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Underworld  作者: まなか
9/68

リメンバーズ"敗北"

"待ちたまえ 陽仁くん"

滝たちの後を走っていると、貴明さんに止められた

「はい?なんでしょう?」

"君が息子を殺そうとしたのかね"

俺は全身青ざめた 滝の親に捕まってしまった

「…申し訳ございません!!!」

あの時、智嬉が現れなかったら、完全に滝は死んでいた

もし死んだら、貴明さんの力が暴走していたかもしれない…

透明な姿で見えないが、貴明さんに土下座した

"そんな君が滝たちの仲間になれるわけなかろう 本気で殺そうとしたんだろう?"

「は、はい…智嬉に止められましたが」

"当たり前だ …滝を本気で守りたいか?"

俺はグッと拳を強く握りしめた

「今となっては…守りたいです…」

"君の眼はそんな悪いことをすると到底思えない 真っ直ぐな眼をしている 息子のような眼だ"

潰そうとしていた蒼山家に、返って守られてしまった……

「俺は今、滝を助けても、信用できないでしょう、完全に滝を殺す気でいましたから…」

"なら、君が仲間を作ってリーダーになって、その上で滝を守ってみたらどうかね"

「その仲間が、まだ見つかりません」

そう言うと、貴明さんは、実際に見える身体の姿になった

「あっ!? あなたが貴明さん!?」

俺はびっくりして、後ろに下がってしまった

「やはりこの身体だな…ずっと丸い球体ではどうも居心地が悪い」

息子に似て、長い髪だった 顔は少し痩けたような姿だった

「どうして、現れたんです」

「あのカルテー二は本気で滝を殺そうとしていてね いや、仲間を全滅させる勢いの殺気だ 君の力を借りたいんだ」

滝たちは今道場で敵と戦っている

たった3人で勝てる相手ではないと俺も分かっている

「貴明さん…行きましょう、 俺たちも加勢しに!!」

「ああ!」

俺と貴明さんはテレポートで道場へ向かった


道場では激しい戦いが待っていた

「"天華乱舞"!!」

激しい竜巻がカルテー二を襲う が、一向に効いていない

「こんなものか、お前の力は…」

滝は既に体がボロボロになっていた

<挿絵>

挿絵(By みてみん)

「はあ、はあ、…くそ、力が、足りない…」

カルテー二は手を翳して身体全身にバリアを張っている

「滝の力でも足りないなんて…"雷拳"!!」

純はカルテー二に電撃を与えた

ドォォォ――!!

「私は風も雷も効かぬ」

またしてもバリアで交わされた

「それで終わりか?リメンバーズチーム ふふ、まだまだ小さい力だな」

「なんだと!?」

滝はカルテー二に向かって走り出した

「カルテー二、能力が効かないなら、これで…!!」

「滝、なにをする気だ!?」

智嬉が滝を止めようとする

「陽仁の使ってたナイフが転んでた…これでカルテー二を!!」

そのタイミングで、俺と貴明さんは滝たちのいる道場に着いた

場所が悪く、カルテー二の目の前に着いてしまった…

「カルテー二!!」

「な、なに!!?」

カルテー二も相当驚いて腰を抜かしてその場に座り込んだ

「陽仁!!……なっ、まさか…」

「カルテー二、お前は息子を殺せない」

「貴明…これは懐かしい姿だな… コールドスリープから目覚めたか」

貴明さんは後ろを振り返り滝を見てニコッと笑った

「滝、もう大丈夫だからな」

「父さん… どうして…!!」

「今のカルテー二は危険だ 今までの殺気とは違うんだ!!」

貴明さんがそういうと、カルテー二は不敵に笑った

「ふ、ははは…ははは…その通りだ貴明…滝を本気で殺す…貴明もな!!」

カルテー二の身体から、全身に能力のオーラが溢れ出ている

「親父は俺が守る!!」

滝は素早く俺たちの前に出て、バリアを張った

「くそっ、…俺の力が…っ」

カルテー二のオーラが強すぎて、バリアごと破壊されそうな勢いだった

「滝…私の力を…っ」

そう貴明さんが加勢するのも束の間、カルテー二が巨大な衝撃波を放った

「死ねーー!!!」

「滝!!!」


衝撃波が収まったあと、滝と俺以外倒れていた……

「皆…どうして…っ!!」

「今回はこれで勘弁してやる… 次はないと思え」

そういうと、カルテー二は去った


(滝…やっぱり…仲間を見つけてリーダーになるよ…そして滝を助けてみせる…)

これが仲間を探すきっかけになった


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