第45話 開幕式
王都最大の競技場。数万人の観客でぎっしり埋め尽くされ、空気が震えるほどの歓声が響き渡る。
中央の演壇に立つのは、ランド王国の王、そしてギルド連盟の重鎮たち。
■王の宣言
「今回のダンジョンキングオーダーは、特別仕様である!
挑戦は三日間。練習は一切なし。
一日の挑戦回数は一度きりとし、三日間で最速タイムを記録したギルドを優勝とする!」
観客「おおおおおっ!!」
さらに王は続ける。
「また、六ギルドについては、各ギルドハウスの魔法陣ではなく――ここ王都競技場の大転移陣から、仮想ダンジョンへと送る!」
観客「おおっ!?」「見られるってことか!」
つまり今回は、 挑戦中の映像が観客に中継される。
挑戦から戻ったプレイヤーの表情なども同じ場所で見れるわけだ。
ファンの熱狂はこれまで以上に盛り上がる。
■抽選発表
ギルド連盟の役人が、壇上でくじを引いていく。
番号札が読み上げられるたびに観客の歓声が沸き起こる。
1番:白姫
2番:トラベラント
3番:デビルズ
4番:ヒストリー
5番:ルミナスブレイブ
6番:白銀の双剣
観客の声
「おお、いきなり白姫からか!」
「トラベラントは二番目、いい位置だな」
「ルミナスブレイブは五番手か……前回の雪辱を果たせるか!?」
「白銀の双剣、トリか! さすが伝説ペア、最後を飾るにふさわしい!」
白姫(舞)
舞「トップバッターか……ふふ、悪くないわ。最初に会場を支配してみせる」
トラベラント(ダイン)
ダイン「二番目か。いいじゃねぇか。舞のあとでも十分に観客を沸かせられる」
デビルズ(龍・光秀)
龍「三番目……ハハッ、中途半端が一番やりやすい」
光秀「観客の目をさらに釘付けにしてやろう」
ヒストリー(ショーン)
ショーン「四番目か。順番など関係ない。我らの時間は、我らが決める」
ルミナスブレイブ(ヒカル)
ヒカル「五番目……いい順番だ。前を観察して、最後に畳みかける」
ミナ「いけるっしょ! アタシらなら、1位っきゃないっしょ!」
白銀の双剣(リュウ&リリカ)
リュウ「最後か。観客を待たせた分、完璧な舞台を見せるだけだ」
リリカ「ええ、トリを飾るにふさわしいわね」
いよいよオーダー開始である。
トップバッターのギルド「白姫」、舞達が魔法陣に向かう。
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