やり方がわかると」さて帰りますか。立ち上がるといまだに官僚さんはムムムと唸っている。なんででしょう?帰り道後ろをついてきてくれる明華さんに聞いてみると
「簡単と言えないのでは?指定場所も書き換えられる事を知らない人も多いと思いますから」
「そうなんだ」
「そうですよ」ニコニコと笑いながら肯定している




