第十四話 二人のステータスと二つ目の
評価、ブックマークありがとうございます!
これからもっと面白くなるはずなので
これからもよろしくお願いします。
「じゃあ、私達のステータスから見せるわね。」
待ってましたー!
さて、現地人のステータスは如何ほどか。
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ミーア Lv.8
体力 160/160
魔力 280/280
物理攻撃力 17
物理防御力 16
魔法攻撃力 75
魔法防御力 35
俊敏 28
命中 45
回避 35
適正系統 赤(4) 黃(4) 茶(4) 黒(4)
称号
加護 【創造神の加護】
スキル(無) 魔力操作Lv.6 心器Lv.1
スキル(黃) 身体能力強化Lv.2 魔法攻撃強化Lv.3
スキル(茶) 錬成(薬品)Lv.1 錬成(金属)Lv.1 素材鑑定Lv.1
魔法 初級火魔法Lv.3 初級闇魔法Lv.2
初級雷魔法Lv.4 初級土魔法Lv.3
初級空間魔法Lv.2
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エリ― Lv.8
体力 170/170
魔力 270/270
物理攻撃力 20
物理防御力 22
魔法攻撃力 77
魔法防御力 30
俊敏 30
命中 41
回避 32
適正系統 赤(4) 青(4) 緑(4) 白(5)
称号
加護 【創造神の加護】
スキル(無) 魔力操作Lv.6 体術Lv.2 心器Lv.1
スキル(青) 体力自己回復Lv.3 魔力自己回復Lv.3
スキル(緑) 麻痺Lv.1 毒Lv.1
魔法 初級火魔法Lv.4 初級水魔法Lv.3
初級風魔法Lv.2 初級光魔法Lv.3
初級時空魔法Lv.2
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ふむ。ゴリゴリの魔法特化だな。
それに、俺らにはないスキルがいくつかある。
「前からちょっと気になってたんだが
回復魔法って青系統の治癒スキルのことなのか?」
「違うわ、治癒スキルと回復魔法は別物よ。
自分の体力や魔力を徐々に回復させるのが治癒スキル。
自分や他人の体力を一定値回復させるのが光魔法の回復。
似てるけど、効果は全く違うのよ。」
「なるほど...。」
治癒スキルはリジェネで、回復魔法はその名の通りって感じかな?
魔法で魔力は回復できないと。
まあ、当たり前か。
「じゃあ、次は俺達な。」
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ユート・カンザキ Lv.8
体力 210/210
魔力 190/190
物理攻撃力 34
物理防御力 16
魔法攻撃力 69
魔法防御力 19
俊敏 28
命中 51
回避 41
適正系統 銀(5) 赤(1) 青(1) 黃(1) 茶(1) 白(1) 黒(1)
称号 【■■■■】 【クズ】 【渡り人】
加護 【創造神の加護】
スキル(無) 万能言語Lv.- 算術Lv.1 魔力操作Lv.5 体術Lv.7
心器Lv.2(1/4) 魔弾Lv.4 爆轟弾Lv.1
・双銃
スキル(黃) 魔弾強化Lv.4 身体能力強化Lv.4 命中強化Lv.4
見切り強化Lv.1
スキル(赤) 魔力付与Lv.4 属性付与Lv.1
魔法 初級火魔法Lv.1 初級水魔法Lv.1
初級雷魔法Lv.1 初級土魔法Lv.1
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カケル・クミヤマ Lv.8
体力 290/290
魔力 120/120
物理攻撃力 44
物理防御力 30
魔法攻撃力 52
魔法防御力 19
俊敏 42
命中 21
回避 48
適正系統 金(5) 赤(1) 青(1) 黃(1) 緑(1) 白(1) 黒(1)
称号 【■■■■】 【クズ】 【渡り人】
加護 【創造神の加護】
スキル(無) 万能言語Lv.- 算術Lv.1 魔力操作Lv.5 剣術Lv.7
心器Lv.1(1/4)Lv.2 魔刃Lv.4 魔刃・焔Lv.1
・双刀
スキル(黃) 魔刃強化Lv.4 身体能力強化Lv.4
見切り強化Lv.4 防御強化Lv.1
スキル(赤) 魔力付与Lv.4 属性付与Lv.1
魔法 初級火魔法Lv.1 初級水魔法Lv.1
初級雷魔法Lv.1 初級風魔法Lv.1
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「変な称号と初めて見るスキルのオンパレードね...。」
「変なステータス...。」
確かに変なんだが、酷い言い様だな...。
「てっきり、ステータスを見れば、
二人の強さの謎がわかると思ったけど、
余計に分からなくなったわ。」
そんな事言われてもなぁ。
俺達にもわからないんだが。
「それに、心器スキル四つも使えるのね。それも珍しいわ。」
「え? ああ!その数字ってそういうことか!」
ってことは、あと三つも武器を具現化出来るのか!
