表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
834/1520

あらすじ(751 ギルマン争奪戦(76) ~ 800 ガルマニア帝国の興亡(42))

 ギルマン争奪戦そうだつせんにて、東側四箇所よんかしょ切通きりとおしの戦況が膠着こうちゃく状態となったため、あせったコパ将軍は後詰ごづめの一万の兵士を引き連れて南側の切通をねらった。

 激戦となり、南側を担当するメギラ族らが苦境におちいった際、普段敵対しているクビラ族が援軍に駆け付けた。


 上空から戦況をながめていた魔女ドーラは、自分がこのまま傍観ぼうかんしてコパ軍側が勝つならそれも悪くないと思いながらも、やはり蛮族の方に味方することに決め、コパ軍の伝令が援軍を呼ぶことを阻止そしする。

 一進一退の攻防が続いたが、ついしびれを切らしたコパ将軍が日没前に撤収てっしゅうし、勝負は翌日に持ち越された。


 思ったようにいくさが進まず、苛立いらだちながら一人酒を飲んでいるコパ将軍のもとに、ゲーリッヒの使いとしてタンチェンがあらわれた。

 ゲーリッヒは皇位奪還こういだっかんを宣言し、すでに国内の大半の勢力を味方に付けたという。


 タンチェンからゲーリッヒの味方に付くようさそわれたコパが悩んでいるところへ、魔女ドーラが姿を見せた。

 ドーラは、この際五万の兵をひきいて独立するよう説得する。

 ただし、その意図いとさとられぬよう、できる限りゆっくり帰国するようすすめた。


 今日も激戦が続くことを覚悟していたゲルヌ皇子おうじは、ドーラの呼び出しを受けてメギラ族のゴークの天幕テントへ行くと、敵将のコパがて驚く。

 ドーラの説明で兄ゲーリッヒの即位を知り、蛮族たちにびた上で、単身ガルマニア帝国に帰国した。


 ゲルヌがいなくなったあと、意見の対立から紛糾ふんきゅうするかと思われた話し合いは、蛮族の長老格であるアテラ族の族長がローラに一任したことにより、和平の成立を見た。

 停戦の監視役としてコパ軍にはドーラが、蛮族軍にはゾイアがそれぞれくこととなった。


 あわただしくゲルヌが帰国したあと、入れわるようにあらわれたギルマン王の遺児いじアンヌは、激しい口調くちょうで蛮族に出て行けと迫った。

 騒然とする中、ローラとゾイアに交互に説得され、アンヌは一旦いったん戻って行った。


 残された蛮族の説得にはローラが当たり、ギルマン内で各部族が独立して小国をつくり、その連合体という形にしようと提案する。

 メギラ族のゴークは反対したが、ほかの族長たちにさとされ、不承不承ふしょうぶしょう受け入れた。

 そこまで見届けると、ゾイアもギルマンを去った。


 その頃ガルマニア帝国では、あわただしく皇帝ゲルカッツェの婚礼の準備が進む帝都ていとゲオグストに、元皇太子ゲーリッヒが皇位継承こういけいしょうを宣言し、方面将軍のマインドルフらが支持しているとの情報が入った。

 宰相さいしょうチャドスは、一旦いったん逃亡する決意を固めるが、肝心かんじんのゲルカッツェが行方不明となってしまう。


 行方不明となったゲルカッツェは、婚約者レナの部屋にいた。

 レナは独自にゲーリッヒの叛乱はんらんの情報をつかみ、ひそかに皇帝宮こうていきゅうを脱出するようゲルカッツェにすすめる。

 一方、ゲーリッヒは集まった軍勢を鼓舞こぶするために演説を行ったが、その内容はまるで野盗のようであった。


 ゲルカッツェもチャドスも逃げており、思いもよらず無血入城を果たしたゲーリッヒは、しかし、まったく喜ばなかった。

 ツァラトに八つ当たりしているところをマインドルフ将軍にめられ、兵士たちをねぎうことにした。

 一方、自分をまもるために大怪我おおけがをしたカールを見舞ったゲルヌは、ピリカの祖母エマと出会う。


 ゲルヌが、エマからピリカの母リリルの話を聞いているところへ、スルージが飛んで来た。

 帝都ゲオグストから、何本も跳躍リープ航跡こうせきが出ていたという。

 実は、そのうちのいくつかは、宰相さいしょうチャドスやチャロア団長らのものであり、コパ軍のところへ向かっていた。


 ゲーリッヒの無血入城むけつにゅうじょうと即位は中原中ちゅうげんじゅうに告知されたが、バロードには直接の連絡がなかった。

 不審ふしんがる統領コンスルクジュケに、意外な人物が城内にることが知らされた。

 一方、五万の兵をひきいるコパ将軍の前にあらわれた宰相さいしょうチャドスは態度を豹変ひょうへんし、コパに即位を願った。


 コパを自分の味方に引き入れようとつのを突き合わせるドーラとチャドスであったが、肝心かんじんのコパが弱気であるため、急転直下きゅうてんちょっか手を結ぶこととなった。

