上司!こいつ神様権限で現世からBANしていいですか!
(ちっ、こいつ中々厄介だぞ、もし私に転移資格者を再降臨させるだけの神力があったらすぐに帰して神様権限で「うぇーい天罰、天罰ぅ~」で現世からBANしてやるのに!お前を異世界に転移させないと上司に給料の高い人事部から異動させられるんだぞ!私の嫁達の神櫻坂52に貢げないじゃないか!上司、あんた最近の日本のナウなヤングのひきこもりは異世界転移に憧れるって言ってたじゃないですか!あれは噓だったんですか!畜生め!)
「ハァハァ、早く、早くガチャをやらせてくれよぉぉぉ、このままじゃ目の前にいる自称神(笑)に確定された死を与えちまいそうだぜぇ」
「ひぇ、ヤク中かよ、しかも的確に私を煽るなよ」
(はぁうあ、何て禍々しい気だ!神力のない状態の私はただのなよっちいモブなだけだっ、ぐっはぁ(自爆)、それに比べて奴は裏ラスボス級の殺気に放っておるッ!私はチートスキルは作れても、スマートフォンを違う世界に送るような界渡りはできない下級神なんだよ!私はただ自分の仕事をしただけなのに!私の神生が今ここで終わってしまう!このガチャ厨が!うんガチャ?そうかガチャだけならっ!)
「なぁガチャしたいか?」
「ゼヒュゥー、ゼヒュゥーさっきからそう言ってるだろっ…」
「じゃあさ、私と契約して魔王倒して異世界救ってきてよ!そうしたら無課金でガチャできるスキルをあげるからさ!」
「神かよ!その誘い方は不安しか感じないけど、とにかく神かよ!」
「ヤッター、アンチ野郎ニツイニ神ッテ認メサセタゾォー」
「よし!じゃあ俺をさっさと楽園に転移させろ!」
「うわ楽園っていいやがったよ!今までの説得の時間は何だったんだよ!」
「えっ、茶番」
「うわこいつ神が頑張った時間を茶番と言いやがったぞ!もっと感謝しろよ!」
「ハイハイ、ガンバッタガンバッタ、ってゆうかかまってちゃんかよ、野郎がやってもキモいだけだなwwww」
「うわー殺意が湯水のように湧き出てくるよ」
「うるせぇ、ささっと転移させろ、シめるぞ」
「ひぇー、わかったわかった≪貴方の新しき人生に祝福を!乾杯を!≫
こうしてあるガチャ厨の新しき人生が始まったのだった.....