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追放された雑魚剣士、実は最強ゲーム覇者でした。~記憶を取り戻した俺はチート知識で世界をぶっ壊す~  作者: 中瀬
第一章 ワールド覇者編

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第36話 若き天才

ユウキ ― ソロオーダー本番 3日間の成長

初日


朝の王都広場に立つユウキ。

初日の挑戦者の中で、魔法オタクとしての計算と工夫を駆使し、雑魚の殲滅や道中の最短ルートを意識する。


雑魚はまとめて魔法で制圧し、ボス戦ではバフを重ね、攻撃パターンを見極めながら戦う。

結果、ランキングは15位。初挑戦としては十分な成果だったが、上位との差はまだ大きい。


観客や仲間のナオは「えへへ、すごい!」と手を叩き、ユウキも少し照れながら笑う。


2日目


2日目は前日の反省を生かし、魔法のタイミングと順序を調整。

雑魚殲滅はさらに効率化され、ボス戦でも防御バフや攻撃バフを駆使して自分を強化。


結果、ランキングは11位に上昇。少しずつだが、成長を見せ始めた。


3日目


最終日、ユウキは自分にできる最大限の工夫を考える。

幼いころ、師匠ディランが料理や魔法で複数の魔法を同時に使っていたことを思い出す。


「そうか……魔法はまとめて使える!」

ユウキは、3つまでの魔法をセットにして同時に繰り出す技を編み出す。

火の玉3つを同時に飛ばしたり、火と水を同時に使い蒸発の蒸気でダメージを与えたり。

バフの重ね掛けも瞬時にできる。


名付けて――マジックセイムタイム!3セット。


ダンジョンに挑むと、3つの魔法をセットで放ち、雑魚を一瞬で殲滅。

さらにボス戦で覚醒し、5つの魔法を同時に扱う――マジックセイムタイム!5セット。


ファイアボール5セットで「メテオストライク(隕石衝突)!!!!」……

すべてが一度に発動する。


その圧倒的効率と戦略で、ユウキは最終日に順位を一気に上げ、5位でフィニッシュ。


3日目最終ランキング

順位 名前 ジョブ 所属ギルド タイム

1位 レイ 時空魔導士 トラベラント 123秒

2位 アラン 魔法使い トラベラント 124秒

3位 さとみ 魔法使い 白姫 180秒

4位 ひとみ 魔法使い 白姫 182秒

5位 ユウキ 魔法使い ルミナスブレイブ 183秒

6位 スイ 魔法使い デビルズ 184秒

7位 拘束士 シバ デビルズ 185秒

8位 チアガールリナ デビルズ 195秒

9位 カテ 僧侶 デビルズ200秒

10位 悟 拘束士 トラベラント 213秒


12歳での5位入賞は驚異的な快挙で、観客もギルド仲間も盛大な拍手と歓声で迎えた。

王宮からも、若き天才魔法使いとして称賛の声が届く。

ヒカルやナオも「すごいよ、ユウキ!」と目を輝かせる。


これにより、ユウキは魔法オタクとしての工夫と成長が、最短タイムという形で結果を出したことになる。


今後、魔法の同時発動の伸びしろも大きく、ワールドトップクラスの魔法使いへの期待がさらに高まった瞬間であった。


ヒカルはランキングをじっと見つめながら、頭の中で分析を始めた。


「やはり1位はレイか……時空魔導士は圧倒的だな。拘束士よりも希少な職業で、前世でも仲間にできなかった職だ。あの能力は、理論上だけでなく実戦でも強すぎる。いつか、仲間にできる日が来ればいいが……」


ヒカルは少し笑みを浮かべた。ユウキの名が5位に輝いているのを見て、次に思考を巡らせる。


「それにしても、12歳で5位……ここまで来るとは思わなかった。ルミナスブレイブの新星として、将来性が半端じゃないな」


そして目を下位の順位に向ける。


「……しかし恐ろしいのは7位から10位だ。支援職なのに上位に入っている。特にデビルズ。オーダーのパーティ編でデビルズとして参加していた支援職の4人が、全員6位~9位でベスト10以内に入っている。支援をしながら、自力で火力を出してこのタイムを叩き出しているということだ。」


ヒカルは感嘆を漏らしつつも、冷静に考える。


「つまり、支援職であっても、火力を補えるスキルを持つ者はタイムを大きく縮められる。レナやミナも、この結果を見れば、自分たちも火力を出せるサポート職として成長するべきだと気づくはずだ。ソウタも同じだな」


ランキングを前にして、ヒカルの中では次なる戦略とメンバー育成の構想が、すでに静かに動き始めていた。

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