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鬱病、参る!  作者: 舞々
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【続】戦うお豆腐メンタル①

 途中、調停の話が挟まれたが、本編では私が勤めていた訪問看護ステーションにブルちゃんがやってきたところまでをお話した。

 ブルちゃんは、まだ仕事を覚えきっていないが、態度は所謂『お局様』になっている。

 お豆腐メンタルの私の苦手なタイプは①なんでも思ったことを口に出す人②威圧的な人、である。



 ①については意見がかなり分かれると思う。

思ったことを口に出すことで、その人が考えていることがよくわかるからいい、という

人もいるだろう。『陰でこそこそ何をしているのかわからない人より、わかりやすくていい』という考えだ。

 そういった人は、言ってしまえば腹に残らず、『裏表のない人』だと世間一般では思われている節もある。あと、言ってしまえばすぐに忘れてケロッとしているとか……。

 蛙じゃないんだから、言ったとすぐに本人はすぐに忘れてしまっても、私のような言われたことを岩に刻むような人もいる。



 だから、私のようにお豆腐メンタル系の人は、①のような人が苦手なはずだ。

 だって、思ったことをポンポン口から出すなんて、失礼にも程がある。ウミガメの産卵でもあるまいし……。

 ということで、ブルちゃんは早くも『私の苦手なタイプの人』というカテゴリーに納まった。



 ちなみにだが、ブルちゃんは言ってしまえば腹に残っていないタイプ、だと思われていたが、調停の回答書には私とのやり取りをきっちりと覚えていた内容の文章が記載されていた。

 だから、思ったことをすぐに口にする人(イコール)すぐに忘れてしまう人、という方程式はり立たないこともあることもあるらしい。



 ブルちゃんはとにかく凄い。思ったことはポンポ口にするし、わからないとパニックを起こす。

 このパニックとは、スーパーで「お菓子買って~!」と泣いている子どもと変わらないのだ。

「この仕事がわからない! どうしたらいいの!?」

 と、プテラノドンのように喚き散らすのだ。

 お豆腐メンタルはそういう人を見ているだけで、神経がすり減っていく。

 私とブルちゃんの相性は、恐らく最悪なのだろう。それがたった数日で判明してしまった。

 




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