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第二十四話 進化

「よし! 馬……じゃなくてもいいけれど、移動用の魔物をテイムするぞ」

「了解です、師匠」

「ねえねえ、ぼく、しんかすれば『アサシングレイトドラゴン亜種』になって、しんちょうがぐーんってのびるから、みんなをはこぶくらいには大きくなれると思うよ」


ほう、そうなのか。というか、進化ってあったんだな。だが、進化ってどうやってするんだろう。転職みたいにダー○神殿? いや、○ーマ神殿なんてものはこの世界にはないのか。じゃあ、尚更どうやって進化するんだ? 『進化のいし』なんてものがあるのか? ないか。


「えーっとねえ、しんかはね? 『しんかせき』がいるんだよ」


……合ってた。まじかよ。進化石って……ポケ○ンか!


「あ、私、進化石持ってますよ。進化石は、進化した魔物を倒すか、ダンジョンの最深部のボスを剥ぎ取ると出てくるときがあります」


なるほど、じゃあ、みんなを進化させられるのかなあ。


「師匠、進化石には、ランクと属性があるんですが――」


ちゃんとしすぎていて、要約する必要すらなかったのでそのまま乗せると……


・進化石には、Sランク、Aランク、Bランク、Cランクがある。

・進化石には、水、火、風、土、光、闇の六属性がある。

・六属性は、魔術の『基本六魔術』と同じである

・ランクによって、進化したあとのステータスに差ができる

・属性によって、得意魔術、苦手魔術と得意耐性、苦手耐性が決まる

・進化石には、幻の虹属性と呼ばれるものがある。

・虹属性は、得意属性が、全てになり、得意耐性も全てになる。

・虹属性は、苦手属性、苦手耐性がなくなる(チートかよ。)

・幻なくせにアルカが持っている(なんでやねん!)

・進化石の使い方は、石を口にし、(嫌だな……)魔力に順応しなければならない。

・魔力の順応には、平均的に2〜3日かかる。

・進化は、ある程度、自分の好きな進化ができるので、同じ種族でも、使える魔 法が違ったり、違うスキルが使えるようになることもある。


といったところだ。こういう説明を聞くと、アルカが脳筋かどうかが怪しくなってくる。本当はめっちゃ賢いんじゃないのか?


「して、アルカ、虹進化石って、何個ある?」

「えーっと、6個ですね。みんなを進化させられますよ」


虹進化石は、かなり地下の、超高純度魔力溜まりというところに生成されるらしい。そんなところがあるなら、そこから魔力を引いて、魔導具を動かす、みたいなことをできるんじゃないのか? ルナガーンに到着して、魔導具の作り方を習ったら、超高純度魔力溜まりを探すたびに出てみる……とかもいいかもしれないな。


「よし! じゃあ、今すぐ進化するか!」


「了解です」


「あたいは、人化できるようになりたいねえ」


「ふみゅみゅ! ふみゅみゅみゅみゅみゅみゅ!(なにそれ! 私もやってみたい!)」


「ぼくは、ふつうにでっかくなりたいな」


「我は、人化というものに興味はあるが、魔物体型のままのほうが、戦いやすいと思うがな」


■■■


へいへーい、2日経ったが、どうなっているだろうか……。私は、一旦【空中歩行(スカイウォーク)】で王都に戻って、買い物をしていた。

アルカは……自主練デモしてたのかな? 多分そうだろう。


「おーい、調子はどうだい?」


ボフン!


? なにかとてつもない爆発音? というか謎な音を聞いた気がするが……気の所為だな。


「わー! すごいすごーい! 僕、かーわいー!」


「ふっふっふ、私も、可愛いんじゃないのか?」


「ぼくも、じんかしちゃった。なんで!? ……大きくなろうとしたのに……」


えーっと、狐……じゃないな。兎っぽい? 感じの亜人と、ウィンディーネと、たぬき耳の美少女と、羽の生えた美少年が、そこに立っていた。


■■■


「えーっと、モルト、マリン、ブラキス、エメラルド、で、合ってる?」


「「「「うん」」」」


というわけで、とりあいず、一人ずつ紹介していこう。


まず、オルト。

色白男子、髪の色は白で、若干、黄色? いや、薄黄色のメッシュが入っている。控えめなウサ耳がいい味を出している。尻尾は……まんまる尻尾があるんだな。月の使者って言われて、名刺渡されても納得できるな、って感じの外見だ。


次に、マリン。

うん、ウィンディーネだな。水色の髪の毛に、若干褐色がかった肌。目の色は水色で、優しいお姉さんってイメージだな。攻撃力22の槍とか『私が守る』ファーン、とかやってそう。スライムっぽさがあんまりない。


その次に、エメラルド。

すごい、可愛い。悪いが、信楽焼みたいになるのかな。と思っていたので、めっちゃ意外。たぬき耳は緑で、髪の色は黄緑。肌とかは黄色人種と一緒。目が、お月様みたいになっていて、とっても綺麗だ。


最後に、ブラキス。

ちっちゃな黒い角がポイントだな。真っ黒な羽は、上半身くらいの大きさだ。本人は不本意だろうが、超イケメンだな。多分、『アサシングレイドドラゴン亜種』にはなれてなさそうだ。新しく馬系をテイムしなければならない。


これだけは言わせてくれ。


「どうしてこうなった」

読んでいただき、ありがとうございました。

自分のモチベになるので、ブクマと評価、お願いします。



そろそろ、新小説がいい感じにまとまってきたので、発表します!

『LIFE & FANTASY』〜ゴリ押しこそが最強です!〜 です!


時はXXXX年、VRMMOが主流となった日本で、待望の神ゲーが発売される。友達のすすめで購入した『神谷雹』は、初心者によくあるSTR特化で最強になる!


って感じです。もうちょいしたら投稿するので乞うご期待!

神谷雹は、かみやひょう、です。

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