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沈黙の侍女と空腹の聖女  作者: あかはる


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聖女侍女編2

「初めての港町と潮風のレシピ」


お互いの本当の名前を知り、私たちの絆が、今までで一番、強く、そして、確かなものになった、あの夜から数日後。

フィオーラの冒険への渇望は、ますます、燃え盛っていた。


『ねえ、イリス』


その日、私たちは、王都の古い地図を、二人で広げていた。

フィオーラの、白魚のような指が、地図の、ある一点を、とん、と指し示す。

そこは、王都の南端。巨大な湾に面した、港町の地区だった。


『次は、海を見に行きましょう!』


私の心に、弾むような、期待に満ちた声が響く。


『「フィオーラとイリス」になった、記念すべき、最初の冒険よ! 今までの、どんな冒険よりも、もっと、すごい冒険にしなくちゃ!』


彼女は、もう、一人ではない。

名前を呼び合える、最高の相棒が、隣にいる。

その事実が、フィオーラに、世界中のどこへだって行けるかのような、無敵の万能感を与えているようだった。


その、あまりにも無邪気な万能感。

私は、その輝きに、水を差すようで、少しだけ、心が痛んだ。


『フィオーラ、お待ちください』


私は、そっと、目を閉じる。

そして、意識を、宮殿の中を行き交う、衛兵たちの思考へと、同調させた。

彼らの中には、王都の警備の一環として、港町を巡回したことのある者も、少なくない。


私の頭の中に、断片的な、しかし、鮮明な情報が、流れ込んでくる。


(……港町の連中は、気が荒い。特に、酒が入ると、すぐに、揉め事を起こす)

(……異国の船乗りが多いからな。スリや、置き引きも、日常茶飯事だ。一瞬たりとも、気が抜けん)

(……先日は、隣国の密偵らしき男が、騒ぎを起こしたという話も……)


私は、目を開けた。

そして、目の前の、無邪気な冒険家に、その、厳しい現実を、伝えなければならなかった。


『港町は、今までの場所とは、少し、違うようです。とても、危険な場所、かもしれません』


私の、心からの警告。

それに、フィオーラは、一瞬だけ、黙り込んだ。

いつもの彼女なら、「大丈夫よ!」と、すぐに、楽観的な答えを返してきたはずだ。


だが、彼女は、違った。


『……危険。そうね、そうかもしれないわ』


彼女は、私が集めた情報を、危険性を、一度、まっすぐに、受け止めた。

そして、その上で、私の手を、きゅっと、強く、握った。


『でも、だからこそ、冒険じゃない!』


彼女の心から、不安を吹き飛ばすような、力強い響きが、流れ込んでくる。


『それに、今の私たちなら、きっと大丈夫よ。一人じゃないもの。私には、世界一の軍師、イリスがいる。そして、あなたには、私がいるわ』


その、あまりにも、頼もしい言葉。

私の心にあった、わずかな不安の影は、彼女の太陽のような信頼の光に、跡形もなく、かき消されてしまった。


私は、顔を上げた。

そして、私の、たった一人の冒険家に、力強く、頷き返した。


私たちの、新しい冒険の行き先が、確かに、決まった瞬間だった。


その夜、私たちは、今までで、最も、遠くまで歩いた。

王都の中心部を抜け、石畳の道が、次第に、湿った砂利道へと変わっていく。

やがて、私たちの鼻先を、嗅いだことのない、独特の香りが、くすぐった。


むせ返るような、潮の香り。

遠くで聞こえる、甲高い、鳥の鳴き声。

宮殿では、決して、感じることのできない、力強い、生命の息吹。


坂道を登り切った、その先。

私たちの目の前に、全く、新しい世界が、広がった。


『……海……!』


フィオーラの心から、畏敬の念に満ちた、ため息のような声が、漏れた。


眼下に広がる、広大な、夜の海。

月明かりを浴びて、鱗のようにきらめく、黒い水面。

そして、その海を、埋め尽くすかのように、林立する、無数の船のマスト。

まるで、海に生えた、もう一つの、巨大な森のようだった。


その、あまりにも、壮大で、美しい光景。

私たちは、しばらく、言葉もなく、ただ、立ち尽くしていた。

私たちの、新しい冒険の、本当の始まりだった。


壮大な景色を胸に刻み、私たちは、いよいよ、港町の中へと足を踏み入れた。

そこは、王都の中心部とは、何もかもが、違っていた。

道行く人々は、日に焼けた、屈強な船乗りたちばかり。飛び交う言葉も、半分以上は、私たちの知らない、異国の響きを持っていた。


『……フィオーラ、私の側から、離れないでください』

その時、ばさり、と

私たちの頭上で、壁に掛けて干してあったはずの、古びた漁網が、まるで意志を持っているかのように、ひとりでに滑り落ちてきたのだ。


『きゃっ!』


網は、私のことは、綺麗に避け、フィオーラの上にだけ、的確に、落ちてきた。

幸い、怪我はなかった。だが、網についた、生臭い潮の匂いと、魚の鱗が、フィオーラの外套を、無残に汚していく。


『もう、なんなのよ!』


フィオーラの、心からの、怒りの声。

私は、慌てて、彼女に絡みついた網を、解きながら、背筋に、冷たいものが走るのを感じていた。

偶然?

