夜の前 初めての夕暮れ時
ちょっとしたジュールの過去を。
今日はとても更新しました。疲れた〜。← ゥオイ!
本編とは余り関係無い様に見えて今後にとても重要な事も入れていくので、何か新しいストーリーが始まるときにこんな感じを入れていきます。
僕が今の力に目覚めたのは12歳の誕生日だった記憶がある。
母はもうこの世界には居なかったけど、特に何も無かった。 だからこそ楽しかったのだと思う。
だけど、あの日に父から貰った物は、
―――――禁断の術式―――――
それは神の因子と融合する事によって通常とはかけ離れた魔力を得る事だった。
僕は生物学者である父の実験体になったんだよ。
そして、僕は生き残った。力を得て。
次の日、いつのまにかベットの横に僕専用の武器が置かれていた。
それと書き置きがしてあった。内容は一人で僕の思うように生きろ。と
―――――月夜の死神、君の新しい名だ。―――――
その時は月夜の死神の意味は全く分からなかったけど、今では分かる。意味も、なぜ、昔からその名が存在していたかも。
―――――全ては仕組まれていた事。―――――
だからこそ、今は自分の意志のみで動いている。
たとえそれさえも、仕組まれている事かもしれないけど。
そういえば、父はその後どうしたか言ってなかったね。
書き置きの最後に、
―――――君の人生の足枷になる私は消えようと思う。 結局はどうしても君は私を追ってくると思うが。―――――
実際父は僕の今からの事さえも知り尽くしていると思うけどそれでも進む。
もう決めてしまったのだから。妖鬼を助ける。そして人間から開放すると決めたのだから!
・・・父の最後の言葉。 僕が神の因子と融合して生き残った事実を見て喜びこう言った。
[世界の物語は一段階終焉へ進む。]
談 ジュール
「因子とは結果を引き起こす元になる要素の事。」
「神の因子はどんな結果を引き起こそうとしているのだろうか・・・?」