 同じ頃、どうやらガルマニア帝国から逃げ出したレナが王宮内にいるらしいと知って戸惑とまど統領コンスルクジュケは、それどころか、皇帝ゲルカッツェ本人と出くわしてしまう。


 皇帝ゲルカッツェの前で呆然ぼうぜんとするクジュケに、レナがひざまずけと命じた。

 取り合おうとしないクジュケに、レナは赤ん坊のレイチェルを見せる。

 レイチェルは超絶的な魔道の力で壁を破壊してしまうが、駆け付けた姉ウルスラを見ると笑顔になり、母レナも態度を軟化なんかさせた。


 レナはバロードで亡命政府を立ち上げ、兵をつのるつもりだという。

 当然クジュケは反対したが、ウルスラとウルスは一先ひとま身柄みがらあずかることは諒承りょうしょうした。

 一方、魔道屋スルージからその情報を聞いたゲルヌは、ガルマニアへは帰国せず、一旦いったんエイサの古代神殿にかくすことにした。


 バロード以外にゲーリッヒの即位が伝えられなかった暁の女神エオスとりででは、仇敵きゅうてきと思っていた父の死によって、ニノフが闘志とうしうしなっていた。

 一方、そのゲーリッヒは海軍を充実させ、中原ちゅうげん統一の障害となるバロードを倒すつもりだという。


 エイサの地下神殿で、ゲルヌは赤目族の第一発言者から、ガルマニアに東方からの強い干渉かんしょうが働いていると警告される。

 そのガルマニアでは、海軍によってバロードを背後から攻略するというゲーリッヒに、タンチェンが母国から船を援助させたいと申し出た。


 ガルマニア帝国にりをかけるため、ドーラは、マインドルフに反発してゲーリッヒに従っていないという三将軍の調略ちょうりゃくを始めた。

 まず、山賊上がりだというゴンザレス将軍のとりでを訪れ、血筋ちすじかかわりなく誰でも皇帝にれるのだと指摘した。


 ドーラが次におとずれたヒューイ将軍は、貴族出身であることを鼻にかけ、家格かかくが下のコパ将軍の臣下にはなりたくないと主張した。

 そこでドーラは、自分もしくは兄のアルゴドラス聖王の盟友めいゆうということならどうかと説得した。


 ゴンザレスとヒューイの説得に手応てごたえを感じたドーラは、難物なんぶつとされる剣豪けんごう将軍ザネンコフの砦に向かった。

 ゲール帝以外認めないというザネンコフは、剣術の試合で決着をつけようと申し出る。

 ドーラはドーンと交替こうたいし、木剣での試合に応じた。


 ザネンコフとの木剣試合に辛勝しんしょうしたドーンは、三将軍全員を味方にできたと確信し、ドーラに戻って帰還した。

 その頃、宰相さいしょうチャドスは、敵方てきがたであるはずのマインドルフとひそかに会い、ゲーリッヒが重用ちょうようしているタンチェンがあやしいと警告した。


 ギルマン戦から帰国のについたコパ軍五万の士気は、ゆるみ切っていた。

 それに苛立いらだつドーラのところへ、チャドスが戻って来た。

 ドーラはチャドスをあやしむが、その疑いをらすように、タンチェンのことを持ち出した。

 コパの即位への準備が着々と進む一方、ゲルカッツェは本気で退位を望んでいた。


 前皇帝ゲルカッツェをかくまっていることに焦燥しょうそうを感じている統領コンスルクジュケのもとへ、皇帝直属魔道師のカールがたずねて来た。

 三人の皇子おうじ全員の生命いのちまもるようにとのゲール帝の遺言ゆいごんがあったという。

 ゲルカッツェをもうしばらあずかって欲しいと頼むカールに、クジュケは十日の期限を言い渡した。


