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《終幕》のはずだった。

青年は息を切らしながら剣をにぎりしめる。辺りには半径5mはあるクレーターや広範囲に渡って焼け焦げているなど激しい戦いの痕跡。

「これで終わりだ!」

青年は目の前に横たわるドラゴンの首を斬ろうと剣を振り上げ、渾身の力を込めて振り下ろす。この戦いを終わらせるために、世界に平穏を取り戻すために。

ザシュッ

今までの戦いが嘘だったのかのように首は綺麗に切断され今まで災厄と呼ばれていたドラゴンは息絶えた。そうドラゴンは……

青年、ライト・ベルケルは昨日災厄と呼ばれていたドラゴンの住処で一夜を明かした。何故か、それはそこを離れることがめんど…離れる気力が無かった為だ。

太陽は既に真上。気だるげに起こした頭の中、大音量で頭の中に声が響く。

「さっさと起きんかこのねぼすけ!!」

「いっ……叫ぶなって言っただろ!頭痛くなるんだよ。」

頭のこめかみ辺りを押さえながら溜息をつく。

どうしてこうなったのか…

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