短いもの、ふたつ。その2
(改行芸人)
* * * * * * * *
それでも、会いたい人がいて。
私には、なにもなくて。
手を伸ばしているつもりだったけど、幻想で。
本当はただ見つめるだけだった。
あなたはいつも、どうしてそんなに優しいの?
わたしは、ただ、愛されているだけ。
愛し足りないのに、愛し方がわからない。
なんて。
ただのわがまま。
ねぇあなた。
しあわせです。
言葉では、足りないほど。
おひさまとつきは、
わたしであなた。
どちらにとっても相手はおひさまで、自分がつきなの。
* * * * * * * *
雨が降る
それはとても
自然なこと
誰かが泣く
それもとても
自然なこと
悲しい涙もあれば
幸せな涙もあって
心を凍てつかせたり
潤わせたりする
今日は
雨
誰かが泣いている
今も
どこかで
わたしはいま
笑っている
悲しい涙の人に
出会ったなら
勇気をあげられる様に
うれしい涙の人に
出会ったなら
共に
喜び合える様に
晴れの日には
もっと晴々しく
雨の日には
どこか物悲しく
いつも
笑っていよう
あなたのために。
それは
わたしにとって
とても自然なこと。
* * * * * * * *
一編だけでは足りない短い詩を、2編載せています。