 暁の女神エオスとりででは、ニノフと妹のピリカがくつろいでいた。

 そこへ、バロードから直行したカールがあらわれ、二人の祖母エマのために来たと告げる。

 霊癒サナト族のかくざとでは、カールの行動を知ったエマが、魔道屋スルージに自分をエオスへ連れて行くよう頼む。


 かたくなに祖母エマの話を拒否するニノフとピリカの兄妹きょうだいに、カールがあきらめて帰ろうとしたところへ、魔道屋スルージに連れられてエマ本人がやって来た。

 二人の母であり、自身の娘であるリリルを追放したことを後悔するエマに、ピリカは母もエマに会いたがっていたと告げる。


 隠れ里に戻り、エマを寝かせつけたカールとスルージは、ゲルカッツェ親子の亡命先を検討した。

 カールは辺境すら候補地こうほちに提案したが、スルージは、プシュケー教団の聖地シンガリアがいいと言う。

 そのシンガリアでは、記憶をくしているタンファンを、チャロア団長らの東方魔道師がおそった。


 アッというにチャロアの部下六人をたおしたタンファンを、兄弟子あにでしのヨルム青年がめた。

 ヨルムは、殺気立つタンファンをなだめ、ゲルヌ皇子おうじの保護を依頼した。

 事後報告を受けた教主きょうしゅサンサルスも、不承不承ふしょうぶしょうそれを許した。


 そのシンガリアにやって来た魔道屋スルージは、教主サンサルスに、ゲルカッツェ親子の受け入れを頼んだ。

 しかし、サンサルスは、ガルマニア帝国との全面戦争になるから、それはできないと断った。

 ただし、地位を捨てて庶民となるなら話は別という。

 スルージは困惑し、帰って行った。


 ゲルカッツェたちをどう説得しようかとスルージが悩んでいる頃、そのゲルカッツェ親子を異変が見舞っていた。

 レウス王子が、普通ではあり得ないほどの高熱を発したのである。

 自分には対処できないと判断したクジュケは、すぐにウルスラ王女を呼んだ。

 ウルスラの説得ですぐにレウスの熱は下がったが、その原因は母親のレナの妊娠であるという。


 レウスの高熱のため手を火傷やけどしたレナの治療が終わると、ウルスラがクジュケに事情を説明した。

 母方に妖精アールヴ族、父方に両性アンドロギノス族の血筋を持つレナと、カルス王との間に生まれたレウス/レイチェルは、特別な能力を持っているらしい。

 その兄妹きょうだいと、ウルスラ/ウルスの姉弟きょうだいは、お互いの心が通じるのだという。


 ゲルカッツェ親子をこのままバロードに残してはどうかというウルスラに、クジュケは断固反対した。

 その時スルージが、受け入れ先としてサナト族の隠れ里を提案した。

 一方、即位の場所をめぐってヒューイ将軍とめているコパ将軍は、実力行使を決意する。

 そのかんに国内を固めようと苦心しているゲーリッヒに、補佐官となったタンチェンが、母国マオール帝国から二十万の援軍を呼べると告げた。


 最大二十万の援軍を要請できるというタンチェンに、ゲーリッヒは、本当は何者なのかと問いめた。

 タンチェンは涙ながらに、タンファンから離れたことによって暗示がけ、自分がヌルギス皇帝の第九皇子おうじヌルチェンであることを思い出したと告白する。

 一方、自分の即位場所を確保するため、ヒューイの城を攻めるというコパと、仲間割れしている場合ではないと怒るチャドスを、ドーラがなだめているところへ、チャロアが戻って来た。


