昼
すみません、日曜日になってしまいました。更新します。
ーー用事を済ませてきたら、もう既に昼頃だったーー
「ただいまー!」
「ただいま」
仲良く2人で手を繋いで帰ってきたら、昼ごはんのいい匂いがする。
「ごはんだー!ラム、ラム、美味しそうだよ!」
大人しかったコーグがラムの頭の上に乗って、跳ね出す。
(うわぁぁ。何やってるの、コーグ。そんなことしたら痛くなるって!)
ぼよんぼよんしているコーグに、顔を引きつらせるムス。
「何か、頭が、痛いような、、?」
何回も跳びはねるコーグの影響で、ラムは痛みを訴えてきた。
「家についたから、荷物片付けてくる。ちょっと、手洗いしてきて。俺も後から洗うよ。頭が痛い、、?疲れたかもしれないから、横になってた方がいいかな?」
さっと、ムスがラムの荷物を持ち、歩き出す。
コーグに口パクでついて来てと、お願いすると、頷いた。
「みーえーるー?」
ラムの眼の前にデネブラの顔がドアップで、映り込む。跳びはねるのをやめたらしい。
(うわぁ。あれで声をあげないから見えないと思うけど)
ムスは仰天しながら、成り行きを見守る。
反応がないとわかると、コーグはムスの頭の上に張り付いた。
そのまま、コーグとムスは台所へとむかった。
ーー石鹸を泡立てて台所で手を洗うムスと買い物した品物を冷蔵庫に入れるコーグ。
「コーグ、ぼよんぼよんは痛いからやめよーなー」
「えー。反応して欲しかったのにー。ラム、無表情なの。悲しみ」
コーグが冷蔵庫に品物をしまい終えて、しょんぼりする。
「いやー、ラムは見えないと思うけど」
(見えてたら演技うますぎだよ)
「コーグ的には見えるよ!きっと!だって、ルミニスの気配するもん。サラマンダーにトニトの強い力ある!精霊の力が強いよ?好かれてるなら、絶対に見えるもん!口割らせるの!」
「物騒な言葉を聞いた、、。まあ、コーグが言うならそうかもしれないけど、どうするの?」
「あー!!ムスが見えるっていえば、解決では!?」
ムスが豚肉ともやしとトマトを冷蔵庫から取り出して包丁をだしたところでため息を吐く。
「えー。いいませーん。俺、変な目で見られたら簪を作る時きつい。嫌ですー。ほら、コーグ、サラダ作って。レタス水にさらして、卵を炒めるから、ちらして、パプリカ切るからパプリカちらしてね」
「むー。わかったー」
ムスが素早くパプリカを切り、水をにさらしてあるレタスを見て、コーグに指示する。
コーグはボールを5つ取り出して、レタスを小さく千切ってそれぞれにいれる。
パプリカも同様にしている。
その隙にムスは卵を炒めて、スクランブルエッグを皿にのせる。
「よし」
次にトマトと豚肉を細かく切って、もやしと炒める。
次に炊いてある米を小さな皿に持って、5つ完成させる。
「終わったー。ムスー、夜は一緒だよー。一緒に夜食たべよ」
「わかった。今日も遅くまで作業するからな。よしよし、一緒だからなー」
「うん!」
「母さんー!できたよー!」
2人を呼ぶ。
「コーグの分なー。コーグ、レモネードあげるから!」
ムスがレモネードを冷蔵庫から出して、コップに注ぐ。
「うん!ありがとー!ムス、大好き!」
コーグの頭を撫でてムスは台所をでた。
ムスはコーグと一緒に食べれない昼食を淋しく思いながら昼食を運ぶ。
昼ご飯を食べた後、いつもと変わらない日常が流れていったのだった。




