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携帯に映った姿

作者: 椎名 南凪

俺はその日友達とある山に肝試しに行こうとしていた。


山形にある滝に出るという噂を聞き付けたからだ。


もちろん好奇心おおせいな俺は友達と二人で山に向かった。


車でその滝に近づくといわゆるその独特の雰囲気、出そうな感じがしていた。


滝の近くに車を止めてそっとに出た。夜中の森は静かだが滝の近くだったのでドドドという滝の流れしか聞こえなかった。


とりあえず携帯で写真を撮りまくった。


しかし写るのはオーブばかりで、霊というものは見えなかった。


これまでもオーブが写るということは多々あったのでこんなもんかと思い俺たちは車に戻った。



「今回も何も出ないな」


「ああ」


何とか見ようと運転席に座ってる俺は携帯をムービーモードにして外の景色を車の中かから撮っていた。


左手でムービーを撮っていたこともあり、おれはムービーを撮りながら手をおろした。


すると友達が助手席から外ではなく下を見ていた。しかも青い顔をしている。


車の中の運転席と助手席の間はごみ箱しかないはずだ。


友達は俺の顔をゆっくり見て下を見ろと言わんばかりに目だけを下に向けた。


ゆっくり俺も下を見ると左手で持っていたムービーを撮っている携帯に青白い女の顔が写っていた。


俺は友達の顔ゆっくり見て。ゆっくりエンジンをかけて帰路についた。


そのあとムービーを見返してもその女は写っていなかった。


これも実話です。






 

 

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