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ロスト
歩いてた ただひとり夜の街を
冬の空 星がきれいでなんか泣けた
感情を置き去りにしたつもりで
本当は痛みだけ抱いていたんだ
嗚呼 都会の片隅じゃ
まだ星座には足りないよな
嗚呼 行き交うヘッドライトが
わずかに淋しさを埋めてく
かじかむ指先も震える白息も
赤くなった鼻も全部全部が
僕がまだ生きてるって証なのかな
行先もないけどまだ歩けるよ
走ってた ただひとりきりの未知を
何もかも 欲しがりすぎでなんか泣けた
感情を置き去りにしたつもりで
本当は 痛みだけ抱いてたんだな
嗚呼 宇宙の片隅で
あの星座の一部になりたい
嗚呼 行き交う人の群れに
どうして君だけが居ない?
芽吹いた宿り木も光った朝露も
赤くなった花も全部全部が
いつかまた産まれるって証なのかな
もしそうだとしたらまた逢えるかな
その時には僕もまた笑えるかな
行先見つかるまでただ歩いてく
連呼する「嗚呼」がおもしろいです。




