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第二十七話 炊飯器

かさ増し 前話 GO

そろそろ140pt行きそう

アルカがキャンプをしているところから異臭が! ……何かが焦げたような臭いだ。まさか……襲撃!? 


「ししょー、 ご飯が!」


違うな。ぜんぜん違うな。ただ単にアルカがご飯を焦がしただけだった。そういえば、炊飯器ってないのか? ご飯を炊くのに飯盒しかないとは……魔導具とかいう電気より有能っぽいものがあるのに、何で思いつかないんだ? ……あれか。中世ヨーロッパに機械技術を渡したけど馬車の馬を機械にしただけで車を作らなかった話と一緒か。結局は発想がないとどれだけ良いものがあっても作れないんだな。だがしかし、私は発想がある! 私の発想ではないけどね。とりあえず【魔法都市行ったら作るものリスト】に炊飯器入れておくか。


「はあ、変に絡まれたりしたから……」


ごめんよ、全力で【スカイウォーク】使ったら間に合ったかもしれないが、テンプレなるものを楽しんでみたかったのだよ。許してくれ、魔物たち。今日のご飯は2時間ほど遅れそうだ。


「なあ、アルカ。後、どれくらいでルナガーンにつくんだ?」


「えーっと、後は……3…2日くらいじゃないですかね。途中で街を経由していっているのでちょっと時間がかかってるのでそれくらいじゃないですかね」


なるほどな。というか、なんか面倒くさくなってきたな。もう、【空歩(スカイウォーク)】使っちゃおうかな。いや、ブラキスとモルトは極風魔術覚えてねないな。


「モルト、ブラキス。明日からモンスターは頑張って風魔術で倒しておいて」


「ちょっと前後のことをしゃべってくれない? それだと分からないよ」


おっと、ごめんよ。


「極風魔術を覚えたら空を跳べるから覚えてほしいんだよ」


「「あー、はいはい。了解。(りょうかい)」」


■■■


「やっとついたぞー!」


「「「「おおおおおおー!」」」」


そう、やっと、やっと! ルナガーンに着いたのだ!


「やっと、アルカが炊いた以外のご飯が食べられる!」


モルトくん、あまり大声でそのようなことを行ってはいけないのだ。アルカがブチギレると大変だからね。


「え? なにか言いましたー?」


「いや? 何にも言っていないぞ?」


「あ、そうですか」


あぶね、聞こえていなかったっぽい。ラッキー


読んでいただき、ありがとうございました。

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