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恋の端役
凛と鳴るほど澄みきった凍えそうな夜
最期だから好きだと告げたあの場所で
ねぇ君はホントに あの時あの日の言葉
何にも何にも 聞こえなかったの?
笑った君が泣いた 不意に
睫を濡らす君の雨
塞ぐ両耳 つぐむ唇
悲しいのに綺麗すぎて
身動きもとれずに見惚れた
視線の先に見慣れた横顔見つけて
その隣には 見慣れない桃色のコート
その気持ち分かるよ 思考が止まったことも
何にも何にも 聞こえないことも
泣いてた君が笑う 無理に
頬を伝った君の雨
澄ます両耳 響く街の音
繰り返すこと出来なかった
最期のコトバは消えてった
鮮明に思い出すよ あの場所での
一つ一つのことが色も褪せずに
きっと君もそうなんだろう
視線の先の光景を全て 今でも覚えてるんだろう
となりに僕は居た?
つられて僕も泣いた 不意に
大地を濡らす君の雨
繋ぐ手のひら 滲むこの愛
気付かない君はそっと
ありがとって一言呟いた
片思いを見つめる片思いのうたです。
(タイトルだけ今つけたシリーズです)




