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しるし2(詩集)

Dear

作者: さゆみ

あなたから貰ったものは数えきれない


優しさに寂しさ

強さに切なさ

喜びも希望も

絶望でさえすべてあたたかくて


それは私の光りだった


うけとって、うけとって、うけとるだけで

私はあなたに何を返せたのでしょう


突き飛ばして、引っ掻いて、叩いて、冷たくて、凍ってて

一欠片の優しさも作れなくて、闇さえ引き連れて、あなたを苦しめて


嫌われたかったの?

違う、違うのに

嫌われたくなんかなかった


それなのに

どうして私は出来なかったの?


愛してるって

それ以上でなくそれ以下じゃない

ずっと愛してるを伝えたいのに

あなたを包んで、照らして、あたためて、抱きしめることが

どうして私は出来ないの?


大切なあなただった、本当に


ありがとうとごめんねが言えないまま

毎日が零れて流れていく

ほほえみさえ返せないまま






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― 新着の感想 ―
[一言] 拝読致しました。 大切だからこそ触れられないってことありますよね。 自分に自信がなかったり、相手を思い遣り過ぎて臆病になってしまったり。 そんな人の心の機微を、柔らかくわかりやすい文体で表…
2014/04/13 11:55 退会済み
管理
[良い点] こんばんは、さゆみさん! 甘い痛みを感じました。 沢山貰っているのに、自分は何も出来なくて。 ごめんなさい、と、ありがとう、と、愛しています、が、混ざりあって絡まってうまく伝えきれない…
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