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彼と彼女の迷宮えれじい  作者: 三澤いづみ
第一部 『彼と彼女の出逢い、あるいは地下迷宮の魔』
1/62

一、汝の求めるものは


一、


 ソエモンが迷宮に潜ったのは、相応しい武器を求めたからだ。

 店売りの出物を探すのも良いし、世には神域に達した鍛冶屋もいるだろう。だが、どちらにせよ高いのは変わらない。


 ソエモンにそんな稼ぎはない。では、どうすべきか。

 遺物、すなわち大破壊以前の業物を求めれば良い。これなら自力で手に入る。遺物は迷宮で手に入ると聞いた。容易くはないが、前例が無いわけではない。


 命の危険はある。

 良い武器は迷宮の奥底に眠っているし、魔物の強さも相応で、恐ろしい罠もある。だからどうした。己が身を危険にさらし、力を頼みに栄光をつかみ取る。

 腕を磨くには絶好の機会である。

 剣士たるソエモンにとって、これほど良い環境が他にあろうか。


 というわけで。

 ソエモンはカタナを求めて、今日も迷宮に挑んでいる。


 迷宮の朝は早い。山ほどの探索者が夜明けを待っている。

 地下迷宮の入り口は、町はずれにある壊れた遺跡の奥にあった。現在は地下十階が最下層であると推測されている。


 以前は全五階の枯れた迷宮とされ、宝物を総ざらいされたあとは、魔物がうろつくだけと思われていた。最近起きた地震により地下六階以降があることが判明した。

 まだ財宝があるはずと、噂が流れ始めてからは早かった。


 地下七階に最初に到達したパーティーが豪遊しているのは事実だった。冒険者にとって情報は生命線である。詳細こそ分からないが、財宝を手に入れたと思われた。

 ソエモンも噂に引き寄せられたひとりだ。最初は有名な迷宮都市を目指したが、途中で路銀が尽き、近場で探した結果がここだった。


 迷宮の財宝は早いモノ勝ちである。

 ソエモンは一人だった。一人で迷宮に潜るものはほとんどいない。迷宮は六人が基本とされる。これ以上になると危険度が跳ね上がる。

 七人以上が近くにいる場合、同じ階層のモンスターが感知してしまう。分散すれば、この感知からは逃れられる。結果、六人が限度とされた。


 足音を立てたり、明確に視認されれば、一人でも気づかれる。

 二つ以上のパーティーが顔を合わせた場合も大襲撃は起こる。迷宮内での会話は挨拶程度にして、即座にどちらかが立ち去るのが常識である。

 地下六階で六人と出くわした。挨拶して去ろうとしたところ取り囲まれた。

 大柄な男のなかに、一人だけ小柄な男がいた。短剣を手にしていて、目つきはひどく鋭い。リーダーと思われた。


「へへッ、良い剣持ってるじゃねえか。それ置いてけよ」

「これを手放したらモンスターに食われて死ぬんだが」


 武器の目利きは出来るのだな、と小さく笑った。


「死ねって言ってんだよ。頭悪いなオマエ」


 迷宮都市と異なり、冒険者の質が悪いのは当然ではあるが、欲に目が眩んだにしても性質が悪い。地下五階までの地図が出回っていることも原因のひとつだ。

 迷宮で一人は、格好の獲物と見えてもおかしくない。

 六対一。

 相手の強さ次第では、厳しい戦いになる。迷宮は死の危険と隣り合わせだ。相手は罠やモンスターとは限らない。


 ため息を吐くソエモンと対照的に、薄笑いを浮かべながら、強盗たちは各々の得物を振りかぶっていた。

 六人はソエモンのことを見くびった。彼らは強さに自信がある。一人が相手であれば容易く殺せると考える程度には。

 同じことはソエモンにも言える。一人で潜る男が弱いはずがなかった。


「なッ! テメエッ!」


 抜き打ちで、近くにいた男を切り伏せた。

 リーダー格の男は激高したが、一人で飛びかかって来ることはなかった。五人が刃物を煌めかせた。

 弾いた。抜き放った剣で、ソエモンは一息で二人の長剣を払い、振り返ると、背後から振り下ろされた斧、それを握る手首を斬り飛ばした。

 禿頭の斧使いは呻きながら転がった。両の手首から先が存在していなかった。


 敵に動揺が見えた。

 体勢を崩した右の男の喉を切り裂き、左の男の胸を突き殺した。

 リーダーが執拗に迫って来たが、突き出された短剣を躱して、余裕を持って斧の男の隣にいた若い男の腹を抉り、ついでとばかりに蹴り倒した。


 リーダーの判断は素早かった。惨状に目を見開いて即座に逃げ出した。ソエモンは転がった長剣の一本を手に取り、思い切りよく投げた。

 音でも聞こえたか、リーダーは身を捩り、長剣はその頬を掠めた。

 振り返りもしないで男は走る。もう一本を投げることも考えたが、投擲には向かない武器だ。ソエモンは地面に転がった死体と、残った男を眺めた。一応、四つの死体すべてにトドメを刺しておく。


