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神水戦姫の妖精譚(スフィアドールのバトルログ)  作者: 小峰史乃
第三部 第四章 風林火山

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第三部 極炎(クリムゾン)の怒り 第四章 1


第四章 風林火山



       * 1 *



「よし、これなら行ける」

 スマートギアには十分を少し超えた時間が表示されていた。

 練習のために家具をどけたLDKで、アライズしたアリシアが僕に振り返って微笑む。

『間に合ったね、おにぃちゃん』

「あぁ、どうにかな」

 夏姫を説得してから二日、乱れていた僕の心は平静を取り戻し、新戦法は完成と言っていい状態まで持ってくることができた。

『名前はもう決めてあるの?』

 水色のツインテールを揺らしながら近寄ってきたアリシアの頭を優しく撫でてやる。

 くすぐったそうな顔で笑ってみせるリーリエに、僕はかけられた質問に答える。

「『風林火山』。とりあえずそんな感じで」

『うんっ、わかった。でもこの子じゃないと使えなさそうだね』

「まぁ、それは仕方ないな。スピードが重要だからなぁ」

 新必殺技「風林火山」は、パワータイプでスピードの遅いシンシアではあんまり効果がない。まったくってわけじゃないけど、他の必殺技と同じで、ドールの筋力と瞬発力を上げるものだから、アリシアの方が効果が高い。

 部屋の隅に寄せたソファに座ると、何も言わずにリーリエがアリシアをキッチンに向かわせた。

「そう思えばリーリエ。猛臣のこと調べてもらってたけど、どうなった?」

『うんとね、ちょっと待ってね』

 アリシアで保温マグカップにコーヒーと牛乳をぶち込んで持ってきてくれたリーリエは、僕のスマートギアに調査の結果を表示させてくれる。

 表示されたのはずいぶん古いニュース記事。

 日付を見ると十年近く前であることがわかるそれは、誘拐未遂事件に関して報ずる記事だった。

 何か理由があって部分的に隠蔽されてるのか、掠われそうになったのが誰だったのかは少年とだけあって詳しく書かれていなかったが、巻き込まれる形で亡くなっている女性、槙島穂波という名前については書かれてあった。

 平泉夫人辺りのレクチャーなんだろうか、どこで知恵をつけたのかはわからないけど、その当時の槙島家の勢力に関することもまとめられていて、他の勢力と抗争の真っ最中に起こった事件だったらしい。猛臣が卒業した小学校の側で起こった事件であることから考えて、誘拐されそうになったのは猛臣でほぼ確実のようだ。

 高校一年生だったらしい槙島穂波に関する情報は、猛臣とかの槙島家の名の通った人に比べてほぼないと言っていいほどに少なかったが、ある集合写真に、彼女と思しき女性が写っていた。

「……なんか、夏姫に似てるな」

『うん。なんかそうなんだよね。夏姫みたいに元気良さそうな感じの人じゃないんだけど、ちょっと似てるよね』

 集合写真には三十人くらいの人が写っていて、たぶん槙島本家に関係してる人が集まって撮ったものなんだと思うけど、小学生でこの前会ったときとは笑えるくらい違う幼い猛臣のすぐ後ろに立ってる女性が、拡大と画像補整されて見ることができた。

 小さすぎてあんまりくっきり見える訳じゃないけど、ポニーテールにしてるらしいその女性は、どこか面影が夏姫に似ているように思えた。

 猛臣と、この穂波って女性がどういう関係だったのかはわからない。

 誘拐事件のときに居合わせたのはたまたまだったのかも知れない。あいつの側で死んだ人間が他にもいたり、もっと別の命に関わる何かが猛臣か、あいつの側にいる人物にあるのかも知れない。

 猛臣の願いがこの女性の復活だという確証はなかった。

「いや、そんなこともないか」

『うん、あたしもこの人の復活があの人の願いだと思うんだ』

 僕の心を読んだようにリーリエが言い、アリシアが微笑んだ。

「イシュタルも、ウカノミタマノカミも、豊穣の神様だからな。穂波って名前にちなんでつけたんだろうな、あいつ」

 ほぼ怒ってる様子しか印象に残ってない猛臣が、そんな感傷に浸るような名つけをするか、と思うが、エリキシルバトルに参加した理由を想像するに、それくらいしか思いつかなかった。

