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14魔 西方守護伯付き魔女の実家







 優しい手が頭を撫でている。幼い頃からこうやって髪を整えるように梳いて撫でる手が大好きだった。けれど、今はもう一つ大好きな手を知っている。乱暴なようでいてちっとも雑じゃない動きをする人の手だ。


 掬い取られるように浮上した意識は、すぐに沈んでを繰り返している。


「あれまぁ、起きたかい?」


 ちょっと間が抜けた穏やかな声は父のものだ。ミルレオは逃げていく意識を掻き集めて目を開く。それだけで疲れた。


「おと……さま……」

「ああ、ああ、無理に喋ってはいけないよ。何か飲めそうかい?」


 細く中心に穴の開いた植物の茎のような棒は、寝ていても水分が取れる優れものだ。寝込むことが多い父の為に開発された物で、今ではウイザリテ中の病院で使われている。


 少しとろみのついた飲み物をゆっくり飲み干して、父の薄い背中をぼんやり見送った。いつもこんな風に見えているのだろうか。普段とは逆の光景が何だか擽ったい。燃えるような赤い髪なのに、その下にあるのは子どものように幼い痩せた顔だ。髪色だけ見たらやたら攻撃的なのに、目元は優しすぎるほど優しく、手首はミルレオと同じくらい細い。

 線も細いし身体も薄いことを本人は多大に気にしているらしく、ちょっと元気だと鍛えようと散歩に出て、外出七歩で熱を出して帰ってきた。目標は十歩だ。




「あの、ね、あの、お父様……」

 

 掠れる声で必死に言い募る娘に、ナルテンは分かっているよと頷く。

 まるで幼い子どもを寝かしつける絵本を読むように、今までのことを教えてくれた。





 ミルレオは一ヶ月近く眠っていたらしい。これは覚悟していた。大技の使いすぎだ。その上出血も激しく、一時期はかなり危ない状況だったそうだ。

 危ない状況に慣れている父は、お花畑は綺麗だっただろう? と川の話もいっぱいしてくれた。父の気付け薬は今よりもっと即効性のある物にしてもらおうと、彼からしたら苦味が増すありがたくもない決意はしっかり固まった。



 西部国境の戦は、王宮からの援軍が到着する前に大半が終わっていた。

 グエッサル軍を追い返すのは勿論、魔物を目の仇に潰して回る西方守護軍のほうが鬼みたいでしたと、援軍の魔女は語った。


 ミルレオは魔女による治療を受け、すぐに王宮に運ばれた。『西方守護伯付魔女ミル・ヴァリテ』も重体となり、実家のある王都に戻された事になっているらしい。ミル宛の手紙がたくさん来ているから後で読むといいよと教えてもらった。本当に物理的な山に、嬉しさと恥ずかしさが湧き上がってくる。

 そんな娘を見て、父親も感慨深い笑顔を浮かべた。


「君はいい経験をして、いいお友達と巡り会えたんだねぇ。私もそうやって経験を積んできたよ。フジャ、セフィーナ、ガセッド……」


 感慨深げに眼を細めて名を紡ぐ父に、ミルレオは沈黙を守り、そっと目を閉じた。

 全部、医者の名前だ。







 捕えた『魔女』の数は、少年とイルを含めて八名。

 グエッサルに魔女がいた事実と合わせて、これは大きな収穫だ。魔物の群、魔女の出現、大臣からの情報流出。これだけの要素がありながら西方は国境を侵させなかった。この武勇伝でウイザリテ中で持ちきりだという。ついでに、西方守護伯は若い未婚の『いい男』だと噂が立ち、出自で嫌煙していた者達から見合い話が殺到だそうだ。凄く、複雑だ。


 もにゅもにゅとした感情を持て余している娘に、ナルテンは苦笑した。我儘一つ言わない娘が起こした珍しい感情だからだ。


「まあ、君も似たような状況なんだから、そんな顔をするでないよ」

「え……?」

「いま、ミルレオ王女ブームが巻き起こっていてね、求婚者が殺到中だよ。派手な技いっぱい使って、西方守護軍の心をがっちり掴んじゃったからねぇ。噂が噂を呼んで、今じゃ凄い事になっていてねぇ」


 表に出て来ないのは美しすぎて求婚者から逃れる為とか、術の失敗は強すぎる力を隠す為だとか、とにかく全て良い方向に捉えられているという。

 美しすぎて花の精と仲が良く、香水や入浴剤の調合を得意とする、多趣味な才女との噂もある。庭園によくいたのは王宮に居場所がなかったからで、調合を得意とするのは庭園で一人でできる趣味だからで、才女はきっと引き篭もって読み漁った本の数だろう。捉え方ってすごい。


