8.タイあらは重要、と言うけれど
タイトルとあらすじは、『これしかない!』と思ったときは、大抵人気が出ます。
逆に言うと、悩みながら付けたときは、あまり読んでもらえません。
フィーリングって結構大事なんじゃないかなぁと思っております。
●タイトルについて
タイトルでよく言われるのは『読めばストーリーが分かる親切設計(長文タイトル)』が良いってことなんですが、これは当てはまる人と当てはまらない人がいると思います。
私は断然後者で、寧ろ短文タイトルのほうが好きですし、たくさん読んでもらえます。
例を述べますと
・恥を知れ(4文字)
・遅くなってごめん!(9文字)
あたりでしょうか。
ただ、短文タイトルの場合は『読みたい』と思わせるキャッチーさが必要で。こればかりは、投稿してみないことには、実際の誘引力がどの程度かわかりません。タイトル付は毎回ギャンブルです。
また、個人的には『教訓的なタイトル』や小説内のセリフをもじったタイトルが好きで、よく付けてます。
冒頭にも書きましたが、『これしかない!』と閃いたタイトル(稀にタイトルを元に小説が生まれる)は、ビックリするぐらい読んでもらえます。やっぱりそれだけ上手くハマっているんでしょうね。
とはいえ、タイトルが浮かばないからと作品を保留にするのは私には難しい(というかできない)ので、思い浮かばないときもえいやっと投稿しています。
あと、稀にですが、投稿直前にタイトルが変更になることがあります。
これは書いている内に、すごく気に入ったセリフが出てきたり、起・承・転・結だけでは分からなかった全体テーマ的なものが見えてきた場合に起こる現象で、こういう作品もたくさん読んでもらえやすいです。
●あらすじについて
続いてあらすじについて。
こちらは、短文で纏まったときのほうがたくさん読んでもらえます。あらすじが長くなってしまったなぁというときは、大抵読者様が少ないです。
ただ、分かっていても書かずにはいられないとき(短編で長めのものとか、連載ものでここまで書いておかなきゃって場合)ってあると思うので、こればかりは仕方がありません。
一つ、極端に短いあらすじを書いたことがあるので、例として上げておきます。
・悲劇のヒロインぶるなと言われましたので(←タイトル)
やり返すことにいたしました。(←あらすじ)
あらすじはこれ(14文字)だけ。
ですが、この作品はかなり読んでいただけました。
タイトルの誘引力もあったのでしょうが、簡潔に、この小説で何が起こるかが書かれているので、あらすじとして気に入っていたりします。かなりギャンブルでしたけどね。
こんな感じで、タイトルもあらすじも長けりゃ良いってものではないので、自分にどういうタイあらが合うか、模索していくのが良いのかなぁと思います。
※私には長文タイトルの付け方は分かりませんのであしからず……。