『たぶん、大切な人だったんだと思うよ。はっきりとは言ってなかったのかも知れないけど』

「そうなんだろうな」

 夏姫のこともあったし、こういうことについては僕よりも鋭いんだろうリーリエの笑みに、僕は同意の返事をしていた。

「さて、そろそろあいつとの決着をつける日を決めてもらおう」

 僕はそう言って、平泉夫人宛のメールを書くために、スマートギアのポインタを思考で操作してメーラーを立ち上げた。



          *



「はい。どうぞ」

 ノックの直後に聞こえてきた夏姫の声に、僕はスライドドアを開けて室内に入った。

 思っていた以上に広い個室は、殺風景なものだ。

 薄クリーム色の床や壁、白いカーテン。何も刺さってない花瓶が置かれた簡易テーブルと、夏姫が座ってる椅子、それからベッドがひとつ。

 危険な状態を脱して集中治療室から出て、でもまだ常時監視が必要な状態の謙治さんは、平泉夫人が手配した個室で様々な機械やチューブを取りつけられながら、いまも眠り続けている。

 椅子から立ち上がった制服姿の夏姫は、僕に振り返って小さく微笑んだ。

「いらっしゃい、克樹。それからそちらが?」

「うん。平泉夫人だよ」

 僕と一緒に病室に入ってきたのは、黒いスーツを身につけた平泉夫人。相変わらずのメイド服姿の芳野さんは、病室の外で待機している。

「えぇっと、確かどこかで……」

「そうね。一度ヴァルキリークリエイションの発表会のときに、春歌さんと一緒に会っているわ、夏姫さん。お久しぶり、と言っても憶えていないわね。あのときは挨拶をしただけでしたものね」

「そうでしたか。……この度は本当に――」

「まだ何が終わったわけではないのだから、そうしたことはまたにしましょう」

 つらそうに顔を顰めてる夏姫に対し、平泉夫人は優しく微笑みかける。

 部屋の隅から丸椅子を持ってきた僕は、平泉夫人にそれを勧め、自分も座った。

「さて、あまり長居をしてしまうわけにもいかないし、早めに用件を終わらせてしまいましょう」

 年上の女性の持つ柔らかい雰囲気から、黒真珠と呼ばれる資産家としての空気を纏った平泉夫人と、夏姫は居住まいを正して向き合う。

「今回の事件では、謙治さんに対する責任の追及は一切なし、ということになったわ」

「……本当ですか?!」

「えぇ、本当よ。あの業界ではちょくちょくあることなのだけど、作業を担当する孫請けの会社のいくつかは、ダミーだったのよ。実際には作業をしない会社を名前だけ入れることで、利益を少なく見せて税金対策をしたり、発注元からできるだけ多くの資金を出させたりといったことをするための裏工作ね」

「違法じゃないんですか」

「もちろん違法よ。脱税や詐欺に当たるわね。けれど作業を行う会社は負担が増える分、報酬を多く受け取る約束をしているし、上から下まで了解の上でやることだから、書類上も改ざんされているし、明るみに出ることは滅多にないわね。――今回のような、事故でも起きない限り」

 一度言葉を切った平泉夫人は、息を飲む夏姫の理解が追いつくのを待つように、彼女を見つめる。

 僕も事前にあらましは聞いていたけど、けっこう酷い話だ。

 大人の世界なんてそんなに綺麗なものじゃないとわかっていても、実際目の当たりにすると怒るよりも先に呆れてしまう。でもそんな風に嘘やごまかしがあってやっと回るような業界もあるそうだから、世界は綺麗なままじゃ立ち行かない。

「謙治さんの会社は現場で作業を担当していたのだけど、負担が大き過ぎたようね。夜間帯や深夜帯までの作業も常態化していたようだし、疲れた作業員が軽くお酒を入れて仕事をしていることも、珍しいことではなかったそうよ」

「だったらやっぱり父が――」

「それは違うわ。そんな状態にしたのは会社の問題。お酒を飲んで作業していたことには変わりないからその責任はあるけれど、そうしなければ続けていけないほどの状態にした責任は、会社が取らなければならないのよ」

「そう、なんですか……」

「それをちょうど事故で意識不明になった夏姫さんのお父さんに責任をすべて押しつけることで、自分たちが負うべき責任を逃れようとした、と言うのが今回の事件のきっかけよ。人身売買紛いの養子縁組の話もあったようね。すでに、それは潰しておいたわ」