「お父様……」

「ん?」

「私、もう、外を歩けません……」

「あはは。いいじゃないか。私なんかは実はもう死んでいるんじゃないかって噂されているんだよ。廊下を歩きながらちょっと吐血しただけなのに」

「お父様!?」





 久しぶりに穏やかな時間を過ごせた。西方では見るもの全てが楽しくて、ちっとも落ち着いていなかった気がする。あんなにはしゃいでしまって、ガウェインに子どもっぽいと思われてないだろうかと心配だ。

 眠るか聞かれたけれど、もう少し今のままいたくて断ったら、手紙の山を渡してくれた。


『拝啓 残炎の候、貴行ますますご清祥のことお慶び申し上げます。姫様と並び、貴行の容態も安定しているとのこと心よりお喜び申し上げます。まだまだ暑い日が続きますが、こちらの事はどうぞ気になさらず、ご自愛のほどお祈り申し上げます。 敬具 』

 トーマス。


『ソラトビタイ ハヨモドレ』

 ザルーク。


『ほら見て見なさい。全部売れたわよ。ざまあみなさいよ。全部売ったお金どうするのよ。早く戻ってこないとこんな大金預かるなんて迷惑だわ。それに予約だっていっぱい入ったのよ。早く戻ってこないとあたし一人でどうしろっていうのよ。まったく、本当に迷惑だわ。早く戻ってこないと迷惑なんだから!』

 サラ。


『むきむき むきき むきむくむき むきききき』

 ジョン。





「…………ジョンさんの筋肉って手紙が書けるのね」


 リアの絵の判読くらい難しい。

 腕を上げるのも困難な身体は、横になって手紙を眺めているだけで限界が来た。





 いつの間にかまどろんでいたらしい。ふと目を覚ますと隣の部屋だろうか、少し離れた場所で話し声が聞こえた。


「……きまで……起きて……で」


 父が誰かに説明している。大丈夫、起きたよと言おうとしたのに声が出なかった。

 そっと部屋に入ってきたのは母だった。相変わらず女でさえ見惚れる魅惑のボディだが、ミルレオは見慣れているので特に感想はない。

 レオリカは片手でイスを引き摺って寝台横に構え、ドレスの裾を裁いて豪快に座った。乱暴なのに雑じゃない所作は別の人を思い出した。


「目を覚ましたって聞いて。どう? 具合は」


 枕元に散らばった手紙を掬い上げ、よりにもよってジョンの手紙に目を通している。ふむふむと頷いている母は、どうやら筋肉と会話できるらしい。さすがお母様。今度教えてください。


「平気です。あのね、お母様」

「ん?」

「約束、したから。あのね、私ね、好きな人が出来ました」


 思ったより百倍くらい恥ずかしかった。けれど約束したから。まさかこんなこと言う日が来るなんて思いもしなかった。ずっと役立たずな自分だけで手一杯だったのだ。今でも一杯一杯だけれど、好きなのだ。

 母はたっぷりとした銀青を払い、枕元に肘をついて顎を乗せた。


「どんな人?」

「えーと、ちょっと目つきが悪いです」

「ぷっ……」

「?」


 吹き出した母は、気にするなと言った風に手を振った。


「皆でね、物凄く真剣にじゃんけんするの。本当に凄いの。鬼気迫るって、きっとああいう事を言うのですね。確か……最後のハムは誰が食べるか、でした。それで、最後は腕相撲で決着をつけるの。部屋の中の温度が凄く上がって、メイド達は皆逃げていっちゃいました」

「へえ―、楽しそうね」


 わたしも混ざろうかしらと笑う母はどこまで本気なのだろうか。全部本気な気もする。

 熱が出てきたのか視界も思考もぼんやりする。けれど今を逃すと忙しい母とゆっくり過ごす機会は難しい。伝えられるだけ伝えたい。


「誰の事も無視したりしないの。どんなにくだらない事でも、それが悪意からの言葉でも、ちゃんと全部答えてくれるの。聞いてないようでちゃんと全部聞いてくれてて、字は少し右上がりで、サインするのがとても早くて、でも判子を押すのはちょっと苦手みたい。夜も遅くまで仕事してるのに、朝は早くから鍛錬してて、いつ寝てるのかしらっていつも心配。ミルって呼んでくれる声が好き。頭ぐしゃぐしゃって撫でてくれる大きな手が好き。あのね、指が凄く綺麗なんです。細くて長くて、いつもジョン達と殴り合いしてるって忘れるくらい、優しいの。ほんとに優しくて、待ってくれるの。何て言ったらいいか分からなくて口ごもっても、待ってくれるの。急かしたり怒ったりしないから、逆に、私、いっぱい泣いちゃって。どうしてかしら。あの人の前だと、凄く、泣いてしまうの」

