第36夜
アレから数日経ち、僕らは最初の頃よりチームワークが出来てきた
未だに僕は足を引っ張るが、そんなコトは気に………している
主に術なんて未だに失敗率の方が高い。そして失敗すれば阿比王に蹴られる。
そんなある日、亜矢椿先輩がとんでもないことを言った
「全員を動物に例えるならなんだ?」
「「はっ?」」
「えっ?」
動物に例える?それには意味があるのだろうか?
……多分ないのだろう
「いきなり何ですか?」
「いや、阿比王を見ていると性格が猫に見えてな」
阿比王が猫?あり得ないような……
「具体的にはどこらへんがなんですか?俺にはただ生意気なヤツにしか」
「猫は自由勝手気ままだからな……言葉で相手を罵ったりする割りには、大変な時とかに来てくれるだろ?」
まぁ、一理ありますが……ほとんど傍観してるだけなのでは?
それに、いない事が多いのは妖怪を半殺しにして、俺たちを襲わせに来させてたり…
「それより俺が気になるのは、前に女郎蜘蛛が出たときのアイツ、あの女郎蜘蛛の知り合いぽかったのが気になるンですけど……」
「あっ、確かに……」
「多分広野江の祖父が何らかの時にあの女郎蜘蛛と接触したんだろう」
「おじいちゃんは妖怪大好きらしいですからね……(遠い目)」
阿比王経由の情報は祖父のイメージを壊すのには十分な情報だから……
「祖父について何か調べてみてはどうだ?神陰学園なら表だって陰陽師って知られていない人達のデータなら大抵図書館の奥に置いてあったハズだ」
「へぇ~」
知らなかった。神陰学園の図書館の奥にそんなのがあったなんて……
「じゃあ、行ってみましょう!」
美咲さんも気になっていたのかソワソワしていた
そして僕らは図書館に向かった
―――――――――――
「ないなぁ~……」
「『広野江』って苗字は珍しいからすぐ見つかるとおもったんだけどな……」
確かに大量に色んな陰陽師の記録表があったが、祖父の記録表はどこにもなかった
「記録表に残っていない陰陽師なんているのか?」
「わからない……」
結局、祖父についてはわからず終いで終わった