「逃げたやつの名前はなんて言うんだ」


 痛ぇよう。両の手首を断たれ、地面で呻いている男は、ぼろぼろと涙を流しながらうわごとを漏らしている。

 アニギィ、おでを見捨てないでくでよぅ。声には嗚咽が混じり、血の臭いにまみれた迷宮の通路を悲しげな声が満たしている。


「失敗だったか」


 走って追いかけるのも躊躇われた。やたらと物音を立て、駆け回ることで良い結果にはならない。

 斧の男は脅しても無駄だ。血が流れすぎて、助かる見込みもない。ひたすらにくぐもった声を漏らすばかりで、やがてその動きも止まった。

 休憩も兼ねて、彼らの装備品を漁っていると、真っ赤なローブを身に纏った少女が通路の奥から現れた。そっちはリーダーが逃げ去った方角だ。


「ねえ、何やってるの」

「見て分からないか」

「供養?」

「そうとも言う」


 迷宮の通路に装備を転がしておくよりは、地上に持ち帰って売り払うなり、自分のものにしてしまった方が良い。

 ソエモンが顔を見る。こんな僻地の迷宮には似合わない美しい少女だった。


 人形めいて整った顔立ち。自分の力量を疑わない佇まい。

 冒険者には珍しい長い髪は、ローブほどではないが赤みがかって、瞳には炎の煌めきが見え隠れしている。声は静かで、少女らしい響きはあるが、決して甲高くはない。

 ソエモンは見上げた。慣れていると言わんばかりに少女は声を紡いだ。


「シルバーウルフに食い殺された死体があったけど、何か知ってる?」

「小柄な男だったか」

「さあ? あれじゃ背の大きさなんか分からないわよ」

「短剣を持ってなかったか」

「これのこと?」


 おそらく同じだ。あの男が手にしていたものと。


「お前さんも供養したわけか」

「良いナイフよ。遺物だし」


 魔術の付与されたナイフかもしれない。何の効果も持たない可能性もあるが、遺物となれば、数百年以上前に作り出された武器である。


「使い方は知らなかったのかもね。上手く使えばシルバーウルフくらいは追い返せたでしょうし。……ものは相談なんだけど」

「そっちの権利は主張しないから、好きにしてくれ」

「いいの? 遺物よ?」

「俺のもんじゃない」


 自分で切り捨てた相手であれば怒る気にもなるが。


「あたしを襲って、このナイフを奪う選択肢もあるわよ」

「力量を見誤って死んだ間抜けが六人もいたんだが、どう思う?」

「馬鹿じゃないかしら」


 少女はふうん、と唸って、ようやく瞳の色に感情の炎を灯した。


「お兄さんとあたしとだと、だいたい同じくらいじゃない?」

「同じ程度と見えたなら、相手の方が多少強いと考えることにしてる」

「どうして」

「自分のことは分からないもんだからな」


 笑って、少女は頷いた。


「それもそうね。遠慮無く貰っていくわ。あ、お兄さん」

「なんだ」

「一人は止めた方がいいわよ。あたしの見たところ、お兄さんなら地下七階に降りても簡単には死なないけど……先に進むのは面倒でしょうから」


 事実だろう。騙す意図は感じられなかった。

 片手でひらひらと、ナイフを弄びながら、少女は去った。

 楽しげな足取りだった。凶悪なモンスターがひしめく迷宮には不似合いなほど、少女は華やかな空気をまとっていた。



 奥に進む気分ではなくなった。状態の良い武器だけを確保し、通路を引き返すと、なるほど少女の言うとあの男の残骸があり、その周囲にはシルバーウルフの群れ、数にして十数匹が焼き殺されていた。

