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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

某駅、始発にて

作者: ねこみみおいしー

よろしくお願いします


当時、お金が必要だったので夜勤のバイトをしていた

バイトの終了時間は不定期で、今時の職場だけど始発電車まで更衣室で雑魚寝とか良くあった


K県のT線は通勤時間帯なら、気持ち悪いほどぎゅうぎゅう詰めの電車も始発なら余裕で座れた

私は先頭車両の一番はじっこに座るのが好きだった

携帯ゲームのイベント消化していた私に、何やら外国人の男がわざわざ隣まで移動してきて話かけてきた

私は初見にはトルコ人かエジプト人だと思った


キミ、キレイ、カワイイネ


どんな仕事でも、夜勤をやっている若い娘なら

まぁ、良く言われる言葉だろうなれてる

私はなんら返答もしなかった


ベラベラ喋る

この男は、自称サッカー選手らしい


それから月に何度かだ、いつも私が乗る前に電車に乗っていて

酔っぱらってふらふらしながら、私を見つけると隣に来る

この男は九割方は女性の話だった、残りは相撲の話題


ブラジル出身のサッカー選手のEさん、ジーコとも知り合いだと言っていた

それが彼のプロフィールだった

連絡先を何度も求められたが

外国人という事もあり、私は何も答えなかった


彼は私の事を何度も本気だと言った


私は笑った、こういう男は日本人でも良くいる

今まで何も成さなかった男なのだろう

私は良く知っていた


いつも、O駅で降りる男

いつか、見かけなくなった

そんだけ


しばらくして、私が若手の面倒をみるようになった時

私はまだ同じ店でバイトしてた


たまたま、その時の話をしてしまった

私より、少し若い娘が

その人、この人なんじゃ?


動画を見せてくれた


別にどうってことないよ

よかったね

それだけ




ここまで読んでくれてありがとう


こみみにどうので

てきとうに書いてみました

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― 新着の感想 ―
[良い点] オチに笑いました。そのブラジル人さん、今はどうしてるんでしょうね。
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