交換しない?
そしてその子の後ろを通り過ぎようとしたその時!
腕をガシッと掴まれた!「きゃー!!」
しずかはびっくりして大声で叫んだ。
「交換しない?」しずかはその子を見て凍りついた。
一瞬誰だか分からなかったがすぐにその顔を思い出したのだ。
以前靴と交換したサンダルの持ち主の女の子だ。
以前とはまるで違う雰囲気だった。
その子はしずかの腕を掴んで離そうとしなかった。
「この靴のせいで人生めちゃくちゃよ!交換して!」
「いやよ!とても気に入ってるんだから!」
その腕を振り払いその場から急いで立ち去った。
その子が追ってくる事はなかった。
何ヶ月かたったある日、昼間にあのサンダルの持ち主の女の子が偶然前から歩いて来た。
とても明るい表情だった。そしてその子はとてもおしゃれなピンヒールを履いていた。
それを見てしずかはとても安心した。
そしてその子とすれ違った瞬間
「交換したの!」と明るくどこかに指を指しながら話しかけて来た。
指の指す方へ目をやると、、
そこには以前の自分を見てるかのような光景が飛び込んできた。
虚ろな目をした女の子が橋の上に立っていたのだ。
驚きと恐怖でしずかは急いでその場を立ち去った。
あの靴は今でも交換され続けている事だろう。
次はあなたの元に届くかもしれませんね。。。




