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崩壊フェチーレイル

今の所主人公がただのヤバいやつなんだけど






家に入り、椅子に座って某N◯RV総司令官のポーズで対面する。


「さて、詳しく話を聞こうじゃぁないか。」


俺は璃寧らしき少女に聞く。


てかもう璃寧だなコイツ。


動きの癖が大体同じなんだわ。


まぁまだ…うん、怪しいが。


「そうは言っても…ボクも朝起きたこうなってたんだよ。いや、ホント。マジ。」


長くなった髪を弄りながら璃寧はそう言う。


まさかリアル朝おんが起こったと言うのか…!?


「自分の事は分かるよな?」

「うん、月乃璃寧、19歳。フリーランスでイラストレーターとかやってる一人暮らしの引きこもり。」


おけ、あってる。


「じゃ、俺の事は?」

東雲(しののめ)(そう)。同じく19の大学生。ボクとは幼馴染。そして筋金入りの廃ゲーマー。」


これもあってるな。


我ながら疑り深いが、流石に本物か…?


…最後にこれを聞くか。


「まぁ、多分お前は璃寧で間違いないだろうが…唯一つ確認だ。」

「…何?」


非常に重要な事だ。


俺は神妙な顔で聞いた。


「…太ももと腋、どっちが癖だ?」

「太ももだろ忘れたか馬鹿野郎。」

「よしお前は璃寧だな。」

「こんなんで確信しないでよ…。」


クソみたいな確認方法だが、コイツにはコレが最適だ。


イラストを描くときも早◯ユウカ(太もも)を割と練習って言って頻繁に書いてる事多いし。


だがしかし俺は腋派だ。


悲しいかな、後で戦争だ。


「あ、そうだ、これ見て。」


璃寧がスマホの画面を見せてくる。


「ん…?なになにー?TS病…?え、何コレ。」


同人誌とかにありそうな設定じゃん。


ええ…マジでリアルにあったんか…。


…えーと、1億人に1人の奇病で…あーはいはい。成程理解。


「…いやそんな宝くじの確率みたいな現象が起きるんか。」

「でも起きちゃったし…。」


まあなんだ、うん。


「そうはならんやろ。」

「なっとるやろがい。」


よし詠唱完了。


「まっ、状況は理解した。これからどうするよ?」

「ひとまずは病院行く必要があるみたい。でも…。」


そこで一息置いて自分の服を摘む。


「外出る様の服なんてないぞボク。」

「そのパーカーでなんとかならんか?」

「この格好で外に出れるか!」


まあそれ一枚だしな。


多分下も穿いてない。


流石にね、色々まずい。


「幸い、そこまで体型が変わってないのは助かった。一応こういう物なら多少ブカブカたけど着れてる。まぁ外に行くには無理そうだけど…。」

「元から小柄だからな。」

「処すよ?」

「事実じゃん。」

「何だァ?てめぇ…。」

「それで、服か…どうする?」

「…まぁ…方法はあるにはあるんだけど…。」


凄い悩ましそうな表情。


何か…あ、待って思い出した。


「……!そういやいつぞやにふざけて買った女装用の服があるやんけ。」


アレなら何着かあった筈。


当時かなり盛り上がったからな。


「そうだよっ…!でもちょっと流石にあれらを着るつもりは…。」


だが、璃寧は嫌そうにしている。


まぁあれも結局恥ずかしくなったらしく着てくれる事は終ぞ無かったからな。


とても、残念でした…。


それはともかく、よ。


この問題はどのみちどうにかしないといけないだろう。


ふむ…。


「…璃寧よ。」

「何?」

「選択肢は1つだと思うが。」

「おいっ何しれっと退路塞いでるのさ!?」

「諦めろ。てかお前は着たくないのか?」

「当たり前だよ!家ならともかく外は流石に恥ずかしいわ!」


あ、家ならいいんだ…。


あれ…?あの時は別に家だったよな…?なんであの時は嫌がった…。


…いや、今はそんな事はいい。先にコイツをどうにかしないと。


疑問を抱えつつ引き続き説得する。


「璃寧はこうは思わないのか?折角美少女になったから可愛い格好して楽しまなくてはと。お前はそれ好きなシチュだろ?」

「いやまぁ、それは確かにそうなんだけど…。ボクも少しばかり憧れてた現象だし…。」

「お主は見たくないのか?因みに俺は見たい。」

「最終はやっぱ願望じゃねぇか!」


そうだよ(そうだよ)


「着るしか、着るしか無いのか…。でも、ぐっ、うぅ〜。」


思いっきり葛藤してやがる。


そんな顔も中々良いっすね。


いやしかし、何と言うか…コイツ割と絶妙に俺の好きなタイプの顔つきしてるんだよな。


TS病ってそういう効果あるのか?


ま、それは置いといて。


「……はぁ〜…………しゃーないかぁ。ちょっと待て着替えてくる。」


諦めて覚悟決めたか。


璃寧は渋々だが、非常に渋々だが、そう言って部屋を出てった。



少しして。


「まって出てくるのは恥ずい。」

「そうか。じゃあ出てこい。」

「人の話聞いてた?」


そんなこんなでお披露目。



「えと、これでいい…?変な所ない…?」



そうして出てきたのは、白シャツ黒スカートにクリーム色の萌え袖カーディガンを羽織った黒髪美少女。



その少女は少し手をソワソワさせながら恥ずかしそうにチラチラとこちらを見てきている。



そんな璃寧の姿を見て、俺は…。



無言で、かつ迅速にスマホを取り出しカメラのシャッターを押した。


「ちょっ…!?おいまて撮るな!余計恥ずかしさが出てくるだろっ!」


当然、クラウド上にまで移して永久保存しましたはい。


後のいつかイジるネタをみすみす見逃すかよ。




性癖展開…!性転換秘術っ!

まだ男友達のノリ

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