表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/34

第十三話 誘拐(笑)

「フンフンフーン」


 モルトを仲間にしてから一日後、私は散歩をしていた。


「なあモルト、これって本当に必要か?」


「ふむ!(うん!)」


 うーん、うさんぽ(うさぎ散歩)ってなんかだめって書いてあった気がするんだけどなあ。異世界のうさぎは大丈夫なのか?


「けど、そろそろ帰るぞ。宿取らないといけないし」


「ふみゅー。(はーい。)」


 ん?……つけられているな。誰だ?誘拐犯とかか?


(モルト、よく聞け。私達は今つけられている。)


(うん! そうだね。ぶっ殺しとく?)


 とっさにその思考が出てくる当たり相当やばいな。


(ひどい!)


 えっ? ……ああ、そうか。自分が念話していないつもりでも相手からは聞こえているんだな。


(面白そうだからこのまま捕まってみよう。あっ、【召喚】)


(はあ、全くあんたはなんで誘拐されるのが面白いと思っているのよ)


マリンよ、そんなに呆れなくてもいいじゃん。


(え、だってか弱い子供かと思っていたのに自分達のこと殺しにかかってきたときのリアクションって面白いじゃん)


 お、そろそろ捕まるかな? よし! ここは私の演技力で!


「ん?きゃああ、助けてー(棒)」


「こちらB班。売り飛ばせそうな子供を捕獲。連れていきますか?」


『ああ、そうしろ』


 おおー!なんか怖そうな声の人がいる!超楽しみ!やっぱり強面をビビらせるのって楽しいよな!どうやって殺そうかな。こういう感じで。いや――


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 何分くらい立ったかな?そろそろ眠たくなってきたなあ。

 ゴン!

 いっでぇ!なんてことするんだ!犯罪者か!……犯罪者だった。


「ほう、なかなかの上玉じゃねえか。こいつは売るにはもったいねえ。俺の所で飼ってやろうじゃねえか」


お、コイツがクズの親玉か。なかなかのクズっぷりだ。ただ、なんかチンピラっぽい。


「おい、お前。名は何という」


うーんどう返せば面白くなるのか……うし、これで行こう


「名前を聞くときは自分からって習わなかったかい? お馬鹿さん」


おおー。シンプルだけど、かなり切れたんじゃないか? 青筋立ってる。


「ほう、お前、立場ってもんを教えてやらなきゃいけないようだな」


きた! お決まりのテンプレ展開!


「おいお前ら! やれ!」


うーん、雑魚狐より弱くないか?ちょっと鑑定し――


「ふみゅみゅみゅ(【神の裁き】)」


えっ? モルトさん? いつの間にそんな格好良いスキルゲットしていたの? 羨ましい!


「なっ、何をした!」


あー、コイツ絶対雑魚だ。最悪の事態を想定せずに自分は狩りをしていると思い込んでる。


「は? うるさい虫を殺しただけだが?」


「ほう、少しは本気を出さないといけないようだな。お前、元Aランク冒険者、ファンガ様を前に、逃げられると思うなよ!」


あっ、コイツって元冒険者だったんだ。っていうかAランク!? もしかしてコイツめちゃくちゃ強いんじゃ……まずい。


「【鑑定】」


 ファンガ 人間 Lv72 天職 槍騎兵

  HP 219 MP82

  腕力 138 防御力145

  俊敏 52 知力49


 スキル

     脳天割りLv9

 称号 

     落ちぶれ者


……雑魚じゃねえか!ってこの感じどっかであった気が……

      

読んでいただき、ありがとうございます。

リアル事情で、少し連載を停止させていただきます。

9月くらいから再開します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