いいえ、これは、偶然なんかじゃない。

まただ。また、フィオーラ「だけ」を、不幸が、狙い撃ちにしたのだ。

私の心に、あの日の、瓦の記憶が、鮮明に蘇っていた。


私は、彼女の手を、固く、固く握りしめる。

私の心に流れ込んでくる思考も、荒々しく、そして、欲望に忠実なものばかりだ。ここは、本当に、危険な場所なのだ。


その時、私たちの鼻先を、香ばしい匂いが、くすぐった。

炭火で、魚を焼く匂い。


匂いの元をたどると、そこには、一人の無口そうな老人が営む、小さな屋台があった。

串に刺された、白身の魚が、炭火の上で、ぱちぱちと音を立て、脂を滴らせている。


「これにするわ!」


フィオーラの心が、即決した。

私が銅貨を払い、熱々の串焼きを二本受け取る。粗塩が振られただけの、実に、シンプルな料理。


フィオーラは、ふーふーと息を吹きかけ、大きな口で、がぶりと食らいついた。


『んーっ! 美味しい!』


フィオーラの心から、歓喜の声が、迸る。


『外はぱりぱりで、お塩の味がしっかりするのに、中は、雲みたいに、ふわふわだわ!』


私も、一口、食べてみる。確かに、美味しい。宮殿では、決して味わえない、力強くて、生命力に溢れた味がした。

その、素朴な美味しさに、私たちの心が、すっかり、とろけていた。


その時だった。

私の、常に警戒を怠らない心の耳が、隣に座っていた、船乗りたちの、ひそひそ話を、拾い上げた。


「おい、聞いたか? 最近、この街を、うろついてる、帝国の男のこと」

「ああ、あの学者先生みたいな、気取った野郎だろ。やけに、羽振りがいいっていうじゃねえか」

「そうだ。あいつ、酒場の連中に、片っ端から、同じことを聞いて回りやがる。『この国の、平和の魔法の秘密を知らないか』ってな」

「平和の魔法、ねぇ……。どうにも、きな臭い話だ」


私の、魚を咀嚼していた口が、ぴたりと、止まる。

帝国の、男。平和の、魔法。

宮殿の衛兵たちが、噂していた、密偵。


(……まさか)


