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天才剛毛ロリ童女を添えて~【バトル】リリィの戦い方、もあるよっ!

挿絵(By みてみん)



「なに、なになになになに!? ちょっと何なのよっ!」


 凄まじい術式反応に叩き起こされたのか、普段は一度寝ると三日は起きなかったりすることもザラにあるこの半透明の球体は、慌てた様子で俺の中から出てくると、辺りを見渡し、一人の魔法使いに目が留まる。

 「うげえ…何なのあの子、尋常じゃないわよ!?」ビュンビュンと俺の周りを飛びながら、そういうと、リリィから身を隠すように背中に張り付き肩に捕まる。

 ルウから見てもアイツは尋常ではないらしい。リリィの言っていた本気、これがあの童女の本気なのだろうか?


 上げていた手を突き出すように構えると、一転して、辺りの魔力の揺らめきが感じられなくなり、一気に現実感が戻ってくる、地に足が付いた安心感、あれはリリィの集中力が俺たちにも影響を及ぼしていたようにも感じた。自身の浮遊感が無くなったのも束の間、今度はリリィの周りから突風が吹き、一歩後ろにさがると、同時に叫び声が何処からか聞こえる。


「あ˝あ˝あ˝あ˝ッあ˝ッあ˝あ˝あ˝はァァあ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝あ˝!!!!」


 それは、紛れもない――、リリィの声だった。


「おいおいおいおい、今度はなんだ!? 大丈夫なのか!?」

「ハハッ!大丈夫かって?大丈夫さァ!!見たいだろう!?むしろ今サイコーに気分がいいよ脳が冴える冴えるサエル!!オークはこんな家に住むのだな興味深いこの感覚久しぶりだよキミキミが求めていた私の本気さっき使った魔法は私のとっておきでね見たいかい?ハハァア!研究けんきゅう編み出した私のオリジナル魔法!バーゼルとの繋がりが悪魔あくま魔族の研究を任されていてね嗚呼メイベルンのパンが食べたい」


 なっ…なんだ? 一体何なんだ!?


「サイコロジックはクリティカルシンキング抽象化思考イシュ―思考仮説思考ラテラルシンキングコンテキスト思考ロジカルシンキング水平思考演繹思考イシュードリブン思考帰納的思考収束思考拡散思考ダイヴァージェント逆説思考スタートアップ思考逆算的思考対比思考IF思考バーチカルシンキング、あらゆる思考の超高速化を可能にする!!!!」


 先程使った魔法のせいか、リリィは文脈がガタガタなのにも気に止めず、人間とは思えない早口でこちらに語りかけてくる、会話がまるで成り立っていない。本当に気が付いていねーのか?

 そのまま、受け答えも出来ずに戸惑っていると、リリィは再び魔法を使うように手を突き出す。


「ハハァア˝! もういいね、では、敵の排除と行こうじゃないか!」


 そういうとリリィは魔法を唱える。

 ――≪プロテクション≫、≪カウンターマジック≫、≪プロテクションマジック≫、≪ガード≫、≪ガードマジック≫、≪スペル≫、≪スペルマジカル≫、≪スペルマジカルリジェクト≫、≪バウンス≫、≪バウンスアタック≫、≪バウンスウィザード≫、≪バウンスファイヤー≫、≪バウンスリジェンクト≫、≪バウンスアタックリジェクト≫、≪バウンスウィザードリジェクト≫、≪ダウン≫、≪ダウンカット≫、≪ハードプロテクション≫、≪ハードプロテクションマジック≫、≪ハードガード≫、≪ハードガードマジック≫、≪アブノーマラティコンデションカット≫、≪アブノーマラティコンデションリジェクト≫、≪ポイズンカット≫、≪スタンカット≫、≪ヒプノシスカット≫、≪フローズンカット≫、≪バーンカット≫、≪カオスカット≫、≪ゴーストカット≫、≪フローズンリジェクト≫、≪ポイズンリジェクト≫、≪スタンリジェクト≫、≪ヒプノシスリジェクト≫、≪バーンリジェクト≫、≪カオスリジェクト≫、≪ゴーストリジェクト≫、≪ダウンタイムリジェクト≫、≪カーシスリジェクト≫、≪ビルトアップ-マッスル-≫、≪ビルトアップ-アジリティ-≫、≪ビルトアップ-フィジカル-≫、≪ビルトアップ-アボイダンス-≫、≪ビルトアップ-コンサントレイション-≫、≪ライズセンセーション≫、≪ハイパーベンチレーション≫、≪ライズアイサイト≫、≪ライズヒヤリング≫、≪ライズマジック≫、≪ライズクリティカル≫、――≪痛覚無効≫


 一瞬の出来事だった。

 リリィの体が光り、高速で魔法を唱えていく。

 まさに瞬殺だった。

 リリィを見ていたにもかかわらず、坂の上の方で悲鳴が響き、そこに目をやると、リリィが一瞬のうちに、転移の指輪でも使ったのかと思うほどに、坂の上も下も、何十人といたオークを一瞬のうちに<灰へ>変えた。


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