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追放された雑魚剣士、実は最強ゲーム覇者でした。~記憶を取り戻した俺はチート知識で世界をぶっ壊す~  作者: 中瀬
第一章 ワールド覇者編

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第22話 休息

◆オーダー後 ― 王都での休息


 ダンジョンキングオーダーが幕を閉じてから一週間。

 ルミナスブレイブのメンバーは、王都での休息を楽しんでいた。


◆市場で


「えへへ……わたし、焼き鳥三本追加で!」

「ナオ、もう五本目だろ……胃袋どうなってんだ」ヒカルが呆れたように眉をひそめる。


「いいじゃんいいじゃん! ナオちゃんが食べてるとさ、見てるこっちまで幸せになるんだよね」ソウタがニコニコとフォロー。


「まったく……財布の中身を守るのは誰だと思ってるのかしら」レナは苦笑しながら財布を押さえる。


「アタシはスイーツ! この新作パフェ食べてみたかったんだよね~!」ミナは両手にアイスを抱えながらドヤ顔。

「両手アイスはやめなさい、片方は必ず溶けるから」ユウキが冷静に突っ込む。


◆武具屋で


「俺、この剣、ちょっと気になるな」ヒカルが新作の長剣を手に取る。

「わたしは――この大剣! 見て、すっごい重そう!」ナオが持ち上げようとしてガシャーンと倒す。

「ちょっ、危ない!」ユウキが慌てて後ろに下がる。

「えへへ、やっちゃった」ナオは舌を出して笑った。


「ナオ、あんたは大剣があればなんでもいいのよね」レナが肩をすくめる。

「でもそういう単純さ、ちょっと羨ましいかも」ソウタが微笑む。


◆酒場で


 夕方。街の冒険者たちが集う酒場では、ルミナスブレイブの話題で持ちきりだった。


「おい、あれが“新星の輝き”だぞ!」

「見た目は普通のパーティに見えるけどな……」

「いや、白姫の舞とも互角に渡り合ったらしいぜ」


「なんか、噂が一人歩きしてません?」ユウキが不安げに呟く。

「いいんじゃね? 人気が出るのは悪くないし」ソウタが笑顔で肩を組んできた。


「調子に乗るなよ。実力を見せ続けなきゃ、すぐに笑われるのはこっちだから」ヒカルが低く釘を刺す。

「……でもさ、きっとなんとかなるでしょ?」ナオが笑顔で言った。

「おう。そうだな」ヒカルも少しだけ口元を緩める。


◆ギルドハウスにて


 夜。湖畔のギルドハウスに戻り、皆でテラスに座り込む。

 夕焼けが湖面をオレンジに染めていた。


「なんかさ、オーダーが終わった後の方が、仲間って感じがするね」ミナがアイスを食べながら言った。

「えへへ、わたしたち、家族みたい」ナオが頬を赤らめる。

「俺に任せろ。家族旅行なら計画するの得意だから!」ソウタがドヤ顔を決める。

「旅行じゃないのよ。次は、もっと強くなる準備をしなきゃ」レナが腕を組んで冷静に返した。


「でも……休息って大事ですよね」ユウキが小さく笑った。

「その通りだ。休む時は休む。次は、それからだ」ヒカルがみんなを見回す。


 その夜。

 ルミナスブレイブは、笑い声を絶やさずに過ごした。



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