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I’ll never forget you.

作者: 功刀攸

遠く離れた場所に行く君に伝えたかった言葉がある

「君のことが好きだよ」って、ありきたりな言葉を

もう、叶わないんだけどね


初めてクラスメイトになった時、君とはすぐには話せなかった

俺はたいそう人見知りなものでね

一ヶ月経って、ようやく話すようになった

きっかけは何だっただろうか?

日常的で、当たり前のことだったから思い出せないや

それからはずっと、友達でいたね


君にどんな噂が流れていても、俺は君が好きだった

話すたびに揺れてふるえる、ちっぽけな心は

君といるだけで満足していた


ずっとずっと不安だったことがある

近くにいる君に、俺の思いが気づかれてしまってはいないかなんて

不安と期待の狭間で俺は、いつも悩んでた

君から離れたくはなかったから……


今年も同じクラスになったね

君と毎日、下らないことで笑いあう日々はなんて輝いているのだろう

もう卒業が近づいているのにね

ついつい、気持ちが抑えきれなくなってしまう


君にどんな噂を聞いていても、俺は君といたかった

話すたびに燃えるあらぶる、ちっぽけな俺は

君が欲しいと星に願ったんだ


話すたびに軋んでゆがむ、このココロ

俺の一生の宝物となるだろう

「アイツと幸せにな」

――君は本当に、酷い人

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