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ブルーマウンテン ラボラトリー  作者: ko☆gorou
第二章 おてんばなタッ君
21/33

欲情

8/2 8:53


僕は【タッ君の部屋】を出て【浴場】の前にいた


流石に昨日から色々なものを出しすぎたと思った僕は


お姉さんが迎えに来る前に体を清めようと思った


『何があるか…わからないしね…ふふふ』僕は期待に胸を躍らせた



【浴場】のドアを開け中に入ると3畳ほどの脱衣所に出た


脱衣所の奥には擦りガラスの引き戸があって


その向こう側に風呂場があるようだ



脱衣所には入って右手側に


学校で掃除用具が入れられているようなスチールロッカーが3つ並び


向かって右から「い・ろ・め」と書かれたシールがそれぞれ貼ってあった



入って左手側には鏡の付いた洗面台が備え付けられていて


洗面台にはプラスチック製の青い透明なコップが置いてあり


その中に歯ブラシが12本入れられていた



僕はパンツと靴下を脱ぎ全裸になると


「め」と書かれたロッカーを開けて すぐ閉めた



僕の見間違えじゃなければ中肉中背のおっさんがいた



僕は意を決してもう一度ロッカーを開けて すぐ閉めた



間違いない おっさんがいた



真っ白いブリーフを履いていた 二度目に開けた時 確かにおっさんと目があった



僕は深呼吸をして気持ちを落ち着かせると「い」のロッカーを開けた


「い」のロッカーには


脱いだ衣類を入れる籐の籠


ハンガーにかかったふわふわのガウン


ラバーカップ


が入っていた 籐の籠の中にはキレイに畳まれたフェイスタオルとバスタオルが入っていた



僕は籠からタオルを取り出すと


パンツと靴下と蛇腹のホースと一夏の思い出を入れた



フェイスタオルを肩にかけバスタオルを腰に巻いた僕は


「ろ」のロッカーを開けようとしたが







「め」のロッカーから「ガタガタッぅぉお゛おおおおい゛」と地の底から響くような低い声がした






僕は「め」のロッカーの前に立つと扉が開かないように抑えながら手前に傾け


そのまま一気に引き倒した



中から「へがぁ゛」という声がした



僕は間髪入れずにロッカーに馬乗りになると


両手で力強く拳を作り そのまま勢いよく両こぶしでロッカーを叩き続けた




「ぃい゛やめでくれ゛ぇえ゛ぇい」




君が黙るまで!!叩くのを止めないっ!!



「おれはぁお風呂の妖精だぁ」



『しゃらくせぇええ!!』



僕が止めを刺そうと両手に力をこめて振り降ろそうとした その時



「おぉんなのこにも変身できるぞぉ」と妖精さんは低い声で言った



僕は妖精さんの話を詳しく聞くことにした


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