お隣(のマンション)のTSっ娘様に駄目人間にされる件
冬コミマだぁぁぁ!!!!
ああああ完売してて間に合わなかったぁぁぁぁ。゜(゜´Д`゜)゜。
だからあれほどアーリー買っとけって言ったのに…
「あ、そろそろご飯使わないと。」
理寧はそう言って立ち上がる。
「蒼もいるよな、作るぞ。」
「お、助かる。毎度毎度悪いな。」
「気にすんな、っていってるっしょ?それに食費折半じゃん?」
それは前に決めた事だ。
一緒に食べる時はそうしてる。
「節約大事。ボクが作る方が抑えられるしな。寧ろ金銭的にありがたいんだなこれ。」
「そうじゃがよぉ理寧、労力的な方でこっちは助かってるって事よ。」
「いやキャラ何、…てかそう言う話ならこっちは精神的な方で助かってるっての。」
「……?」
それはどういう。
理寧は俺の顔を見つめながらしれっと真顔で、
「そりゃ1人よりお前とご飯食べる方が楽しいだろ。」
…っ真顔美少女フェイスの破壊力。
さらっと言うものじゃないですよ。
でもここで沈黙したのは不味かった。
「…ふむ?…おやおや〜?照れてるのでごさいますかぁ〜?」
「お前なぁ…。」
有利になった途端これだ。
台無しじゃんね。
「てかそれ言うならそれは俺も同じだろ。」
実際、俺大学でそこまで多く、てか親しい仲の連中はいない。
こんなに高頻度で会える様な奴は俺にとっても良い事だ。
お互い、1人は好きだがぼっちはつらいタイプだからね。
「…ほぉ。これは一本取られましたね。」
「いやてかさっきから何の話よ。」
「我らの仲の良さの話だ。」
多分違うと思います。
あとそろそろセリフが恥ずくなってくるのでやめよう。
そんなこんな、時間置いて閑話休題。
夕御飯が出来た様だ。
「今日はなぁ、肉じゃがだっ!」
「なんと…!素敵だ…。」
「さて、そんなご友人には追加でコレをあげよう。」
「…ん…?…これは…ほぅ、炭酸抜きコーラですか。たいしたものですね。…いや違う違う、何してん?」
「いつの間にか賞味期限切れてた。時間の流れって怖いね。」
「それでも結構前だが?うーんヤバいぞこれ。」
思わず素に戻ったわ。
しかもこれ何故か冷蔵じゃ無くて常温で保存してたやつらしい。
怖すぎる。
ブラックボックス()かな?
流石に処分しかないですよ。
なのでこちらで袋に詰めておいた。
後で帰る途中に捨ててくる。
「折角だしもう少し置いといても面白そうだったんだけど…。」
「やめようか、多分マジであかんやつ。」
「まぁ1番困るのボクだし、まぁいいか。」
「急にあんなの出さないで、他にもありそうで怖いから。」
「いやないない!流石にないから。ほれ、お詫び。コーヒーでも飲んでろ。」
投げ渡される缶コーヒー。
うーん雑。
俺がコーヒー好きだから取り敢えず渡しとけばいい精神だなコレ。
まぁ嬉しいが…。
「欲を言えば理寧の自作コーヒー飲みたい…。」
「随分欲出したなぁキミ。まぁ淹れたて自作っておいしいもんね。でも数える程しか作った事ないから多分マズイぞ。てか不味かった。」
「残念。けどそれはそれで気になる。」
「てかコーヒーならお前の方が淹れてなかった?アレだけやけに美味かった記憶あるぞ。」
徹夜のお供はエナドリだけじゃないから。
偶にはって感覚でやってたらいつの間にか上手くなってた。
たぶん3年ぐらいか?覚えてないけど。
「まぁだからこそお前の淹れたのに興味が出たんよ。」
「なーるほど。分からなくもない。それくらいならやったるよ。けーど、そもそもコーヒー豆が家に無い。なので今はそれで諦めろ。ま、今度淹れたるから。」
「よし、言質はとった。」
楽しみにしておこう。
「で、本音は?」
「自分で淹れるのめんどい。」
「コーヒー淹れるのすら面倒くなったらもう終わりだよ。」
そのうち全部がめんどくさくなるぞ。()
ところで視界に何か違和感があるんだ。
…気のせいか?
「さて、それで蒼君。今日のご飯はどうかね?」
「…はっ!?既に…無い!?」
いや、食べた後…だと?
これはつまり、
「あるぞ、胃袋に。」
「いつのまに。おかしい、記憶が…。」
一体どういうなんだ…。
「しれっと食ってたな。こっちもびっくり。」
「おいしかったのか…。」
「おかわりいる?」
「いる、くれ。」
即答である。
「ん、よく食うじゃん。」
「そういやそもそも昨日の夜と今日の朝食べてなかったから当たり前か。昼食べたとしても腹は減ってる筈よな。」
ちょっと食べるのすら忘れてた徹夜でやってたし、朝は朝で理寧がこんなんなってるしだったからな。
それはともかくこれ言わない方が良かったな。
理寧は一気に顔色を変えた。
「いや不ッ健康!アウト!これだから料理できないやつは…。…まさか、ねぇもしやボクと食べる日以外全部そんなんなの?」
「いや流石にそれは無いって、てけとうでも取りはしてるから。」
分かったからそんな風に見ないで。
おかしい、美少女のジト目は本来可愛い筈なのに。
なんか謎に怖いからそれ。
これが圧ってやつか?
「…うん、あの、やっぱりいつも作ってやろうか?なんか改めて不安になってくるから。」
「ここ地味に遠いからやだ。」
「クソみてぇな理由やめ。あと遠くねぇだろ。」
いやこれ実は結構重要なのだ。
「隣のマンションってのがミソよな。純粋なお隣さんなら良かったものの。」
お隣だったら色々持ってくのも楽だった。
ホント一度降りて登るとかいうのだるすぎ。
俺も理寧もまぁまぁ高めの位置にいるからな。
毎日だとなんか何処かでダルくなってくるんよ。
「あの時空いてなかったんだからしゃーないさ。それなりに都会だもん。」
そうそう便利さで選んだ結果だし仕方ない。
世の中そう簡単なご都合主義は無いのだ。
そういうのはラノベとかにしておけ。
…いや今充分にラノベみたいな展開だけどサァ。
「にしても不安になるからちゃんと食べてな?」
「はいはい。以後気をつけるから。」
「…ホントか?」
「来年からは確実だから。」
「駄目じゃん。」
来年から本気出す(それを言うのが来年)。
この精神で生きてます。
「よし、ご馳走様。美味かったよ。」
「ん、ボクも終わった。あ、片付け手伝え。」
「らじゃ。」
その後は特に何かある訳でもなく、時は過ぎ。
「じゃ、そろそろ俺は家戻ってるわ。」
「ん、もうこんな時間か…。それじゃあまた。」
「うい。」
夜、俺は理寧の家を出て、自分の家に帰った。
ちなまだ時系列的にモソハソβテストの時期とかなのでこの世界コミマ来てないっすね。
まぁ、今年はもう出ないので、また来年。
良いお年を、です。