 通路は迷宮の頑丈さゆえか、目立って傷ついた様子は見受けられない。ただ、こんがりとした肉の匂いが立ち上っている。


 六人と一人。合計七名は、モンスターに察知される人数である。


 七名であった時間こそ少なかったが、モンスターの多くが知覚した。一斉に集まろうとしていた。あのリーダーの男は、そうとは知らず群れの近くに飛び込んだ。

 恐るべき腕だ。あの少女は、一人でこの数のモンスターを殲滅したのだ。


 魔術師、あるいは遺物の力を用いたのかも知れない。

 その光景を目に焼き付けて、ソエモンは脇を通り抜けた。


 迷宮から出ると、夕刻に入りかけていた。崩れた天井から朱い空が覗いた。


「遅かったわね、お兄さん」


 遺跡の敷地から抜け出す瞬間、声を掛けられた。遺跡の外には探索を終えた冒険者たちが思い思いに過ごしている。帰り支度をするもの、休憩中のもの、分け前で揉めるものと様々である。


「名乗るのを忘れてたから、今名乗るわ。あたしはアーシャ。アーシャ・セッテ・フェルマータ。お兄さんの名前は?」

「ソエモンだ」


 郷里においては意味がある名だが、半ば出奔した身である。


「ソエモン? 珍しい響きの名前ね」

「東の出だからな」

「ああ、そういえばそうね。黒髪、黒い瞳、ついでに年齢の分かりにくさ。言われてみれば東方のひとの特徴じゃない」


 ふむふむと頷かれた。

 可愛らしい動きだ。年齢相応の仕草を覗かせて、じっと、見つめられた。

 炎の瞳だ。揺らめく炎が、瞳の奥で煌めいている。彼女は長い時間見つめていたが、やがて覚悟したように、そっと口を開いた。


「ねえお兄さん、お願いがあるんだけど」

「……なんだ?」

「あたしのこと、守ってくれる?」


 その瞬間、遺跡の影に潜んでいたと思しき人型の影が、一斉に飛び出した。

 真っ黒な影に見えたそれは魔物だ。人間の形をした魔物が、アーシャを、そしてソエモンを殺そうと襲いかかってきたのだ。

 周囲にいた冒険者たちは我先にと逃げ出した。


「答える前に巻き込むのはずるくないか」

「特急料金は弾むわよ」

「いくらだ」


 人間には存在しない巨大な爪を振るって、アーシャを引き裂こうとしている。彼女はこともなげに避けた。その一匹は瞬時に後ろに引いた。

 全部で六匹だ。危険な影は、するすると音もなく周囲を回っている。

 その隙間を縫うようにして、アーシャの声が響いた。


「ソエモンの望み、叶えてあげる。あたしに出来ることであれば、なんでもいいわ」


 一瞬だけ、息が詰まった。


「白紙の委任状を渡すとか、アホだろ」

「そうでもないわよ。剣が欲しいんでしょ? あたしには心当たりがあるわ」


 強気な声だった。


「俺のことは調査済みってことかよ」

「いいえ。知ったのはさっき。でも、当たったでしょ?」

「方法は?」

「聞いただけよ。さっき逃げていったお兄さんたちから」


 冒険者も迷宮の外で会えば世間話はするし、酒場で馬鹿話に興じたりもする。

 ソエモンは目的を特段隠しているわけでもなかった。

 六匹は連携して、矢継ぎ早に爪を振るう。攻撃の瞬間にだけ巨大な爪が生み出され、間合いが掴みにくく、代わる代わる攻撃を仕掛けられると厄介極まりない。


 ソエモンは障害物扱い、アーシャに対しては殺意たっぷりの凶爪で攻め立てる。

 アーシャはナイフで捌いてはいるが、それにも限界がある。防御に徹しているが、反撃するだけの余裕は窺えない。

 合間に会話していられるのは、影がアーシャに集中するべき攻撃、その一割ほどをソエモンに振り分けているからである。


「情報は大事だな」

「そうね」


 アーシャは息を切らせていない。最小限の動きだが、いつまでも続くわけがない。


「期間は」

「あたしがこの迷宮の最下層に辿り着くまで」


 一呼吸だけ間が空いた。ソエモンの答えを、アーシャが待った。


「別の報酬を選んでも良いか」

「え?」


 その答えは予想外だったのか、困惑した声を挙げた。

 爪に合わせて軌道を逸らし続けたナイフ、その動きが僅かにずれた。

 機を逃さず、影は一斉に襲いかかってきた。影は人間ではなかった。だから互いの身体に邪魔されることなく一切の隙間無く、その凶悪な爪によってアーシャの首を、顔を、心臓を、腹を、足を、すべて同時に切り裂こうとした。


 ナイフによる防御は間に合わず、避ける余裕は無い。アーシャは呆然としながらも、身を捩って回避に努めようとした。反射的な動きだった。ソエモンが踏み込み、アーシャに振り下ろされた爪を弾く。

