ヤマトナデシコカノジョ
はじめての小説です。文章めちゃくちゃですが少しでもニヤニしてくるたら喜びます(笑)
第一話
〜大和撫子は理想でありフォンダジーだよ絶対〜
「は?」
学校帰りである。
高校文化祭に向けて作業した秋風が吹く晴れの夕方
部活帰りに突然、突然である!
校門に待ち構えてたようにソイツはいた。
可愛く少し落ち着いた声で話しかける
「金井銀次郎くん。彼女居ないんだって?可哀相だから付き合ってあげよう♥」
そこ!リア充死ね!とか言わない!
見るとそこには今風のアイドルに日本人形のような可愛さと美しさと可憐さをもつ超絶美少女がいた。
服装を見ると市内にある、有名お嬢様学校の今時シックなブラウンブレザーと輝かしい白のスカートの制服である。
歳は中学生?とにかく色白で背は小さく綺麗な黒髪ストレートにエメラルドグリーンの髪留めブローチでサイドに少し可愛くピョコんと結んでる。
自分が理想としていた彼女像が、そこに
ヤバイマジヤバイ。ロリコンがどーとかじゃない!
一目惚れ。
そんな言葉は実際にはドラマやマンガぐらいしかないと、ついさっき1秒前まで思ってたが体験してしまった。
スイマセン!あるんですね!失礼しましたー!
そう認識した途端、初対面で告白してきた可憐?な美少女に対し一気に耳まで真っ赤になるのをボクは感じてしまう、
「は?あの…あなた、いやキミが、どうしてボクに彼女やななってあげりゅって…」
がち。
噛んだー!舌噛んだぁー‼痛い!これガチで痛いんですけどぉー!
「あはっあはははっ!情けないねぇー。今時だとマジウケる?っていうのかな?」
こちらが口を抑えて涙目でオロオロしてるところにケラケラ笑いながらズケズケ言う可憐?色白チビッコ美少女。
容赦ないなマジでコイツ
「あの…そこは、普通大丈夫?怪我してない?とか言わない?」
痛みが落ち着いたので少しムッとした気持ちを抑えつつ言う
「言わない。むしろ日本男子なら、これぐらい我慢しろと言わせてもらおう」
マジパナイ
「何故、初対面でキミの理想的な美少女が自分に告白してきたのかと聞きたいのであろう?」
「ふぁい!!」
また変な声でた
「仕方ないな、突然だしビックリしたろうが、掻い摘んで説明してあげる」
こちらが聞く事をガスガス説明してくれる可憐?美少女。
ん?あれ…?さっきボクの理想的なって言った?
「この時代に転生し、物心ついた後、私に懐いてた可愛いひ孫が、相変わらず女子に色恋沙汰がないと聞いての、ひい婆ちゃんの私が色恋の指導してやると言うんじゃ。嬉しいだろ!銀次郎♪」
ボクは頭おかしくなったらしい
「は?ゴメン、何言ってるのかわからない」
「んー、かなりわかりやすく説明したと思ってたが、思いの外ひ孫はバカじゃったか…」
目を閉じながら、こめかみを指でグリグリしながら美少女はいう。なんか可愛い
「五午院優子!そんなわけで改めて、よろしくな、銀次郎!」
彼女はニッと笑いながら手を差し伸べた。
小さく柔らかい手を握りボクはうなずいた。
「え?優子って、ひい婆ちゃんと同じ名前だ!奇遇ー!」
「だからっ婆ちゃんだと言っとるのにアホ孫ぉー!!」
グーで殴られた。
ああそういえば、ひい婆ちゃんによく叱らられた時を…マジで!?
見ると少し赤面しながらふんぞる姿勢をしたチビッコ可憐?美少女がいた。ボクの彼女になってくれる昔の大和撫子。
とりあえず喜ぶ。わけわからんが喜ぶ。
とりあえずボクに彼女ができた?まあいいあとで考えよう。
彼女の手をとり深々と頭を下げた。
「よろしくお願い申し上げまぁーす!」
世代を越えた、お付き合いはじめてみます。
リア充…なのかこれ?
読んでくれた方々ありがとうございました!
少しでも続きが読みたいと思ってくれた方がいるなら遅筆ですが頑張って書いてみたいと思います。
大和撫子はいいぞ!