ちょ、とりあえず落ち着こう!
シクシクシク…検査室に響くミミーさんの泣き声。
「ごめんなざいにゃー!!蜜柑ちゃんにクール系受付嬢って思ってもらいたかったのに、やらかしたにゃー!」
「シゴデキお姉さんなミミーさんも素敵ですけど、頭がおかしなミミーさんも語尾がにゃーな猫娘なミミーさんも好きだから無問題ですよ!!」
「どさくさに紛れて頭おかしいって言ったぁ!?」
「ミミー諦めろ。バレちゃってんだから…」
ギルマス…もっとフォローの仕方があるでしょうよ。
あれ?いちごちゃんがフルフル震えてる⁈
「いちごちゃん、大丈夫?寒い??」
「大丈夫じゃないわよー!!!私が目立つ役どころのはずなのに、ギルドに着いた途端存在感ウスウスになっちゃったじゃないの!色気担当は私のはずなのに、ウサ耳、イケおじイケボイス、スカウ「パワーレーダーな。」…とにかく属性多すぎ色気うさぎ野郎もいるわ、クール系と見せかけて豹変しすぎなクッコロ猫娘もいるわ…蜜柑ちゃんもノリノリだし、作者も欲望のまま書くし、皆おバカさーん!!!もう大根の里に帰るー!」
「いちごちゃん、まさかきのこの「おばかー!たけのこもあるわよぅ!!いちごちゃんのスカポンたーん!!!。゜(゜´Д`゜)゜。」
いちごちゃんが泣きすぎたからか、シオシオ萎びてきた囧これどうしたらいいの⁈
「野菜の精霊はすいぶ抜けちゃうと力出ないんだ。ア◯パ◯マンが水に濡れると力出なくなるのと一緒だな。元気にするには栄養たっぷりな土に埋めて、聖水をかけてあげないと、干し大根の精霊になっちまう。普通の干し大根はうまいけど、精霊は干し大根になると数日で消滅しちゃうから、すぐに対応してやんな。今回はなんだか俺たちのせいでもあるみたいだから、ギルドから詫び石ならぬ、詫び精霊用の栄養土と聖水を渡すから、蜜柑達が暮らす予定の家の庭に埋めてあげな。ミミー!すぐ案内するんだ!!」
「承知いたしました!」キリッ
「いちごちゃん!すぐに助けるからね!!」
―いちごちゃんはどうなるのか…
作 いちごちゃん、萎びちゃいましたね…
い 作者のせいでしょ!!
作 欲望のまま書いて楽しかったから…次回は野菜生活が始まる…はず…