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カウントダウン10:00(カレン視点
【カレン視点】
私には仲間が居るが、3人では乗り切れないだろう。そして、私の能力狂乱は深く落ちればおそらく戦術に組み込むことは不可能になる。小回りが利き、尚且つ自由度の高く、予測する世界で動ける者が好ましい。
あたいは十分と言う与えられた時間の意味を理解していた。
これは、つまりはそう言う事なのだ。含めて私たちは試されている。
イズミは言った――
『既知の仲間がいれば、パーティーを組む事を許可する』
――そう言う事なのだ。冒険者は、各々判断し任務を遂行しなければならない。
私たちの自由は、そこに思考が求められる。自由なことと、自由であることは同じ様で全く違うのだ。
あたいの能力は、冒険者足りうるに十二分な効果を発揮する。狂乱は副次効果として、思考が加速する。その結果として、加速中に意志の疎通が取れない。
09:58
まだ誰もが動き出していない2秒の間で、踵を返し短剣使いの少年が横たわる場所へあたいは駆け出す。




