国王の死去
この国の名はサルマ王国。
国王の名は、ジェルト5世。
なんだかんだで1000年も続いている。
王の側近何より歴代の国王が優しく、時に厳しく温厚な王だったから。
もちろん今の国王ジェルト五世もしっかりとした国王だ。
しかし国王には問題があった。
体も弱く、こどもがいないということだ。
歴代の国王は体も丈夫で子宝にも恵まれていた。
しかし国王は子宝に恵まれていなかった。
もし子のいないまま逝ってしまうと、必ず一族で後継者争いになると国王は焦っていた。
子供を作ろうとした。
しかし出来なかった。
そうこうしているうちに、国王は重い病に倒れた。
そして30歳という若さで亡くなった。
葬儀を終えひと段落すると、ジェルト五世の懸念していた通り後継者問題になった。
側近ベルマール・コースはジェルト五世の弟サナマ三世を推していた。
一方別の側近、リーマイト・サンジェスは、ジェルト五世の父親の弟サントス十五世を推していた。
一族もこの二人で割れてしまった。
やはり闘争に発展してしまった。
サルマ三世とサントス十五世は止めようとしたが止めることができなかった。
そこから国を二分した大きな内戦になってしまった…