「そんなことになってたんですかっ」

 驚きの声を上げた夏姫が、恐れにか、肩を竦めて身体を硬くする。

 そんな彼女の膝の上で握りしめられた右手を、椅子を近寄せた僕は左手で包んだ。

 驚いたように僕を見つめる夏姫に頷くと、硬かった表情が少し和らぎ、促すようにまた夫人と視線を合わせる。

「まだ完全にすべてを終えたとは言えないけれど、もう概ね問題ないわ。賠償金が請求されることはないし、治療費も元請けの会社から出ることになってる。むしろ見舞金なども出ると思うから、生活は以前より楽になるはず。……ただし、事件については謙治さんの責任ということで訂正はされないの。そこはちょっとこちらとあちらの力関係で、妥協点がそこになったからなのだけどね。その影響で、謙治さんはあの業界で再就職するのは難しくなるわ」

「そんなのは、ぜんぜん問題ないです。パパが、生きててくれるなら」

「もう大丈夫よ、夏姫さん。貴女が悩むことは、何もないわ」

「……はいっ」

 気持ちが高ぶってきたのか、引き結んだ唇を、夏姫は微かに振るわせていた。それでも抑えきれない気持ちが、彼女の目尻に滴となって溜まっていく。

 僕はただ、夏姫が開いた手の平を、指を絡めて握ってやるだけだった。

 僕なんかじゃどう頑張っても解決できない問題を、平泉夫人はほんの数日で解決の目処をつけてしまった。

 それが夫人の力であり、大人の力なのだと、僕は理解する。

 子供である僕の力は、小さい。

「でも、そんなことをしてもらっても、アタシには平泉夫人に返せるものが……」

「それは気にしなくていいわ。克樹君が相談してきてくれたのがきっかけだったけれど、私には間接的だけれど、利益はあったから」

 間接的な利益、という言葉には、少し引っかかるものがあった。

 僕が知る限り、平泉夫人はスフィアドールとかの先端技術周辺に関わりが深い人で、繋がりが浅いだろう建設業界の問題をこんなに早く解決するために夫人が何を支払い、どんな利益を得たのか、疑問を感じていた。

 そんな僕の勘ぐりを察してか、夏姫から僕に視線を移した夫人がにっこりと笑う。

「私たちのような人間は、感情だけで動くことはないわ。取れる利益は充分以上に取っているから、大丈夫よ。ただし、動くきっかけには、感情が理由になることもあるのよ」

 椅子から立ち上がった夫人は前屈みになって、夏姫の顔に自分の顔を近づける。

「私はヴァルキリークリエイションを、春歌さんを守りきれなかった。あの頃の私では力が足りなかったのね。そのことがずっと心残りだった。春歌さんの娘の貴女には幸せになってほしいと思ったの。だから、今回私はこうして動いたのよ」

 まるで母親のような、優しい笑みを浮かべる平泉夫人に、ついに夏姫は我慢できずに涙を零し始めた。

「ありがとう、ございます。本当に、本当に、ありがとうございます……」

 僕も夏姫の側に立って、止まらない涙を流し続ける彼女の頭を抱き寄せる。

 少し前に見た冷たい涙じゃなくて、暖かい涙が、僕のシャツを濡らしていた。

「さて、猛臣君とのことも、決着をつけなくてはね」

「そうだ。それもどうにかしないと」

「それも大丈夫よ。彼にはひとつ貸しがあるから。それよりも克樹君、準備は整ってるのかしら?」

「克樹?」

 身体を離して険しく目を細める夏姫に、僕は笑いかけた。

「あいつとは決着をつけないといけないんだ」

「決着って……。あの人、凄く強いんでしょ? スフィアカップの優勝者なんだから」

「知ってたのか」

「うん。名前で調べたら、出てきたから」

「一度戦ったんだけど、かなり強かったよ。アリシアとシンシアで戦って、負けそうだった。決着がつく前に中断になったんだけどね」

 そんな僕の言葉を聞いて、夏姫は表情を曇らせる。

「勝てるの? 克樹」

「んー。正直、わからない。あいつが無茶苦茶強いのは確かだからね。でも、エリキシルバトルはスフィアカップのようなレギュレーションバトルじゃない。僕とリーリエの、全力で戦うよ。これは僕の戦いだから、夏姫でも邪魔はさせない」

