話のTNPは大事ってそれ言われてるから
わお早速ブクマが
ありがとうです!
その後、少し支度して璃寧の家を出る。
…が、ここでやはりゴネた。
「無理無理無理無理…!ハードル高すぎるって!」
まぁ流石に恥ずいからな。
「おい冷静になれ、男だぞボクは…!」
「安心しろ、今のお前は何処からどう見ても美少女にしか見えないからな!」
「そんな慰めはいらんわ!」
ほれ、諦めて来るんだな(ゲス)。
「何でこんな事に…。」
そう言いつつ少し…いやほんのちょっとだけど楽しそうではある。
実際羞恥心を除けば色々新鮮で楽しいのだろう。
今は苦労の方が多そうだが。
そうして、病院に向かう。
まぁここも近場だし徒歩10分程度ですぐ着く。
とは言え、奴にとっては久しぶりの外出、それもこの姿でた。
「もう、帰りたい…。」
「まだ半分やぞ。」
既に顔色がだいぶ悪い。
これが引きこもりの弊害…?
「さっきから地味に結構視線感じるんだよ。ちょっとそれが…。」
TSの醍醐味でやられてただけでした。
まぁさっきからすれ違った人とか分かりやすく視線向けてるもんな。
「まぁ陰のものに注目はキツイもんな、わかりみ。」
「お前は全然平気な方だろぉ…。」
それは場数踏んでるだけなので。
「うう…やっぱ変かな…。」
璃寧は見回しながらそう呟く。
「俺主観なら変じゃ無いしむしろクッソ可愛いぞ。」
「2度も言わなくていいしそもお前のは別にいらん、世間体的にで気にしてるっての。」
「それも可愛いから注目来てるだけだな。」
「…それもそれでなんかやだ。」
うへぇ〜って感じで言う。
うーん筋金入り。
「まぁ、諦めろ。俺もいるし一人で出るよりはマシだろ。」
「そもそも普通に1人で出かけた事が殆どないって話する?」
「自宅警備員ガチ勢のセリフ出てきた…。」
まぁイベント時に俺が連れ出している時ぐらいしか外出ねぇもんな。
前回外出したのいつだったっけ?
「やっぱ今から帰らん?」
「いや今なら帰るより病院の方が早くつくぞ。」
「…帰りてぇ。」
「うんもうちょいそこ頑張ってくれ。」
相当参ってるな。
「…疲れた。」
そんなこんなで病院に到着。
受付を済ませて待つ。
案外空いていた様で数分程度で呼ばれた。
「呼ばれた。行ってくる。」
「おう。」
ちょっとした検査だけだからすぐに終わる筈。
適当に待ってるか。
モソハソワ◯ルズβテストの情報まとめとか漁ってるとしよう。
〜待機中〜
「どうだった?」
検査が終わって、戻ってきた摛寧に聞く。
「特に問題は無い、正常だって。」
「おけ。まぁそれはよかった。」
「うん、それであとは国が戸籍とか色々何とかしてくれるから大丈夫だとさ。」
「そうらしいな。あ、顔写真どうなるんだろ。」
「なんと検査で撮られました。かなーり準備良くてびっくりしたよ。」
マジか。
トントン拍子で話が進むな。
まぁ、助かるが。
「それと今後定期的に来いって。…つらい。」
「…そこはドンマイとしか言いようが無いな。」
目が、目が死んでいらっしゃる。
話題を変えようか。
「まぁ、そろそろ帰るか?」
そう聞くが璃寧は俯いて黙ったまま。
「…どうした?大丈夫か?」
俺がそう聞くと璃寧は俯きながらポツリポツリと話し始めた。
「いや、ね…大した事じゃないんだけどさ。」
疲れた様な笑みを浮かべながらそう言う。
「改めてボクTSしちまったんだなぁ…って。」
さて、始まったな…