「お母様もよ。お父様の前だとすぐに眠くなってしまうし」

「え? 私、どきどきするから眠れないわ」


 目蓋の上にキスが振ってきた。目を開けると満足そうな母がいた。一回目を閉じた事でどっと眠気が訪れる。


「ん、分かったわ……少し眠る?」

「まだ、お話したいです」

「そうね。お母様も聞きたいけど、貴女がもう限界みたい。少しお休みなさい」


 父やガウェインの手とは根本的に違う柔らかさが目蓋を閉じたら最後、意識は急速に沈んでいった。



 とろとろまどろんでいる内に、いつの間にか父が戻ってきたのだろう。熱がある時以外は冷え性で冷たい手が、熱を測るように額に触れた。


「おとー……さま……」


 父の手はこんなに硬い厚みを帯びていただろうか。所々ささくれ立っていて、掌には剣ダコ、指にはペンダコがあっただろうか。これではまるで。


「お父様……隊長みたいな、手……」


 昔に戻ったみたいに甘えて頬を寄せれば、手はぴくりと動いた。


「俺は大公殿下になった覚えはないぞ、畏れ多い」


 何だか熱に浮かれているようだ。聞きたかった声がする。夢だろうかとそっと目を開ければ、やっぱり夢だ。会いたかった人がいた。


「ふふ……」

「どうした?」

「嬉しい、夢」

「…………頼むからその顔やめてくれ。手出せない時にそれはお前、ほんとに魔性だぞ」


 いい夢だと思ったのにガウェインは困り顔になっている。これは夢の中でも消え入る必要がありそうだ。窓をぼんやり見ていると、慌てたように長い指が頬を挟む。そっと向き合って唇が重なった。少しかさついて薄い唇…………やけにリアルというか、息、息。…………苦しい?


「夢じゃないぞ、言っとくけど」

「え」

「目つき悪くて悪かったな、おい」

「え!?」


 ここで完全に意識が覚醒した。

 目の前には目つきの悪さが二割ほど増した、さっきまで凄く愛しく思っていた人の顔がある。思わずベッドに伏せたまま仰け反った。


「お前が陛下と話してた時からだな。ちなみに今から一時間ほど前の事だ」

「え」

「その間に俺は正式な謁見もこなしてきたぞ」

「え」

「今回の戦で褒美を賜れるという栄誉を頂いたのでな、お前を貰っておいた」

「え」

「非公式な謁見で呼び出されてな、そこでまず言った」

「え」

「お前の意見優先だからな、さっき聞きにきた」

「え」

「お前可愛かったぞ」

「え」

「で、だ。さっき公式な場で正式に申し出て、正式に貰った」

「え」

「これでお前は、名実共に西方守護伯の婚約者だ。宜しく頼む」


 ぽんぽん紡がれる言葉についていけない。しばしの沈黙後、ようやく理解が追いついた。




「え、えええええええ!?」


 身体は動かなかったけれど気持ち的には飛び起きた。動揺激しいミルレオに、ガウェインはちょっと眉を寄せる。


「俺は最初にお前に申し込んだぞ」

「え、あれ、え!? いえ、それは覚えています、け、ど………………え!?」


 話が進みすぎていやしないか。好きだなとか流れで気づいて、初恋だーと思う間もなくキスをして、目が覚めたら婚約者。何が何だか分からない。


 ガウェインは謁見用の正装だ。いつもより装飾品が多くて、裾も長くて刺繍も多い。横髪につけた髪飾りが鬱陶しいのだろう、時々目を細めて払っている。文句なくかっこいいと思うのは惚れた欲目だろうか。


「おい、どうした?」


 黙りこんでしまったミルレオに、体調が悪化したのかと案じる。額に手を置いて熱を測ろうにも、元々どれくらいなのか今一分からなかった。


「……いえ、その……すみません。隊長がかっこよく、て」


 可愛い年下の婚約者に恥じらいながらそんなことを言われる男の身にもなってほしい。ここは王宮で、今は席を外しているとはいえ、彼女の両親である女王と大公が近くにいるのだ。しかも相手は重症中。どんなに可愛くても手が出せないつらさを分かって……くれるはずがないところも可愛いと思う自分は、多分もう駄目だろう。


「あ、あの……隊長」


 顔半分を布団に埋めて、ミルレオは恐る恐る声を掛けた。ガウェインは片手で顔を覆って深く息を吐いたまま動かない。じーっと待つのは得意だ。ガウェインはというと、やけに静かになったミルレオを不思議に思って顔を上げれば、不安そうな金紫と目が合った。ちょっとだけ帰りたくなった。