私の背筋を、冷たい汗が、一筋、伝い落ちた。

隣では、フィオーラが、串についた最後の一切れを、名残惜しそうに食べている。

彼女は、まだ、気づいていない。

私たちの、楽しい冒険の、すぐ隣に、本物の「危険」が、息を潜めていることに。


「美味しかったわね、イリス!」


串をきれいに平らげたフィオーラが、満足げに、私に話しかけてくる。

彼女は、私の顔色が、少しだけ、曇っているのに、気づいたようだ。


「どうしたの? 難しい顔をして。何か、聞こえた?」


私は、一瞬、ためらった。

この、不穏な話を、彼女に、伝えるべきか。

いや、だめだ。フィオーラの、この、楽しげな冒険の気分を、私が、壊してはならない。


私は、何でもないように、首を横に振って見せた。


『いいえ、何も。ただ、隣の船乗りさんたちが、面白いお話をしていただけです』

『海の向こうにある、ドラゴンの棲む島とか、人魚の宝物とか……。ただの、冒険譚のようですよ』


「まあ、そうなの! なにそれ、面白そう! 後で、もっと詳しく聞かせてちょうだい!」


フィオーラは、私の、とっさの嘘を、少しも、疑わなかった。

私は、彼女の、その純粋な笑顔に、頷きを返しながら、心の中で、一つの、重い決意を固めていた。


この、危険な情報は、私が、一人で、抱えておこう。

フィオーラの冒険を、そして、彼女の笑顔を、守るために。

軍師である、私の、新しい務めだ。


私の心に、初めて、宮殿の外に潜む、「明確な敵」の影が、深く、刻まれた瞬間だった。


私は、心に浮かんだ暗い影を、無理やり、笑顔の下に隠した。

そして、フィオーラを促し、私たちは、再び、港町の賑わいの中へと、歩き始めた。


私たちの、今夜の本当の目的。

それは、この港町で一番と評判の、シチューグラタンを食べることだ。


私たちは、香ばしい匂いと、陽気な喧騒を頼りに、一軒の、ひときわ大きな酒場へとたどり着いた。

古びた木の扉の上に掲げられた看板には、巨大なタコのような怪物が、楽しげにジョッキを掲げる、なんとも、味のある絵が描かれている。


看板の名前は、『海の怪物亭』。


『海の怪物ですって! きっと、すごいご馳走が出てくるに違いないわ! 行きましょう、イリス!』


フィオーラの心が、期待に、大きく、大きく、膨らむ。

私は、扉の向こうから流れ込んでくる、荒々しい思考の奔流に、一瞬だけ、身構えた。

だが、そこに、明確な悪意はない。ただ、酒と、料理と、仲間との語らいを楽しむ、陽気な酔っぱらいたちの、混沌があるだけだ。


『……大丈夫、そうですね』


私は、頷きを一つ返すと、フィオーラと共に、その、未知の世界への扉を、ゆっくりと、押し開いた。


扉を開けた瞬間、陽気な活気と、エールと、汗の匂いが、熱波のように、私たちを包み込んだ。


中は、想像以上の、混沌だった。

むき出しの梁には、漁に使う網が、無造作に飾られている。あちこちのテーブルでは、屈強な船乗りたちが、テーブルを叩き、大声で笑いながら、エールを飲み交わしていた。

部屋の隅の、小さな舞台では、一人の吟遊詩人が、物悲しい、海の歌を奏でている。


宮殿の静寂とも、パン屋の穏やかさとも違う、荒々しくも、力強い、生命力。

フィオーラは、初めて見るその光景に、少しだけ気圧されたように、私の背後に隠れた。


『……すごい場所ね、イリス!』


その心は、恐怖よりも、好奇心で、きらきらと、輝いていた。


私は、この、思考の嵐の中で、最も安全で、そして、目立たない場所を、瞬時に、探し当てる。

一番、奥まった、隅のテーブル席。

私は、フィオーラを促し、そこへと向かった。ここなら、他の客の視線も、気にならない。

私たちは、まるで、嵐の中の、小さな港に、停泊する船のように、その席へと、そっと、身を落ち着けたのだった。


注文を取りに来た快活な女主人に、私は、メニューに書かれた名物料理――『海の幸のシチューグラタン』を、指で示して二つ頼んだ。


やがて運ばれてくるであろうご馳走を、今か今かと待つ間、フィオーラは、物珍しそうに、きょろきょろと、店内を見回している。吟遊詩人の奏でる物悲しい歌に耳を傾けたり、隣のテーブルの船乗りたちが興じている、腕相撲を、ハラハラしながら見守ったり。


私は、そんな彼女の隣で、ただ、意識の網を、静かに広げていた。

この、混沌とした空間の中で、新たな危険の兆候が、生まれていないかどうかを、確かめるために。


その時だった。

私の心の耳が、斜め向かいのテーブルに座る、商人風の男たちの、ひそひそ話を拾い上げた。


「おい、聞いたか? 王都での、あの魔獣騒ぎのこと」

「ああ、聖女様が、お力で、鎮めなさったという、あれか」

「それがだ。どうも、きな臭いらしい。本当に、聖女様お一人の力だったのか、ってな」

「……馬鹿なことを言え。だが、まあ……最近は、聖女様の力が弱まっている、なんて噂も、まことしやかに流れているしな……」


その、あまりにも、不敬な言葉。

私は、全身の血が、凍り付くのを感じた。


そして、隣に座る、フィオーラの顔を、恐る恐る、窺う。

彼女の心は、まだ、腕相撲の熱戦に、夢中になっているようだった。


(……聞こえて、いない?)


