第十八話 魔法都市に行きたかったよ
十七話のユキの思考の
いかにも冒険者っぽい感じの見た目だな。が、
いかにも冒険者っぽい漢字の見た目だな。になっていたのを訂正しました。
「よし! 防具も新調したし、もうこの街でやることはなし! 魔法都市……に行くぞー!」
「ユキ、あんたって割と記憶力がないのかい?」
う、うるさい! ちょっと覚えられないだけだよ! ……ゴホン、それはさておき、どうやって行こうかな? アルカは飛べないし、歩いたら割と時間がかかるし、何で行こうかな?
「師匠、馬をレンタルしてはいかがですか? ちゃんと調教された馬なら言うことも聞いてくれますよ」
ふむ、そうだな。馬か、そうだな。けれど、馬を雇うくらいなら自分で馬型の魔物をテイムしたほうがいいと思うが……まあいっか。前世で乗ったことがなかったから興味はあるし。
「で、馬ってどこにいるの?」
「はい、ギルドでレンタルできますよ。見ていなかったのですか?」
えっ、ギルドにいたの!? 全く目に入れていなかった。ギルドかー、ギルマスがバカ強いんだよなー。
「あの、ギルマスがえげつないほど強い所のギルドです。あ、あと、私達のパーティー登録もしちゃいましょう」
ふーん、パーティー登録とかもできるんだ。やっとくか。
「まあいいや、行くぞ」
うー、行きたくないな。あのギルマス、絶対に捕まりたくない。まあ、もうギルドに着いちゃったんですいけどね。
「すいません、パーティー登録をしたいんですけど」
「わかりました。では、ギルドカードをお見せください」
えーっと、あれ? カードどこいった? ……あったあった、危なかったー。次からは普通にアイテムボックスに入れておくか。
「はい、パーティーの説明は必要ですか?」
「はい、お願いします」
要約すると……
・パーティーを作るときはソロで一番ランクが高い人のランクになる。
私達だったらSランクパーティーになるわけだ。
・パーティーの中で一番ランクが高い人がリーダーになる。
アルカだな。
・リーダーが死んだ場合、パーティーは解散となる。
・メンバーが死んだ場合、特に何も起こらない。
・パーティーのランクを上げるには、ダンジョン試験を受けなければならない。
・パーティが解散した場合、ランクはソロのランクに戻る
ってな感じ。私達はもとからSランクだからダンジョン試験は受ける必要はないな。
受けてみたかったんだけどなあ。
「くっ、なぜ師匠がリーダーじゃないのですか」
いや、あんたのほうがランクが高いからだよ。何当たり前のこと言ってんだ。
「あと、馬をレンタルしたいんですけど……」
「はい、一日500リンですが、購入だったら400000リンです」
ほう、購入もできるのか。けれど、買うくらいなら普通にテイムしたいよな。
「じゃあ、3日2頭レンタルでお願いします」
「はい、3000リンです。別の町に行くならその街のギルドに返していただければ大丈夫です。もし3日以上になってしまった場合、日にち掛ける800リン頂きます」
……いい商売してんな。過ぎたらめんどくさいからちょっと多めに借りてそれでお金を取るとは。
「では、カードをお見せください」
「はい」
うーん、Sランク割りとかはなかったか。まあいいや。
「「ヒヒーン」」
「Aランク冒険者だったらこの子です。少し気性が荒いですが、強い人の言うことはちゃんと従ってくれます」
うん、まあ、よくわからないけれど良いんじゃないか?
「ありがとうございました」
「はい、お気をつけて」
「ちょっと待ったー!」
げっ、この声は……
「く、師匠、ダルいやつに捕まってしまいました」
ああ、アルカ、お前もダルいと思っていたんだな、やっぱりか。
「危なかったー、君たちにやって欲しいクエストがあるんだよ。……というかもう師弟関係になっていたんだね」
「え? もしかして師匠がお前が言っていた期待の新人?」
え? 私をアルカの弟子にしようとしていたのか? まあ、それなら納得できる。
「師匠を弟子にするなど言語道断! 師匠は師匠だから師匠なのだ!」
「あー、そういういこと? 君がアルカ君の師匠になった感じ?」
おう、そういうことだ。何故かな。何故かアルカが私の弟子になってしまったんだ
「まあいいや、そこは置いておけないけど置いておいて、そのクエストっていうのがね、ちょっと難ありなんだよ」
難あり? テイムしないといけないとかそんな感じ?
「そうそう、そういうこと。だからちょっとギルマス室に来てもらおうか」
くっ、せっかく魔法都市とか面白そうな所に行こうと思っていたのに。けど、テイムしないといけない魔物には興味がある……。
「アルカ、しょうがない。クエストを受けよう」
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