「ん……。わかった」

 完全に納得できた様子ではないけど、笑ってくれた夏姫に、僕は笑みを返していた。

「……夏姫、か? そこにいるのか?」

 話が終わり、この先やるべきことへの決意を新たにしたとき、これまで話していなかった人の声が聞こえた。

 全員が一斉にベッドに目を向けた。

 うっすらと目を、口を開けていたのは、謙治さん。

「パ、パパ? アタシが、わかる?」

「あぁ。でも、どうしてここに? いや、ここは、病院?」

 長い間眠っていた謙治さんの意識はまだはっきりしていない様子で、言葉もたどたどしいけど、確かにいま、目を醒ましていた。

「克樹君、すぐに人を呼んできて」

「はいっ」

 平泉夫人の言葉に我に返った僕は、扉に向かって走り、病室を出た。

 微笑む芳野さんに見送られながら、ナースステーションへと駆けだしていた。



          *



「くっそ。なんで俺様がいまさらこんなことを……」

 ホテルの簡易デスクにスレート端末を広げる猛臣は、悪態を吐きながらもヘルメットタイプのスマートギアを被り、次々と作業を進めていく。

 端末に表示されているのは、高校から出されている宿題。

 高校三年となり、出席しなければならない授業はあまりないものの、もうひと月近く登校していない猛臣は、出席の代わりに宿題を出すよう連絡が入っていた。

 大学については内定ながらすでに推薦が決まっているし、スフィアロボティクスで働く猛臣は、高校の授業など一部を除いて必要がないほどの学力を身につけていた。槙島家が出資もしている私立高校はかなり自由が利くが、最低限のことはやっておかなければならない。

 放り出してきている仕事も溜まっていて、事件の処理も最低限進めるべきところまで進めた後は放置した状態となってしまっていた。

「そろそろ一度帰らないとまずいか」

 関東に来てずいぶんになるが、エリキシルバトルの参加者は発見できているのに、いまだにひとつも回収できていないでいる。できればすべて回収してから帰りたいと考えていたが、夏休みに入る前に家に帰る必要も、高校に登校する必要も出てきつつあった。

「夏姫のことを片づけて、あの克樹をぶちのめしてやってからでも大丈夫だろう」

 そう言って猛臣が視線をやったテーブルの上には、一体のピクシードールが立っている。

 ハードアーマーはまだ装着されておらず、ポニーテールに纏められた金髪の髪と、肩や腰、腕や脚といった部分に接続端子が剥き出しになっている白いソフトアーマーのみのドール。

 イシュタル。

 追加で手配していたパーツが届き、調整も終わったイシュタルは、次に克樹と戦うために準備を進めていた。

「家に直接乗り込むか? それとも呼び出した方がいいか……」

 残りの宿題を手早く片づけているとき、スレート端末とは別に置いてあった小型の携帯端末が着信音を鳴らした。

 電話の主は、平泉夫人。

 このタイミングでの着信に、猛臣は猛烈な違和感を覚える。

 携帯端末を手に取り応答ボタンに指を伸ばしながら、スマートギアでスレート端末を操作し、いま自分が関係している事柄の最新情報を表示していく。

「ぐっ」

『こんにちは、猛臣君。どうやら気づいたようね。二歩遅かったようだけれど』

 挨拶の前にうめき声を上げてしまった猛臣に、夫人は楽しそうな声で言った。

 ほんの数日、他のことに手を取られて目を離していた間に、状況が大きく変わってしまっていた。

「こんにちは、平泉夫人。……何かご用でしょうか?」

 怒りが爆発しそうになるのをできるだけ抑え、スマートギアを脱いだ猛臣は、自分でも声が震えているのに気づきながらも、可能な限り丁寧な口調で夫人に応答した。

『気づいているようだからいまさら説明する必要もないと思うけれど、そういうことになったのよ』

「いったいどうやって手を回したんだか……。たいした時間もなかったはずなのに……」

『ふふふっ。それについてはいまは秘密にしておくわ。話す必要ができたら、理由からすべて話すつもりだけれど、私がやったことだけなら、貴方ならすぐにわかるでしょう?』

「それで、いったい今日はどんな御用向きで?」

 いつまでも本題に入らない、というより、猛臣の様子を楽しんでいる風の平泉夫人に、握りしめた拳を震わせながら改めて問う。

『明日の午後、うちの屋敷に来てもらいたいのよ。イシュタルを持って来て頂戴ね。貴方を待っている人がいるから』

「……わかりました。くそっ!!」

 通話を切断するのと同時に、猛臣は悪態を吐いていた。

 進めていた賠償金の減額と、夏姫の身柄の確保は、状況を根底からひっくり返されているのは確認できた。どう足掻いても元に戻すことができる状態ではない。

 平泉夫人がどういう理由で、どういう手を使ったのかはわからなかったが、呼び出されたならば行くしかない。

「待ってるのは、克樹の野郎か?」

 匂わせるようなことすら言われていなかったが、そうであると直感が告げていた。平泉邸で待っているのは彼であると、確信があった。

「だったら今度は完璧に、叩き潰してやるよ!」

 静かなホテルの部屋で吠え、猛臣はデスクに拳を叩きつけた。



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