 チャロアから、シンガリアでタンファンを発見したと聞いたドーラは、自分が行ってらえると主張した。

 チャドスもそれに同意する。

 同じ頃、エイサからギルマンに戻ったゲルヌは、ローラから族長国連邦を構成し、中央部分に元の住民をむかえたいとの構想を聞く。


 ゲルヌが、ローラと同体の弟ローランドの意見を聞くと、感情的に反対した。

 ゲルヌは、異民族同士が仲良く暮らすことも難しいが、兄弟姉妹ですらそうだと反省する。

 そのゲルヌの次兄ゲルカッツェは、家族で隠れ里への移住が決まった。

 そこへカールがあらわれ、今後はゲルカッツェをまもることをちかう。

 更にその兄ゲーリッヒは、愛人のミラに子供ができたことを喜び、正式な結婚を考える。


 ファーンことタンファンがいなくなり、花畑の管理に復帰したヨハンを、魔女ドーラが捕らえた。

 タンファンの行方を聞き出そうとしているところへ、ヨルム青年と教主サンサルスがやって来た。

 薬草茶ハーブティーを飲みながら話そうというサンサルスの提案に乗り、ドーラは教団本部へ行った。


 サンサルスは、タンファンはゲルヌ皇子をさがす旅に出たと伝えた。

 更にゲルカッツェの行方を聞かれ、かくまってくれと頼まれたが断ったと答えた。

 ドーラは、ガルマニアの内戦に関わらぬよう釘を刺し、あわただしく帰って行った。

 そのドーラの留守中、ヒューイの城へゆっくり進むコパたちは、ヒューイが逃げたことを知る。


 帝都ていとゲオグストにいたヒューイがゲーリッヒを待っていると、かつて野人太子やじんたいしと呼ばれた頃の恰好かっこうで出て来た。

 ヒューイの貴族趣味をきらうゲーリッヒは、普通の言葉でしゃべることを要求する。

 その上で、城は取り返してやるという。

 同じ頃、そのゲーリッヒに不満なマインドルフのところへ、魔女ドーラがおとずれた。


 ドーラはマインドルフに皇帝になる気はないかとそそのかす。

 気持ちがグラつきながらも断ったマインドルフから、ヒューイがゲオグストへ駆け込んだことを聞き、ドーラは驚愕きょうがくする。

 そのヒューイの城を攻めようとしているコパたちは、包囲して歌舞音曲かぶおんぎょくさぶりを掛けることになった。


 ヒューイがゲーリッヒに援軍要請したことを知ったドーラは、急ぎゲオグストへ飛んだ。

 皇帝宮こうていきゅうわながあることに気づいたものの、ドーラはえて罠に飛び込んだ。

 ところが、ヌルチェンは『魔の玉』によってドーラを強制転送ポートしてしまう。


 ヒューイの城を奪還だっかんするため、六万の大軍を動かすことになったが、それをひきいるマインドルフとヒューイには不協和音がしょうじていた。

 そこへ、皇帝ゲーリッヒ本人が乗り込んで来た。

 ゲーリッヒは、マインドルフとヒューイにザネンコフとゴンザレスを先に攻めるよう命令する。


 一方、ヒューイの城を五万の軍で取り囲み、歌舞音曲かぶおんぎょくきょうじるコパ将軍のもとへ、六万の軍が迫って来ているとの知らせが入る。

 同時に、魔女ドーラが敵にらわれたらしいとの情報も入り、あわてて各地へ援軍要請することとなった。


 ギルマンからの難民を受け入れて都市機能が麻痺まひしつつある自由都市リベラでは、ロム長官と相談役のゾイアが対応を話し合っていた。

 そこへ宰相さいしょうチャドスが援軍要請におとずれた。

 ゾイアは自分が行くと答えたが取り合われず、ロム長官の方は正式に断った。


 同じ頃、バロードの廃村に、魔女のお化けが出たとのうわさがあった。

 噂を聞きつけたクジュケが寒村に行ってみると、魔女のお化けとは記憶をうしなったドーラであった。

 ドーラから自分の息子をさがしていると聞いたクジュケは、すでくなったと教える。

 そこへ、ウルスラが来て、ドーラの記憶が戻ってしまった。

 聖剣のありかを言わねばクジュケを殺すとおどすドーラに、進退きわまったウルスラは、咄嗟とっさにレイチェルを呼ぶ。

 レイチェルの超絶的な力によって、再び記憶をうしなったドーラを、クジュケはコパ将軍のところへ返す。

 記憶をくしたドーラは軟禁なんきんすることにし、チャドスらは援軍要請に活路を見出そうとする。


 一方、向かって来る帝国軍も、内実は一枚岩ではなかった。

 ヒューイはマインドルフに反感を持ち、そのマインドルフは謀叛むほんの誘惑に駆られていた。


 援軍要請が上手うまく行かないことにごうやしたコパは、チャドスみずから行くよう命令した。

 まずゴンサレスのとりでを訪(訪れ)れたチャドスは、大盤振おおはんぶいの条件で援軍を承知させた。

 ところが、その直後、ゴンサレスの砦に皇帝ゲーリッヒの使いが来る。


 ゴンサレスの反応に気を良くしたチャドスは、次にザネンコフの砦に行った。

 が、ザネンコフはキッパリと援軍を断り、その理由はチャドスだと告げる。

 ザネンコフは、尊崇そんすうするゲール帝が自死した原因は、チャドス配下のチャロア団長らの情報遮断しゃだんにあったと糾弾きゅうだんする。

 しかし、チャドスは上手うまく言いのがれ、援軍が出せないなら、せめてマインドルフの側にはつくなと約束させる。


 その頃、皇帝ゲーリッヒに呼ばれたツァラト将軍は、マインドルフ追討ついとうめいじられる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