 ここまでソエモンは自分に向けられた攻撃のみを軽く打ち払っていた。


 それを変えた。

 回避困難な六つの爪撃は、揃いすぎていたゆえに撃墜された。ソエモンの並外れた膂力が無ければ成立しない、落ちてきた壁を丸ごと弾き返すような所業である。

 モンスターに驚愕があるとすれば、その瞬間にこそ生まれた。


 斬られていた。影たちは、爪ごと易々と切り裂かれていた。鋼より硬い爪であった。遺物のナイフと同等の硬さを持つ爪であった。

 それが両断されていた。

 六つの爪が。六つの影の身体が。まるで液体のように融けて、影が地面に消えた。爪を失った影たちは身が崩れるままに任せた。

 砂混じりの柔らかな土に影の名残は緩やかに溶けていく。


「話の続きだが」

「え、あ、えと」


 ぽかんと口を半開きにしたアーシャが、ソエモンを見上げた。

 年相応の少女だった。そこにいたのは、可憐で儚げな、美しい少女だった。


「あ、別の報酬、よね。……ソエモンは何が欲しいの?」

「アーシャ」

「ん」


 呼ばれたと思い、アーシャが目を丸くして、続きの言葉を待った。

 ソエモンは、もう一度言った。


「アーシャ」

「だから、なによ」


 それまでと違って察しの悪いアーシャに、ソエモンは重ねて言った。


「お前が欲しい」

「……え。あれ? えと、ん? そういうこと? そういう、こと?」

「そういうことだ」


 混乱は分かったが、ソエモンとしては他に言うべきこともない。

 あたしに出来ることであればなんでも。そう言ったのはアーシャだ。

 だから自分の望みを言った。それだけのことだった。


 たっぷり一分、アーシャは硬直した。正確には数秒固まり、あとはひたすら思案している表情だった。目を瞑ったため、炎の瞳は閉ざされたが、代わりに燃えるような赤さの耳と頬が覗いていた。

 まぶたが開いたとき、アーシャの瞳の奥には、覚悟の光が赤く輝いていた。

 どんな条件を出されても、必要であれば受け入れる。その決意が感じられた。


「今からあたしはソエモンのものよ。でも――契約は果たしてもらうからね」


 ソエモンは頷いた。最下層に到達するまで、アーシャのことを守る。

 元よりそのつもりだった。


「もちろんだ。仲間を守るのは、パーティーを組んだ者の義務だからな」

「……ん?」


 アーシャが眉をひそめて、首をかしげた。


「ソエモン。ちょっと聞いていいかしら」

「なんだ?」

「どういう意味で、あたしが欲しいって言ったの?」

「パーティメンバーとしてに決まってる。地下七階以降は一人だと難しいってのも嘘じゃなさそうだし」


 ソエモンとしては、一番自分に得になる選択肢を選んだつもりだ。

 どんな勘違いをされたのかは分かっている。少々幼いが、美少女である。胸も多少あるし、若さゆえに肌は滑らかだ。気の強そうな表情を別の色に染めるのも悪くない。


 抱きたくないわけではないが、これから二人して迷宮に潜るのだ。

 好感情を持ってくれる相手だ。良い関係を保つに越したことはない。

 ソエモンは深く尋ねるつもりはなかった。

 アーシャは、どこか怒りを帯びた表情で、だが安堵混じりに瞬く瞳。


「……いいわ。迷宮で、あたしの力を見せつけてあげるから!」

「楽しみにしてる」

「ええ!」


 街の方角に歩き出すアーシャを、ソエモンはゆっくりと追い掛けた。


「まずは剣を買い換えないとな……」

「えっ?」


 呟いた声を拾い、アーシャが立ち止まった。ソエモンが鞘から抜いた剣には罅が刀身全体に広がっていた。

 あの影の爪を切り裂くため、剣が一本犠牲になった。

 アーシャがわずかに申し訳なさそうな顔をする。


「金を貸してくれ」

「ソエモン、あんたそれくらいすぐ稼げるでしょ」

「俺は剣士だ」

「……ええ」

「剣の無い剣士に、何が出来ると」


 ため息を吐かれた。長々と。


「貸しひとつよ」

「覚えておく」


 わずかに残った太陽の光は、夜に飲み込まれたように消えた。

 暗闇の押し広げられた空には、いくらかの星々の輝きが落ちている。


 手にした小さな灯りを頼りに、いつしか二人並んで歩く。

 横に伸びた街の灯が、温かな明るさで、ぼんやりと広がっていた。



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