素晴らしい!神様ありがとうございます!
翔も膝をついて神様に感謝の祈りを捧げている。
「普通の人は喜ばないんだけどねぇ...。」
「ステータスも変だけど、二人自身も変。」
なんとでも言うがいいさっ!
早く、二つ目の心器を考えねば!
あぁ、夢が膨らむっ!
そんなバカ二人を呆れた顔で見つめる彼女たちであった。
「さて、ステータスも確認したことだし、
今後、どうするか決めていかないとね。」
そうだなぁ。ダンジョンに行きたい気持ちもあるが
もう少しレベルを上げてから挑戦したいな。
「この街の近くにダンジョンってあるのか?」
「ええ、あるわよ。初級が三つと中級が二つ、後は超級が一つね。」
おぉ、結構あるんだな。
しかし、上級はないのか...。
「とりあえずは、しばらく森でレベル上げで良いんじゃないか?
ギルドの調査結果次第じゃ、まだ中鬼もいるかも知れないしな。
中鬼を狩りまくれば、かなりレベルが上がりそうだし。」
「狩りまくればって...。この前あんなに苦労したじゃない。」
「まあ、そうなんだけど...。
この前よりレベルも上がったし、
今度はちゃんと作戦を考えて挑めば楽に倒せると思うぞ?」
「で? その作戦って?」
「エリーとミーアが魔法で怯ませ、俺が爆轟弾を打ち込む、
そして最後に、翔がとどめを刺す!」
「この前とまるっきり一緒じゃない...。」
「あれは、成り行き任せって感じだったけど
今度は最初からその気で動けば、手早く楽に倒せるさ。」
「だと良いんだけど...。」
「うん、不安。」
ミーアめ...。大人しくしてたと思ったら
最後だけエリーに同調しやがって。
「まあ良いんじゃないか?
どうせ小鬼狩ってたら嫌でも出てきそうだしな!」
翔が珍しくまともなフォローをしてくれた。
「まあいいわ。危なくなったら今度こそ逃げるからね!」
「は〜い。」
エリーは慎重だなぁ。
そのくせ、魔法特化の二人組で森に行って、
魔力切れで死にそうになってるからな。
理不尽に怒られそうだから言わないけど...。
次の日、俺達はギルドで調査結果を聞いてから森に向かった。
ギルドによると、集落はいくつかあったが
大規模なものではなく、せいぜい中鬼と小鬼がいくらかいるだけとのことだ。
まあ、初心者にとっちゃ中鬼がいくらかいるだけでも絶望ものなんだけど...。
大規模の集落になると、大鬼や、中鬼がうじゃうじゃいるらしい。
その時は、Bランク以上の冒険者に指名依頼を出すんだとか。
今回はそこまで至ってないので、Eランクへの注意喚起と
Dランク以上の冒険者を対象に中鬼討伐依頼が出された。
そんなこんなで森にやってきたわけだが、
今日はレベル上げ以外にもちょっとやりたいことがある。
そう、それは...
二つ目の心器のお披露目じゃーい!
昨日夜遅くまで、翔と考えました。
朝眠そうな顔で起きてきたらエリーに理由を聞かれ、
呆れられました。
そんなことはどうでもいいんだ。
まだイメージを固めただけでスキルを使っていない。
というわけで、早速使ってみよう。
翔も早くやりたそうな顔をしているし。
「じゃあやるか。」
「おう!」
「「心器!!」」
「翔は見たらわかるけど、ユートは...、なにそれ...。」
エリ―が変なものを見るような目で聞いてきた。
俺が具現化したのは、爪の様なものがついた手甲的なものと
これまた爪の様なものがついた足甲的なものだ。
どちらも、双銃と一緒で黒に幾何学模様が入っている。
これはもうデフォなんですかね?
「これはな、この爪を使って攻撃し、更には雷属性の魔力を纏うことで、
雷の様な高速移動を可能とする武器だ!(願望)」
「あっそう...。」
冷めた目で、エリーが言った。
女の子には、このかっこよさが分からないんだな。
「俺のはだな、大盾と小太刀だ!風属性の魔力を纏って
小太刀の間合いを広げたり、風の防壁を作りだす!(願望)。」
「......。」
せめてなんか言えよミーア...。
翔は大盾と小太刀か。これもかっこいいなぁ。
やっぱり翔のも黒に幾何学模様か。
なんか意味があるのだろうか。
「今日は、これメインで戦う。
中鬼が出たら双銃に変えるから、安心してくれたまえ。」
「もう、何でもいいわ...。」
「早く行こ。時間の無駄。」
いつも以上に女子二人が辛辣だなぁ...。
俺と翔は、スタスタと先をいく二人の後を
とぼとぼ付いていくのであった。
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