表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

雨が降る洞窟で

注意!


自転車が喋るけど気にしないで!

ザアザアと、滝のように雨が降っている。

まるでぽっかりと、空に穴が空いているようだ。

そこに一台、自転車が走っている。

勿論、運転者もいる。


風のように走り抜け、雨を切り裂いて走っている。

凄い勢いで足を動かしているわけではないが、自転車の方が急かしているようだ。

肩まで伸びた髪が黒く光り、靡いている。

前が見えるように、ゴーグルをつけているが、それすらもあまり機能してない。



「早くどっかの洞窟で休もうよ〜錆びちゃう。」

「わかってるけど……どこにもそんなのないよ?」

「じゃあ一個前の国に戻ろうよ〜。」

「またあの泥沼を通ることになるけど?」

「それは嫌だなぁ。あ、あそこ!洞窟!」

「ん?あ、本当だ!」


少し遠くの方に、大きな洞窟がある。

1人と一台は、そこに向かって、漕ぎ始めた。


「タイミングいいね〜。」

「これだけ大きな洞窟なら集落でもあるかもね。」

「……いや、それはないんじゃない?」

「どうして?」


洞窟の中を見ると、雨が降っていた。

「ここ洞窟の中だよね?」

「そうみたいだけど……雨漏りかな。」

そう言って見上げるが、そのような様子はない。


「なんで雨降ってるんだ?」

「さぁ?でも……。」

「でも?」

「休めないことは確定したね。」

「あ〜……。」



雨に打たれて、自転車が走っている。

道に沿って走っている。


この先にある国はどのような国なのだろうか。



始まり始まり。

と言うところでしょうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