第十七話 防具新調
だいたい一話1500文字を目処にしているけれど、ちょっと短いのかな?
「ねえ、そろそろこの街を出ないかい? 割と色々あったしそろそろ別の町に行きたいんだけど」
突然、マリンが呟いた。そういえばそうだったな。この街でもいろんな事もあったしそろそろ別のところに行ってもいいかもしれないな。
「そうだね。おーい、アルカー。なんかこのあたりにいい感じの街ないー?」
「えっ、そうですねぇ、街……うーん、あっ! あります! 魔法都市ルナガーンが」
へー、魔法都市ねぇ、そういえば私って魔導具とか見たことないけれど、あるのかな?あったら作ってみたいなぁ。一応前世ではプログラムでゲーム作ったりもしていたし。
「あれ? ぼうぐはいいの? なにかつくってもらっていたよね?」
ああ! 忘れてた! そうだったそうだった。防具を発注していたんだった。
「よし、じゃあ防具を買ってからその、えーっと、魔法都市ルナーンに行くか」
「師匠、ルナガーンです」
し、知っていたし! ちょっと間違えただけだし!
「じゃあ飛ぶから中に入っていて」
「あのー、師匠、私はどうすればよろしいでしょうか」
「……敬語やめない?」
「やめません。師匠の命令であろうと絶対にやめません」
お硬いなー、まあいいか。あ、アルカにも【空中歩行】を教えよう。
「なあ、アルカ、風魔法を足にまとって超高速で下に【風刃】出すことってできるか?」
「できないことはないんですけど、実力者を使うとし疲れるるんですよねー」
あっ、実力者って擬似的にスキルを発動するスキルなんだ。なるほどー、すげぇ。つまりこの娘の前でなにかスキルを使ったら、全部コピーされるってことでしょ? 普通にぶっ壊れスキルじゃねえか。
「そうか、じゃあ普通に歩いていくか。おーい、やっぱり出ていいぞ」
「はい、そうしましょう」
よし、ついた。さて、どんな防具ができているのかな? そもそも魔物使い専用の装備とかあるのかな?
「すいませーん、一週間前に頼んだ防具を取りに来たんですけどー」
「ああ、ユキさんですね。お久しぶりですね、防具はおじいちゃんが完成させていましたよ」
かっ可愛い! やっぱりここの看板娘さんが上目遣いで頼んだらへっぽこ防具でもめっちゃ稼げる気がするぞ。
「おお、ユキさん! ささ、どうぞ。これがわしの最高傑作です」
お! 割といいぞ! ローブっぽいけどなんか鎧っぽさもある感じかな? というか、いかにも冒険者って感じの見た目だな。……あと、これは何だ? スティック? タクトか? 杖よりは短い棒みたいな感じ。悪くないな。これでモンスターを操る感じか。
「どうですか? なかなかのできだと思うのですが」
「おう! いいぞ! いかにも冒険者って感じでかっこいいぞ!」
「……いえ、見た目ではなく、性能の方を聞いているのですが……」
……やべっ、見た目しか見てなかった。性能か、そうだ。防具は見た目じゃなくて性能だった。
「【鑑定】」
魔物使いの帽子
知力300上昇
HP30上昇
500/500
魔物使いのカーディガン
防御力300上昇
知力200上昇
400/400
専用効果 魔物の成長補正 (大) 魔法MP減少 (小)
魔物使いのズボン
防御力400上昇
知力100上昇
500/500
専用効果 魔物の成長補正(大) 魔法使用時MP減少(中)
絆の腕輪
魔物との親密度で成長補正(マイナス〜極)
20000/20000
うわー、すっご。めちゃくちゃ成長補正乗るじゃん。これ最初っから欲しかったなー。
あと、私と魔物ズの親密度ってどうなんだろう。まあ、悪くはないと思うんだけどなー。
「おじいちゃん、ありがとう! えーっと、何円?」
「円? とは何でしょうか。特別価格で240万リンでございます」
おっと、失敬失敬。円じゃなかった。
「はい、どうぞ。じゃ、耐久値が減ってきたらまた来る」
「はい、またのお越しをお待ちしております」
「よし! じゃあルアナーガに行くか!」
「師匠、ルナガーンです」
し、知ってたし! わざと間違えただけなんだからね!
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