安堵と、そして、これから、どうすべきかという、焦り。

私の心は、その二つの感情の間で、大きく、揺れ動いていた。


腕相撲の決着がついたのだろう。勝った船乗りの、雄叫びのような歓声が、酒場に響き渡った。

けれど、フィオーラの心は、もう、そこにはなかった。


『……聞こえていたわ、イリス』


私の心に届いたその声は、静かだった。

けれど、その表面張力ぎりぎりで保たれた、水面のような静けさの下に、激しい、激しい感情の嵐が、渦巻いているのを、私は感じ取った。


『力が、弱まっている、ですって……?』


彼女の、小さな手が、テーブルの下で、きゅっと、固く、握りしめられる。


『どうして、あんなことを言うのかしら。会ったこともないのに。何も、知らないくせに!』


それは、純粋な、怒りだった。

そして、それ以上に、深い、深い、戸惑いと、傷ついた心の痛み。

宮殿では、誰もが、彼女を「聖女様」として、疑うことなく、崇めていた。

生まれて初めて、真正面から向けられた、悪意なき、しかし、それゆえに、残酷な、他人からの評価。


フィオーラの、完璧だったはずの聖女としての世界が、初めて、音を立てて、軋んだ瞬間だった。


私はテーブルの下で、固く握りしめられたフィオーラの拳の上に、そっと自分の手を重ねた。

驚いて、顔を上げるフィオーラ。

その傷ついた瞳をまっすぐに見つめ返し、私は心で、強く、強く、語りかけた。


『フィオーラ、あんな人たちの言うことは気にしないでください』


私の静かな、しかし決して揺るがない響き。


『彼らは、本当のあなたを知らないだけです。あなたの優しさを、本当の力を。でも、私は知っています。イリスは、知っています。だから、大丈夫です』


世界中の誰もが、あなたを疑ったとしても。

私だけは、あなたのたった一人の味方です。


私の心からの誓い。

それが、ささくれ立っていたフィオーラの心に温かい軟膏のように、じんわりと染み込んでいく。

固く握りしめられていた彼女の拳から、ゆっくりと力が抜けていくのがわかった。


やがて彼女の瞳に、涙の膜が薄く張った。

そしてその奥に、いつもの、私だけに見せてくれる優しい光が、再び灯った。


その静かで温かい沈黙を破ったのは、店の女主人の陽気な声だった。


「はい、おまちどう! うちの名物、『海の幸のシチューグラタン』だよ!」


私たちのテーブルに、どんと、二つの湯気の立つ陶器の皿が置かれる。

こんがりときつね色に焼かれたチーズの表面が、熱気でぐつぐつと、まるで生きているかのように泡を立てていた。

濃厚なクリームと、魚介と、そして潮の香りが、私たちの空腹を優しく、そして抗いがたいほど強く刺激する。


「……わぁ……!」


先ほどまで、瞳に涙を溜めていたフィオーラの顔が、一瞬にして、ぱあっと輝いた。

その心はもう、噂話への苛立ちではなく、目の前の圧倒的なご馳走への純粋な喜びに満たされていた。


私たちは、顔を見合わせ、どちらからともなく、くすりと笑い合った。

そして、スプーンを手に取り、熱々のグラタンに、最初の一口を、そっと差し入れた。


熱いチーズがとろりと糸を引く。

口に含んだ瞬間、魚介の濃厚な旨味とクリームの優しい甘さが、口いっぱいに、そして心いっぱいに広がっていった。


『……おいしい……!』


フィオーラの心から感嘆のため息が漏れた。

先ほどまでの心のささくれが、このあまりにも優しくて温かい味に、綺麗さっぱりと溶かされていく。


私も夢中でスプーンを口に運んだ。

美味しい。

そして何よりも、フィオラの心が再び喜びの音色を奏で始めたことが嬉しかった。


『ねえ、イリス!』


すっかり元気を取り戻したフィオーラが、興奮気味に私の心に話しかけてくる。


『これもレシピ本に書きましょう! 料理名は、そうね……「海の怪物の宝物シチュー」なんて、どうかしら!』


そのあまりにも勇ましい名前に、私はくすりと笑みを返した。

そして、この宝物のような味を決して忘れてしまわぬように、その一つ一つの材料を、舌の上で慎重に分析し始めたのだった。


(……魚介は、白身魚とエビ、それに小さな貝。クリームソースにはディルと白胡椒。チーズは二種類……)


私たちの新しい宝物のレシピが、また一つ生まれようとしていた。


宮殿への帰り道、フィオーラはずっと上機嫌だった。

私の心に、今日出会ったばかりの宝物の味を、何度も何度も嬉しそうに語りかけてくる。


私はその楽しげな心の声に相槌を返しながら、一人、別のことを考えていた。


今日手に入れてしまった、二つの不穏な噂。

一つは、私たちの足元に静かに忍び寄る「密偵」という名の明確な脅威。

そしてもう一つは、「聖女の力は弱まっている」という、人々の根拠のない、しかし無視できない疑念の芽生え。


私たちの楽しい冒険。

それはもう、ただ美味しいものを食べるだけの無邪気な遊びではいられなくなったのかもしれない。


部屋に戻り、私たちはレシピ本に新しいページを書き加えた。

フィオーラが楽しかった冒険の思い出を詩のように綴っていく。

私はその隣でグラタンの味を冷静に分析しながら、まだフィオーラには言えない世界の危険性について思考を巡らせていた。


軍師としてフィオーラを、この国の未来を守るために。

私は初めて、一つの重い秘密をこの胸に秘めることを決意した。


私たちの冒険が、ほんの少しだけ大人になった最初の夜だった。


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