第十一話 ぼうぐをかったよPart2
あぶねっ、ギリギリ投稿間に合った。
やっぱりモンスター〇ンターはやめらんねぇ。
よし、換金も終わったし、防具を買いに行くか。
なんかギルマスおすすめの店があるらしいからな。
……そういえば私ってどんな防具を買えばいいのかな。
魔物使いの防具かな?いや、そんなものがあるのかな?
あればいいけどなあ。ま、無かったら魔法使い用の防具でも買えばいいかな。
お、ついたついた。……『防具屋』って。もうちょっといい店の名前無かったのかよ!
いや、まあ悪くはないけどさあ、犬に『犬』って名前つけているようなものじゃないか。
あとボロッ!いっちゃ悪いけど廃業寸前みたいじゃないか?
「失礼しまーす。魔物使い用の防具ってありますか?」
「無い」
「じゃあ魔法使い用の防具ってありますか?」
「無い」
何なんだよ!この滅茶苦茶なおじいちゃん!反応が淡白すぎんだよ!お客様は神様とまではいかないけどもうちょっと客を丁寧に扱おうよ!
「じゃあ何があるんですか!」
「お前には――
「おじいちゃん!せっかく着てくれた客をなんで追い返そうとしてるの!ゴホン、いらっしゃいませ。どんな防具をお探しですか?」
あ、なんかあのおじいちゃんの孫……かな?が出てきた。めっちゃ似てないな。超美人さんじゃん。
金髪碧眼とか色素補正がやべぇ。もうこの子前に立たせたらもっと繁盛するんじゃないか。
「すいません、おじいちゃん滅茶苦茶で。この前も「強い者にしか防具は売らん!出ていけ!」とか言ってお客さんを追い出したんです」
?つまり強いことを証明したら防具を売ってくれるということか?それなら話が早い。
「おじいちゃんに勝ったら防具を売ってくれますか?」
「……ふん!最近の小僧は相手の実力もわからないのか。もうこの世界も末期じゃな」
いらっ。そこまで言うなら見てやるよ。
「【鑑定】」
ガルガ 人間 66歳 天職 鍛冶屋
HP378 MP59
腕力237 防御力221
俊敏128 知力98
スキル
瞬発火力Lv10 打ツ者Lv10 鉱物知識Lv10
……雑ッ魚!まじかよ。。あんな大口たたいて雑魚じゃねえか!
いや、ギルマスを見てからだから目がマヒしているのか。この世界ではこれくらいが強いに入るのか。
だとしたらやっぱりギルマス最強じゃね?もうあの人が冒険者やれよ。
「すいません、爺様、一回私を鑑定してみやがれくださいませんか?」
「……あの、口調がおかしいですよ?お客様」
「ふん、【鑑定】……は!?何じゃこの!……すいませんお客様、この私、周りから凄い凄いと言われ、増長していたようです。先ほどまでのご無礼、お許しください。ここは私の首だけで」
うおっ、滅茶苦茶キャラ変わったな!というかコイツ、なんか自分の首差し出そうとしてない?
「もしや、貴女様が、ギルマスの紹介したい人でしょうか」
あっ、知ってたんだ。じゃあいえば早かったのに、まあいいか。コイツを改心?できたわけだし。
「ねえ、おじいちゃん、首はいらないから防具作ってよ」
「……ははっ、分かりました。貴女様の防具、ありがたく作らせていただきます」
よしよし、取りあいず防具は作ってもらえるようになったんだな。
「いつ頃にできそう?」
「あと一週間はかかるかと」
あれ、結構長いな。まあ町に来たのも初めてだし、観光でもするか。
「じゃあ、一週間後に取りに来るから」
「はい!またのお越しをお待ちしております」
くうっ、やっぱり可愛い!こっちに来てから「私かなり可愛いほうじゃね?」とか思ってたけど全然そんなことなかった!
「……ねえゆき、おなかすいた」
はっ!すっかり忘れていた。ごめんよ、ブラキス。
読んでいただき、ありがとうございます。




