賞味期限
私はこれに左右される。体が反応する。期限切れの食品が食べられない。期限が切れると味がほんの少し変わる程度、ほんの少し過ぎても味なんてほとんど変わらないし、もし変化があってもそれは分からないと思う。でも気持ちが悪い。期限切れは食べたくない。私は異常である。コンビニのサンドイッチの賞味期限が23時だとすると22時59分なら食べられるが23時01分に食べると腹痛を起こすことがある。精神的なものなのだ。なので尚更である。期限切れのものを食べたからといってお腹を壊すことはないし、病気になることもない。そんなことはわかっている。でも賞味期限切れの食品は使って欲しくない。
昔から言っていることで、守ってもらっていると思っていた。信じていたのに
二人の会話を聞いてしまった
「どうせ分からないんだから」
ええ、分からないですとも
でも、嫌なものは嫌。
料理に賞味期限の切れた食材を使い、二人してニヤニヤとしているその状況も嫌だ。わかっているバレているよ。その一件があってから疑心暗鬼に苛まれている。精神的なものだと言ったはずなのに、そこをわかってくれていなかった。折角作ってくれたから、何とか食べた、口にしたこともあった。でもそれは賞味期限の1分過ぎたコンビニのサンドイッチ状態で、腹痛を伴う結果になる。腹痛は我慢をすれば治るけれど、吐き気を伴うときにはトイレに駆け込むことになる。何度か吐くことがあった。どうしてそこまで我慢して食事をしなければいけないのか、そう考えると食事の意味がわからなくなる。
そして自宅で食事をすることをやめた。
2人の作ったものは一切口にしなくなった。口にできなくなった。
冷蔵庫に2年以上前に賞味期限を過ぎたドレッシングを、水屋から賞味期限が1年以上前に切れた麻婆豆腐の元を見つけた。
怖い。お腹が痛くなる事が怖い。吐くのが怖い。
楽しく食事ができないことが悪いと思った。