唯我の神剣
神々の遺物 |唯我の神剣
武神オラグランドが全盛期に使っていた神器。唯一にして絶対の切れ味を持ち、神器の中でも最強クラスである。なぜそれが神界のゴミ捨て場にある物が出てくるNから出てきたかというと、オラグランドが7兆年における神生を終え、妻である自然神ガイアが遺産の断捨離を行い、間違えてこの剣を捨ててしまったからである。ガイアちゃん・・・お茶目!
『お茶目とかそうゆう問題で済む話じゃねーよ!唯我の神剣といえば持つだけで最強になれるという神器最強の剣じゃねーか!』
「おぉ、これが「唯我の神剣」か、凄い力が溢れてくるぜ……」
『スキル『剣術MAX』とエクストラスキル『唯我の剣技』をゲットしました』
『称号『剣を極めし者』をゲットしました』
「『剣を極めし者』って…、俺一度も剣振ったことないんだけど…」
『はぁー、なっちまったもんはしょうがねぇ、いいか!今お前がゲットしたスキル『唯我の剣技』は命の危機になった時にしか使うなよ!下手に使ったら本当にこの世界が消滅するかもしれん』
「うぇぇぇ!マジかよ!」
『マジマジ、まだ第一形態の『唯我の剣技』だからいいけど第二形態、第三形態と進化していって、最終的には上級神にも勝てるくらいのスキルになるから』
「うわぁ、チートやんぶっ壊れやん運営どうした」
『しょうがねえだろ、こんなん出てくるとか普通に予想できんわ!』
「俺の異世界生活かなりのヌルゲーになりそうだな…」
『まー客観的に見ればお前は凄く運がいいよ、これでお前の魔王を倒すっていう使命は直ぐに達成できそうだしな』
「そうだなぁ、まあブラブラしつつ、適当にモンスター倒してガチャして、ぱぱっと魔王を倒しますかー」
『おぅ、まかせたぞ。お前の働きによって私も昇進できるかもしれんしな!』
「よしっ!いっちょ頑張りますか!と行っても最初はどこ行けばいんだ?」
『んーと、ここから西に行ったところに【王都 グランドソフィア】っていう町があるんだけど、そこに行ったらギルドとかあるから最初そこ行って冒険者登録したらどうだ?食料とか基本的なアイテムを買うために依頼を受けて金を稼がにゃならんしな』
「おぉギルドか、テンプレ展開キマシタワー」
『じゃあもう少しで俺の神力が完全になくなりそうだから消えるわ、なんかあったら呼んでくれたまえ』
「了解~、じゃあまたな~」
『うぃー』
ぶっつんと音がして自称神の声が聞こえなくなった
「さて、邪魔者は消えた…、さぁ始めようか!我が欲を満たすための祭りを!長き戦いの始まりだ!」
こうしてガチャ厨はGPの周回という、深い沼に沈んでゆくのだった.....
更新遅くなり申し訳ございません、学校が始まりましてこれからも更新は遅くなりそうですが引き続き読んでいただけると幸いでございます。