第二十話 くいーんちゃんかわいい
前の話が予約投稿ミスって書き途中のやつが出ていたので、改変したやつを見ていない人は前の話にGo!
すいません。ちょっと間に合わなくて字が少なめです。次の話は長くするので!
東東……っとこの辺りだ。さあ、どうやって探そう。東に目撃情報が絞られていても、その郊外東も割と広いし。……! そうだ、空間魔術を使ったら行けるんじゃないか?
「空間魔術【空間察知】」
おおっ! 見えてきた! 初めて使ったから分からなかったけれど、割と有能な魔術だな。これ、常時展開できないかな。……えーっと、お、魔物を感知した。このまま【鑑定】って使えないかな?お、いけた。ふむふむ、レッサークイーンっていうのか。へー
「ねえ、ユキ、何をしているんだい?」
「えーっとねえ、【空間察知】っていう魔術を使っていたら、レッサークイーンっていう魔物を見つけたの。めちゃくちゃ可愛いけれど、凶暴っぽい」
そうなんだよ。あと、レッサークイーンってどっかで聞いたことがあるんだけどなー。
「……師匠、レッサークイーンは依頼されたテイム対象です」
あっ、そうだったそうだった。前世では割と記憶力たかかったはずなんだけどなあ。なんでかこっちの世界に来てから記憶力が悪くなった気がする。前の体を縮めたわけじゃないんだな。まあ、顔とかも全然違うし、……あれ、顔は割と前の顔を可愛くした感じだから面影は残っているな。じゃあ、全く違う体ではない? けど、記憶力とかは違うしなあ、結局のところどうなんだ? 私を転生させた神様! 教えて! ……まあ、そんなことを言ったところで教えてはくれないけれどな。
「おーい、ゆき、はやくしないとどこかにいっちゃうよ? いいの?」
おっと、よくないよくない。急いで殺らな……テイムしないと。
いやー、しっかし可愛いなあ。けれど、私の知っているレッサーパンダとは少し色合いが違うような……なんか黒? いや、ちがう。深緑だ! 可愛い! 私深緑が一番好きな色なんだよね。これは運命⁉ ……違うな、まあいい。早くテイムしますか。風魔法をまとわせて、【スカイウォーク】を横向きに……
「クイーンちゃん、遊びましょー」
「⁉ 貴様、今どこから来た!」
えっ? 普通に跳躍してきただけだけど……
「普通に魔法で飛んできただけですけど……」
「普通の人間は魔法で飛べるのか!? ……興味深い。貴様、魔物を従えることができるのか? 貴様からは魔物の匂いがするが……」
え゛っ、臭いってマジかよ。そんな臭いのか? 一応苛性ソーダなかったら灰と油でシャンプー作ったんだけれど……
「いや、勘違いはするな。決して貴様が臭いとは言っていない。大丈夫だ。魔物は好きな匂いだ。それより、貴様が魔物を従わせることができるのなら、私を従わせろ。早く! そして貴様の魔術を教えろ!」
おお、いきなりぐいぐい来るんだな。まあいい、仲間になってくれるなら好都合だ。
「わかった。じゃあ名前を決めよう。クイーンちゃん」
「名前? いるか?」
いるよ! 名前は大事だ! 名前を呼ぶだけで親密になれるんだぞ! ……嘘である。けれど、名前は大事だ。実は出会った時から思いついていた名前はあったんだ。
「エメラルドでどうだ?」
「ふむ、悪くない。人間のセンスはだめだと思っていたのだがな、施設にいたころはⅮ-23だったのだ」
えっと、それは名前じゃねえな。まあ、名前はエメラルドだ!
「じゃあ、さっそく魔術を教えてやる!」
「本当か!?」
こうして、新しい仲間をテイムしたのだった。
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