第十四話 Sランクの魔物。またの名を雑魚鳥
戻りました!連載を再開します。
=前回のあらすじ=
元Aランク冒険者ファンガ様が現れた!
たおしますか?
はい←
いえす
はい、どうもこんにちは。異世界からこんにちはのお時間です。
今回の蛙は元Aランク冒険者のファンガ様です! この人は、攻撃力138がしかないのに俺様から逃げられると思うなよ! などと戯言を吐いています。
おおー、見事に井の中の蛙ですねー。ところで、今回ファンガ様(笑)をフルボッコしてくれる方は誰ですか?
よく聞いてくれました! 今回、フルボッコしてくれる方は、9歳でAランク冒険者となった、転生者のユキさんです! ユキさん。今の気持ちは?
「はい、そうですね。こういう輩は二度とこういうことをできないようにしてやりたいですね」
なるほど! インタビュー、ありがとうございました!
……などと一人妄想しつつ、コイツをどう嬲るかを考える。風魔法で腕を切断して二度と槍を持てないようにしてやるか。そこから生きる希望を持たせて一気に殺そう。そうだ。そうしよう!
「モルト、コイツは私が殺るから、モルトはほかの雑魚を掃除しておいて」
「ふみゅみゅみゅ!(了解!)」
「ほう、貴様ら。この俺様の前で雑談とは、いい度胸だな。ぶっ殺してやる!」
……あのなあ、殺すっていうのは殺される覚悟があるやつしか使っちゃいけないんだぞ?そこらへん分かっているのか?
「【脳天割り】!」
はあ、あきれてものも言えねぇ。なんだよこの遅い攻撃は。こんな攻撃スライムにも当たらないぞ。
キンッ
魔法使いの見習いステッキでも受け流せる。
「なん……だと……。俺様の脳天割りが効かないだと……」
「あのな? 脳天割りっていうのはこうするんだよ」
私も見様見真似でやってみる。おおー綺麗に頭が割れたぞ。
「か……は……」
あ、死んじゃった。腕を切り落としてから殺すつもりだったのに。まあいいか。
「モルト。終わった?」
「ふみゅみゅみゅ。ふみゅみゅふみゅみゅみゅ(終わったよ。雑魚ばっかりでつまらなかったけど)」
まあ、そりゃあそうだ。そんなただのチンピラに負ける聖獣じゃないもんな。
「帰ろうか。……あれ? ここ、どこだ?」
「ふみゅ? ……ふみゅみゅみゅ。みゅみゅ、ふみゅ?(えっ? ……本当だ。ここ、どこ?)」
どうしよう。迷子になっちゃった。……はっ! そうだ! 飛べばいいんだ!
「ごめん、モルト。いったん中に入ってもらえる?」
「ふみゅみゅみゅ(分かった)」
よし。……えーっと、風魔術をこうやって、こうやって……できた! えいっ! ……飛べた! よっしゃー!
これで家に帰ることができる!
いやー、空の散歩は楽しいな。今までなんで気づかなかったんだろう。
よし。この魔法は【スカイウォーク】と名付けよう。
ドッカーーン!!
っは⁉ 何があった? 滅茶苦茶でかい爆発音が聞こえたんだが……
「キエエエエ!」
うおお! なんか突っ込んできた! なにこれ? 鳥? いや、落ち着け。そんなに強そうじゃないぞ? というか雑魚じゃね? ……よく見れば美味しそうだな。唐揚げにできるかな。あんまり傷つけないように殺すか。
「【ウォータージェット】」
よし。いい感じに頭を貫通できたね。やっぱりこれ楽だなあ。頭か心臓を貫くだけで倒せるんだもん。
さ、帰ろう帰ろう。やっと町も見えてきた。……この鳥割と大きいし、みんなで食べきれるかな?
「おい! お嬢ちゃん! この辺にSランクの魔物バルハークが出たって情ほ――」
ん? なんか15……6歳位の青年が話しかけてきた。銀髪碧眼で結構イケメンだな。
Sランクの魔物? そんなバカ強いのここら辺にはで出ないよ? ……いや、雑魚狐がSランクだったし、あの鳥もSランクかも。
「魔物は一匹倒したんですけどそいつですかね?」
「そんなことはどうだっていい! 俺……いや、私を弟子にしてください! 師匠!」
は?
読んでいただき、ありがとうございます。




