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紳士なサブキャラに愛を注ぐ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

リアル乙女ゲーの女子キャラってみーんな、良い子で可愛いんですよ(*´ω`*)


目の前で友人が乙女ゲームをやっている。好きな攻略キャラが出て来たのか、ずっとによによした顔で一生懸命ゲーム機を握り締めている。さり気なく覗くと、女の子の様だった。猫耳生やした和風ロリータ。ん? この子?

「この子が好きなの?」

「うん。男の娘ってやつ。かわいんだよね。見た目も去ることながら、中身も格好良いよ」

彼女は爛々とした双眸で、此方を振り向いた。本当に好きな物を語る時の目立った。まぁ乙女ゲームって、女子キャラも魅力的だからね。皆いい子だし、可愛いし、なんなら男の脇役キャラ差し置いて票を得るくらいだし。

しかし友人は僅かに視線を暗くして、じっとその子の事を見詰めていた。

「なんで……攻略キャラじゃないんだろうね。凄く……良いキャラなのに」


初めて公式サイトを見た時、主人公の友人ポジションかと思った。猫耳生えてるし、和風ロリータ着てるし、女の子の様だった。実際、その子は主人公のお友達ポジションだった。男の子だったけど。一緒の屋敷に済んで、ご飯食べて、お買い物をする。このゲームには友人ポジが居ないから、代わりにこの子が担っている様だった。

初めて男の子だと再認識したのはとあるシーン。主人公と買い物に行った帰りのこと。さり気なくスーパーの袋を持つと、さらりとこう言った。

「男の子だから、大丈夫だよ」

本当、この言葉を聞くまでは、心の何処かでこの子は女の子なんじゃ無いかと思ってた。だって可愛いかったから。毎日抱き締めて眠っても、心穏やかで居れると思うくらい、紳士だと思ってたから。

その後も、文章だけだけど、傷だらけになりながらも助けようとしてくれた。文章だけだけど……。なんで……一括りなんだろね。


「他のサブキャラ、いっぱい居るんだけどさ、一番優しいんだよね。攻略キャラクターも親族だから優しくしてくれる子は居たけどさ。でも……うん。攻略キャラ含めても……。見た目、こんな可愛いのに」

「……」

「その上、サブキャラで一括りなの」

その時の目が、ほんの少し寂しそうだった。主要キャラを食うほどの良いキャラが、脇役に回った事が寂しいと言うように。一括りにされてしまったが為に、個人を愛でる事が出来ないのを悔やむ様に。

リアルにある、とある乙女ゲーが元です。

故に小さな所を改変してます。


猫耳じゃない、別のケモ耳ですが、和風ロリータの男の娘。

ご飯食べたり、買い物行く話は確か一緒。

でもセリフが違いますね。

本家は「○○なんで大丈夫でーす」です。


つまり、女の子の嘆きは私の想いです。


可愛い格好してても、いざという時には凄く頼りになる。

最後は血塗れになりながら、助けに来てくれました。


分かる人は分かると思います。

攻略キャラではないですが、私の推しです。



リアル乙女ゲーの女の子、みーんな良い子で、なんなら攻略ルートまであるのもあります。

とある明治大正を舞台とした、乙女ゲームがやりたいなぁと思う今日この頃。

やってないくせに、聖地巡礼はしてるので、ネタ片手にガッツポーズしたいです。

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