「…………分かった。お前は俺に喧嘩を売ってるんだな」

「え!?」

「元気になったら全力で買ってやる」

「……怖いこと言わないでください……隊長ぉ……」

「………………いかん。墓穴を掘った」


 しばし沈黙が訪れた。


「ミルはどうなってるか聞きたかったんです……」


 なのにどうしてこうなったのだ。

 お互い疲れて、ちょっと休憩を挟んだ間にまた睡魔が頭角を現してくる。


「その件もお前次第なんだが、出来るならミルとしても戻ってほしいな。あいつらも口を開けばミルミルだから、うるさくてならん」


 ミルレオが嫁にいくとしてもすぐに話が進むわけではない。とんとん拍子に進んでも来年辺りの輿入れになるだろう。その間はまだミルでいいのだ。


「……私、ミルレオだって言ったら、隊長に嫌われるって思っていました」


 ガウェインが王女に対して思い入れがあるのが分かってからは余計にだ。


 ガウェインは苦笑した。確かに、ミルが王女とは欠片も思わなかった。当然だろう。

 偉大な女王と比べられて散々こけ落とされている王女。

 表舞台にも出られないほど、深く傷ついてひっそり暮らしておられるのだろうと思っていたら、まさか種族性別ミル・ヴァリテとして手元にくるなんて誰が思う。

 ちまちま動いては些細な事に身体一杯で驚くわ、喜ぶわ、怖がるわ。警戒心を抱いていた自分が馬鹿らしくなるまで時間は掛らなかった。


「王女がミルになったのなら話は違ってたんだがな。俺にとったらミルが王女だったんだ。受け入れる以外どうしろと?」


 とろとろ目蓋が落ちていくミルレオに苦笑しつつ軽く頭を撫でる。ふわりと微笑んだ少女に再び掘った墓穴を思い知り、ガウェインは一人で嘆息した。





 ガウェインの王都滞在は七日。

 慌ただしい西方を留守にするには長い時間だが、ヴァナージュ達がよくやってくれているからと、毎日時間の合間を縫っては必ず見舞いに来てくれるガウェインが言っていた。

 今日で七日目。最後に大規模な晩餐会を開いて西方守護伯を労う。そして終わり次第ガウェインは西方に帰る。戦が終わったばかりの西方で、守護伯でなければ収集できない事案は多々あるのだ。そう考えれば労う晩餐会は彼の仕事を増やしているだけの気がするが、これも付き合いなのだろう。




 日増しに疲れていくガウェインが退出した後、こっそり父が教えてくれた。彼も大変だねと。


「恩賞にかこつけて、無理矢理王女と婚約した大悪党って、専らの噂だよ」


 のんびりした父の言葉に、ミルレオは痛みも忘れて起き上がった。気持ちだけは。

 寝台の上で身悶える娘を宥めながら、ナルテンはのほほんと額に指を置いて押し戻した。


「私は、個人的にとっても彼が好きなんだ」

 

 おっとりと意外な事を言った。


「レオリカの生誕祭で何回か話したことがあってねぇ。彼だけだったんだよ。表に出て来ない王女の話を問うてきて、元気だよって言った時、心から喜んでくれたのは」




 年に一度、自らの生存報告も兼ねて、ナルテンも公の舞台に立つのが女王の生誕祭だ。当然最後までいることは出来ないし、退出直後は即座に倒れることを覚悟しての出席だが。



 ガウェインと話したのは毎年ではない。

 全守護伯が王都に集まるわけにはいかない。守護伯という一つの枠組みとして、交代で一人か二人が出席するのだ。


 ナルテンの体調もあるので長時間の話も無理だ。ここぞとばかりに大公殿下に媚売ろうとよってくる人間も多い中、ガウェインだけは違っていた。有り触れた挨拶から始まり、ちょっとした世間話と話は続き、決まって王女が元気かを尋ねるのだ。

 生誕祭は冬なので、この間雪遊びをしていたけど風邪は引いてないよと教えると、その時ばかりは厳つくへの字だった口元が上がる。良かった、と。



「だから彼ならと君を任せたんだ。目つきが悪いからぱっと見好青年、といった風ではないのがまたいいよねぇ。逆に笑顔が際立つから、笑うとそれは人がいいように見え……おや、ミルレオ、起き上がっては駄目だよ。大人しく養生しておくれな?」


 その話を聞いたミルレオは、一つ決意をして、両親に頼み事をした。

 最初は渋っていた父に対し、母は親指立てて許可してくれた。なんせ、無茶をするミルレオに心を痛めた父が自らの無茶を振り返り、周囲にこんな思いをさせていたのかと今更ながら反省してくれたからだ。









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